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債券の時価評価額について
「平均残存期間4年の債券を1000億円持っている銀行があります。 4年債利回りが1.2%から2.2%へ上がれば時価評価額はどの程度減る?」 という質問があり、答えは40億円でした。 利回りが1.0%上がるので時価評価額も上がると思うのですが、何故利回りが上がると債券の時価評価額は下がるのでしょうか?
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たとえばあなたの友人が利回りが年率1%の債券を10万円分持っているとします。 現在の利回りは年率2%です。あなたはどちらが得だと思いますか? 1. 友人から利回り1%の債券10万円分を10万円で購入する。 2. 利回り2%の債券10万円分を10万円で購入する。 同じお金を出すなら、利回りが良い債券を買いたいですよね。 問題はそれでは利回りの低い債券をどの程度の値段で購入したら、 利回りの高い債券と同じリターンが得られるかです。 その計算のためには債券の残存期間の数字も必要になります。 教科書を見ればもっと詳しい解説が書いてあるはずです。 利回りの低い債券は利回りが高い債券よりもリターンが低いので その分だけ値段を下げないと市場で売れない。 単にこれだけのことです。
お礼
ありがとうございました。 単純に考えてみればわかることですよね。 保有している債券自体の利回りが変動するのかと勘違いしていました。