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新電力会社の料金設定について
- 関西電力管内の鋳造業者がPPSへ見積もりを依頼したところ、電気料金が3%程度安くなると回答があったが納得できない。
- 関西電力の値上げに合わせてPPSも同様に価格改定するが、その理由が分からない。
- 電力自由化が企業競争の場であると思っていたため、PPSの値上げに疑問を持っている。
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質問者が選んだベストアンサー
自由競争では価格は原価ではなく、需要と供給できまります。 PPSは関西電力に比べて供給力(発電)が小さいため、需要が多いと対応できません。 いまは1円でも安い電気を求める顧客が多いので、関西電力より3%安ければ、充分な顧客を確保できるという判断です。 あまり安くすると、受注を断ることが多くなります。 PPSが自前の供給力を超えて顧客に供給しなければならない事態になった場合、関西電力に足りない分を代わりに供給してもらうことになります。これを振替供給といいますが、その単価は非常に高いため、販売価格より仕入れ価格が高くなり、PPSは赤字になってしまいます。 このようなことを避けるためにも顧客をあまり増やすことができません。 このため、価格をあまり安くすることはできません。 関西電力の供給シェアが大きいため、市場における価格決定権は関西電力にあるということです。
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- ytrewq
- ベストアンサー率28% (103/357)
自由競争では価格は原価ではなく、需要と供給できまります。 PPSは関西電力に比べて供給力(発電)が小さいため、需要が多いと対応できません。 いまは1円でも安い電気を求める顧客が多いので、関西電力より3%安ければ、充分な顧客を確保できるという判断です。 あまり安くすると、受注を断ることが多くなります。 PPSが自前の供給力を超えて顧客に供給しなければならない事態になった場合、関西電力に足りない分を代わりに供給してもらうことになります。これを振替供給といいますが、その単価は非常に高いため、販売価格より仕入れ価格が高くなり、PPSは赤字になってしまいます。 このようなことを避けるためにも顧客をあまり増やすことができません。 このため、価格をあまり安くすることはできません。 関西電力の供給シェアが大きいため、市場における価格決定権は関西電力にあるということです。
- poohhoop
- ベストアンサー率52% (121/229)
PPSの多くは地元の電力会社からほとんどの電気を買って顧客に売っています。 地元電力会社から買った電気に自己調達した電気を混ぜて売っているのです。 地元の電力会社が値上げすれば、仕入れ価格が上がり、当然販売価格も上がるのです。
お礼
回答ありがとうございます 地元の電力会社からの仕入れ値は、大口にて1-2割程 一般が自由化後で3-4割程らしいです。 ですから1-2%UPにしか計算上ならないのですが10%というところに引っかかっていました。
- ahoo_chieokure
- ベストアンサー率52% (34/65)
電力自由化による規制緩和の悪い面が出ていると思われます。 インフラを自由化してよいほど成熟した社会環境ではなかったということでしょう。 電力会社(一般電気事業者)は電気料金を上げるときは経産大臣の認可がいるけど、 こっちも自由化されたらもっと電気代が上がっていくでしょう。 お隣の韓国のように国策として縛らないと電気代は安くならないのではないでしょうか。
お礼
回答ありがとうございます 送電線等が絡み事実上独占に近い状態ですもんね やはり国が動いてくれなければどうしようもないですよね…
- stardelta
- ベストアンサー率25% (293/1135)
鋳造業でも同じでしょう。商売の原理です。
お礼
回答ありがとうございます。 商売の原理は解るのですが、企業努力あってのものだと思うので。 関電からは努力の姿勢が感じられません。
お礼
回答ありがとうございます。 解りやすい説明で納得しました。振替供給というものがあるんですね。 自社としても文句は言いつつも3%安い方で手を打ちます。 関西電力の供給シェアが大きいため、市場における価格決定権は関西電力にあるということです。 > この質問をした後PPS関連会社から、関電との契約によりあまり安く設定出来ないと説明を受けました。 結局は大手次第ということですね。 寡占状態なのにインフラだから独禁法には触れないし、発送電分離すれば前進するんですかね。