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フィギュア男子シングルの最大点数
- 現行ルールで男子シングルの最大点数(満点)を計算してみました。
- SP/FSの合計点は、434.86点になりました。これで合っていますか? 内訳は、SPが136.49点、FSが298.37点です。
- ルールの解釈が分かりにくいので、詳しい方に確認をお願いします。また、規定上可能な構成として4+4は跳べないと思われます。
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詳しくないですよ。頭でっかちなだけです。 >SPの4Lzは17.96ですよね? その通りです。 >セカンドジャンプにLz/Fを付けるのが無理なのは納得です。が、左右両方跳べることまで想定しています。スピードがあれば右足でランディング後少し時間をおき、逆回転で跳びます。もちろんSEQにならないように。 そもそも、回転方向の違う2つのジャンプを連続して行ってもルールにない以上コンビネーションとは認定はされません。 フィギュアスケートの常識として、コンビネーションの第2、第3ジャンプはトウループジャンプかループジャンプとされており、また、回転方向も同一方向というのが常識です。 ルールに禁止事項として記載がないからやっていいという訳ではなく、明確化されていない事は認定されません。 今後回転方向の違う2つのジャンプを連続して行う事が出来る選手が現れ、その選手の所属する国のスケート連盟からコンビネーションとして認定してもらえるようにルール改定を働きかければ、実現するかもしれませんが、全てのジャンプの着氷がアウトエッジなのを考えれば、インエッジの踏み切りであるフリップはコンビネーションとして認められないのではないかと思いますので、この点でもルール改定が必要になります。 また、逆回転のジャンプという事で、セカンドジャンプとして付けられるのはルッツのみになりますが、(サルコウもインエッジの踏み切りの為)しかし、何となくルッツと言うには個人的には疑問があります。 ルッツは、踏み切りの時に描くカーブと逆の方向に向かって回転するカウンタージャンプですが、長い助走が特徴のジャンプという気がします。 短いランディングを利用した逆回転のカウンタージャンプとなるのならば、新設ジャンプとしてコンビネーションのみで使用するジャンプとして新しい種類のジャンプと考える方がしっくりきます。 但し、着氷した足のみで逆回転のジャンプを跳ぶ事が可能かどうかは分かりません。 個人的には不可能な気がします。 ちなみにですが、08-09シーズンの小塚選手のEX『ラストダンスは私に』で3Sと逆回転の2Sのコンビネーションジャンプを跳んでいます。 左足で踏み切り普通の3Sを跳び、右足で着氷し、ターン(多分着氷のフリーレッグである左足を氷について軸にしてターンすることで逆回転のプレローテーションの動力源にしているのだと…)して回転を逆回転にし、右足で踏み切る逆回転の2Sを跳んでいます。 このように、着氷のフリーレッグを氷について逆回転の助けにしたり、ターンやステップを挟まないと多分逆回転セカンドジャンプは不可能なのではないかと思います。 >また最近の選手は3Lz-1Lo-3Sを跳びますが、これはSEQでなくコンビネーションジャンプとして認定されていますね。ハーフループ?が1Loになるようですが、1Loの回転が増えて3Loになった場合は認定されないんでしょうか? ハーフループでつなぐシークエンスはコンビネーションとして扱うとルール改定し、明確化されたのでコンビネーションとされているのです。 ハーフループはループジャンプと同じ踏み切りですが、着氷は踏み切りとは逆の足で着氷します。 シークエンスの中でエッジを換えてサルコウかフリップを跳ぶためにハーフループを用いますが、ルール上シークエンス内では1Loとして扱うと変更された、いわゆるその他のジャンプとして扱われていたジャンプです。 また、ルール上コンビネーション・シークエンス内では最後のジャンプを除いてどちらの足で着氷しても良いとされているので、現行のルール上ではセカンドジャンプに踏み切り足と反対の足で着氷する3Loを跳んだとしても単なる逆足で着氷したジャンプとみなされると思います。 また、全てのジャンプの着氷はバックアウトエッジの為、最後に3Sを付けたとしてもインエッジでの踏み切りのサルコウはコンビネーションとは認定されない事になります。 但し、簡単に逆足での着氷と言いますが、実際はジャンプで回転するために体を締めなければならず、踏み切り足が軸となりますから回転数が3回転ともなると軸足以外を着氷足とするのはかなり難しいのではないかと思います。
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- rinntyei
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現行のルールでは、質問者様の演技構成はダメですね。 あらかじめ言っておきますが、すごく長い回答になりますがお許しを…。 まずショートプログラムについてから説明します。 現行のルールではショートプログラムのシニア男子の要素要求は以下のようになっています。 ジャンプ 1、ダブルまたはトリプルのアクセルジャンプ 2、トリプルまたはクワドラプルのジャンプ (ステップまたはそれと同等の他のスケーティング動作からただちに行う) 3、コンビネーションジャンプ (ダブルとトリプル、2つのトリプル、クワドラプルとダブル又はトリプル) スピンは 1、フライングスピン(単一姿勢のスピンとは異なる着氷姿勢のフライングスピン) 2、単一姿勢のスピン(1回のみ足換えありのキャメルスピンまたはシットスピン) 3、1回のみ足換えありのスピン・コンビネーション そしてステップです。 ですから、1に当たる単独のアクセルジャンプは4回転は不可です。 そして、コンビネーションジャンプの第2ジャンプはトウループかループしか不可能なので第2ジャンプにフリップジャンプも無理です。 おそらく最高得点になるだろう演技構成は以下の通りです。 ショートプログラム構成 3アクセル 足換えシットスピン フライングキャメルスピン 4アクセル+3ループ(後半) 4ルッツ(後半) ステップシークエンス 足換えコンビネーションスピン 得点詳細 ジャンプ 53.74点 3A 11.50(8.50+GOE3.00) 4A+3Lo 25.71(22.11+GOE3.60) 4Lz 16.53(14.96+GOE3.00) ジャンプ以外のエレメンツ 20.20点 CSSp4 4.50(3.00+GOE1.50) FCSp4 4.70(3.20+GOE1.50) StSq4 6.00(3.90+GOE2.10) CCoSp3p4 5.00(3.50+GOE1.50) 技術点 73.94点 演技構成点 50.00点 SP得点 123.94点 ジャンプは後半に得点が1.1倍されますが、3つ全てのジャンプを後半に持って行くと演技構成点の『振付・構成』が10点満点はありえなくなるので、一番得点の低い3Aを前半に持っていきます。 次に、フリースケーティングです。 ルールは長くなるので、割愛します。 質問者様の挙げた3Lz-3Lo-4Sは、第3ジャンプがサルコウなので、コンビネーションとしては不可能ですね。 シークエンスだとすると、ジャンプをつなぐループジャンプはシングルループになります。 また、4Aが2回なので1つをコンビネーションにしないと、2回目の4Aが7割の基礎点になり、コンビネーション扱いになり、3回目に行ったコンビネーションがキックアウトされて0点になります。 フリーのおそらく最高得点になるだろう演技構成は以下になります。 フリースケーティング構成 3アクセル 3ルッツ 足換えキャメルスピン ステップシークエンス フライング足換えコンビネーションスピン 4アクセル+4ループ(後半) 4ルッツ+4トウループ(後半) 4アクセル(後半) 4ルッツ(後半) コレオグラフィックシークエンス 4フリップ+3トウループ+3ループ(後半) 4サルコウ(後半) 足換えコンビネーションスピン 得点詳細 ジャンプ 162.35点 3A 11.50(8.50+GOE3.00) 3Lz 9.00(6.00+GOE3.00) 4A+4Lo 33.30(29.70+GOE3.60) 4Lz+4T 29.29(26.29+GOE3.00) 4A 20.10(16.50+GOE3.60) 4Lz 17.96(14.96+GOE3.00) 4F+3T+3Lo 26.65(23.65+GOE3.00) 4S 14.55(11.55+GOE3.00) ジャンプ以外のエレメンツ 24.80点 CCSP4 4.70(3.20+GOE1.50) StSq4 6.00(3.90+GOE2.10) FCCoSp3p4 5.00(3.50+GOE1.50) ChSq1 4.10(2.00+GOE2.10) CCoSp3p4 5.00(3.50+GOE1.50) 技術点 187.15点 演技構成点 100.00点 FS得点 287.15点 フリースケーティングのジャンプも後半に得点が1.1倍されますが、8つ全てのジャンプを後半に持って行くと演技構成点の『振付・構成』が10点満点はありえなくなるので、得点の低い3Aと3Lzを前半に持っていきます。(本当なら、もう1つぐらい前半に持っていかないと構成のバランスが悪いとみなされるのかもしれませんが、今回は考えない事にします) と、いう事で、 SP得点 123.94点 FS得点 287.15点 総合得点 411.09点 が、現行のルールと、得点がある4アクセルまでを使って考えられる最高得点の演技構成だと思います…多分…。 まぁ、バランスとか全く考えず、ジャンプを全て後半で計算すればSPは0.85点プラスされ、FSは1.45点プラス合計で2.30点プラスされます。 現在の人間の身体能力では不可能なプログラムだと思いますが…。
お礼
ありがとうございます。自分の過去の質問の中で何か初めて詳しい方に回答を貰えた気分です。 初回質問時の技術的に実現可能かどうかは一切無視して、ルール上許される構成(あくまで理論上の最高点)というニュアンスの文章を書くのを忘れてしまいました。現実離れした話で申し訳ありません。 自分もまたまた計算ミスに気づき恥ずかしい限り(3Aの後半は12.35でした)ですが、 SPの4Lzは17.96ですよね? SPで時たま3種類のジャンプを後半にすべてもってくる選手がいますが、PCSどうなんですかね。1.1倍のほうが得点への影響大と見てるのだと判断しましたが。 SPの3Aの単独は必須ですね。説明でよく分りました。 単独4A2回NGの説明分りました。それでは4Loを付けましょう。 セカンドジャンプにLz/Fを付けるのが無理なのは納得です。が、左右両方跳べることまで想定しています。スピードがあれば右足でランディング後少し時間をおき、逆回転で跳びます。もちろんSEQにならないように。 また最近の選手は3Lz-1Lo-3Sを跳びますが、これはSEQでなくコンビネーションジャンプとして認定されていますね。ハーフループ?が1Loになるようですが、1Loの回転が増えて3Loになった場合は認定されないんでしょうか?
お礼
実施してもいい演技構成よくわかりました。 それでジャンプ後半構成の件は無視して再計算すると SP 126.22 FS 288.6 合計414.82点が現行ルールの上限(最大点数)ですね。 ありがとうございました。 たった0.2点の些細なことなんですが、SPのFLSp4 3.2点は反則なんですかね。んー CCSp4 FLSp4 StSq4 CCoSp4
補足
詳しく教えていただき有難うございました。12/29