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有料でのコード譜作りは違法?
- 有料でのコード譜作りは違法なのか疑問に思っている人も多いです。
- バンドの友人から副業でコード譜作りを持ちかけられたが、違法ではないか心配している。
- コード譜作りの料金設定や法的な問題について詳しく知りたい。
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質問者が選んだベストアンサー
コード譜づくり、とおっしゃってますけど「採譜」ですね。五線にしないだけで、同じことでしょう。 たとえばアイヌの祭歌を聞いて、それを五線に書き写したりしても、それは単なる研究ですので問題はありません。 幼児が意味不明の歌詞で歌っていることを五線にして、それを演奏してYoutubeなんかに発表するのもなんでもないことです。 同じように、楽譜の読み書きができない友達が自分のものとして歌った歌を採譜するのも問題にはなりません。 しかし、版権があって出版されている楽譜があるのに、その音楽の聴き取りで楽譜を作って発表したら問題でしょう。 それはおわかりですね。ヤミの商品を作ったことになり、楽譜の販売への営業妨害になるからです。 出版されているかどうかはわからない、旬の流行音楽にたいしてそれをやったとしても、抗議を受ける危険性は高いと思います。 この話は微妙なところがあって、それを知らなければ版権者は訴えることはありません。 知っていても、訴えるまではしない、と考える人もいます。曲が広まるほうをよしと考える場合があるからです。 だから、常に抗議を受けるとか、絶対大丈夫だとかは言えません。 要するに、民事なんです。刑事のように、それに抵触したものは誰であれ有罪になるというモノではありません。 とはいえ、そういう話では、質問者様は納得されないと思いますので、実例を出しましょう。 以前、ストラヴィンスキーというひと、というか誰でも知っているあの大作曲家がいましたね。春の祭典です。 この人が、誰かの誕生日の祝典音楽を要請され、例の「ハッピーバースデイツーユー」というものを自分のオーケストレーションに編曲して演奏会で発表しました。 ところが、この有名な音楽は別に民謡でもなんでもなく、作曲者がいまして、版権の問題が発生したのです。 相手が相手ですから、どうかすると、この誕生日ソングがストラヴィンスキー作曲音楽とみなされたら心外だからです。 プルチネルラ、だとか妖精のささやき、なんていう音楽は当時すでにストラヴィンスキー作曲音楽と皆が思っていた時代ですから。 まあストラヴィンスキー死後40年以上たってますし、その版権も個人の著作権レベルではもう消失していますので、今誰かがやっても問題ありません。 ストラヴィンスキー在世中でも、「妖精のささやき」の原曲作曲者のチャイコフスキーは死んで50年以上たってましたから問題にはならなかったということです。 今も生きていることで一番有名で、あちこちで問題を起こす音楽があります。 ディズニーです。 「星に願いを」だとか「いつか王子様が」なんて誰でも知っているし、共有の音楽だと思いますよね。 これを勝手に自分の開発したゲームの音楽なんかにしたら、即訴えられます。 著作権はディズニーが保留しているからです。 私はIT系の人間ですけど、かつて電話のシステムで保留メロディにディズニーを使おうとして発表時にえらい騒ぎになったのを見ています。 もしどこかでその音楽がMIDIだとかにしたものが発表されてダウンロード可能になっていたら、それを携帯に落として着メロにしたりすることは自由です。 そのMIDIの作成者が、ディズニーにライセンス契約をして支払をしていると思われるからです。 つまり、ディズニーが使用目的を把握し納得した場合に許可を与えると言う形になります。 実例はそんなところで。 まあ、今世の中に出回っているホットな音楽の場合は、勝手に採譜しないのが身のためだと思います。 作曲者が死後50年以上たっているなら大丈夫ですけど、イギリスなんかは70年ですので、注意に越したことはありません。 可能であれば、作曲者にメールを出して、こういうことをやってますけどいいでしょうか、とお伺いをしたほうがいいと思います。
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- eroero4649
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クラシックのような著作権フリーなものは大丈夫でしょう。J-POPのような著作権があるやつは、JASRACにお金を払う必要があるんじゃないですかね。バンドやってる友人から聞きましたが、ライブハウスでカバーをするときも使用料を払うといってましたからね。 いくら払う必要があるかは、JASRACに問合せたほうが早いでしょう。
お礼
そう言うことなのですね。 カバーやコピーの多い、ライブハウスも同じことでしたか!
お礼
なるほど、よくわかりました。 既に色々なあることもわかりましたが、Jasracへのお伺い含め、きちんと版権の部分はやられているのでしょうね。 おもしろうだなぁ、と思っていたのですが諦めます。