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鉄(Fe)や銅(Cu)などの色について
中学2年です。 えっと、タイトル通りなのですが、以下のものを教えてください。 鉄、銀、銅の色とこれら3つがそれぞれ酸化した時の色、また、これら3つが硫黄と化合した時の色、最後にこれら3つが塩素と化合した時の色、それぞれ教えてください。 自分で調べてみたのですが、よくわかりませんでした…… 友達に銀は何色かという質問をされたので、銀色と答えると違うわと笑われてしまいました……その子いわく白らしいのですが、それは本当ですか!?? 近いうちに定期テストがあるので急いでいます。 よろしくお願いします。
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先に、銀の色のほうをいいますね。昔の日本では、銀は「しろがね」(白銀)と言っていたので、「金属の中では白い部類」というイメージがあった、というだけなのです。 たしかに、金属光沢(メタリック)以外に色の特徴がないので、そういう意味では「単なるメタリック」なんですけどね。そういうそれ以上の「色」がないのも「白銀」と言われた理由かもしれません。 さて、ここからが化学。 鉄が酸化したものはサビですが、赤サビと黒サビがあるので、答えは1つではありません。 銀が酸化すると、銀食器や銀アクセサリーのように黒くなります。 銅が酸化したものは、ちょっとややこしくて、黒になったあと、10円玉でときどきみる緑のやつ(緑青)もあるので、これも答えは1つではありません。 などなど、結構、いろいろな色になるので、「酸化○」「硫化○」「塩化○」とそれぞれの金属で検索してみたほうが、自分の目で見た目がわかっていいと思いますよ。 酸化 OR 硫化 OR 塩化 鉄 OR 銀 OR 銅 - Google 検索 http://www.google.co.jp/search?q=%E9%85%B8%E5%8C%96+OR+%E7%A1%AB%E5%8C%96+OR+%E5%A1%A9%E5%8C%96+%E9%89%84+OR+%E9%8A%80+OR+%E9%8A%85 酸化鉄でも (II) とか (III) とかあるのが、赤サビだったり黒サビだったりという、酸素の数で大違いの物質になる、という区別をしている例です。
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- phosphole
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後半について、私の考えです。 銀(表面が酸化されてないやつ)の色を聞かれたら、銀色(あるいは銀白色)と答えるのが普通ではないでしょうか。銀にかぎらず表面が酸化されていない綺麗な金属の特徴は、キラキラとした金属光沢を示すことです。なんで光沢を示すのか?ということは結構高尚な物理の問題ですので置いておくとして、単に”白色”と答えたのでは金属光沢という特徴を無視した回答に思えます。 銀色、金色という言葉があるのは、単に”白”や”黄色or黄橙色”というのとは違った特徴ある色だからです。英語でも、"metallic ~"といった光沢を持った色合いを表す言葉があります。 あなたのお友達は、金属光沢について”白色”でどう説明するつもりなのか、逆に質問してみてはどうですか? 紙の白との違いをうまく説明できますか? 前半のご質問は確かに面倒な問題で、質問者さんがよくわからなかったのも無理はありません。 これらの金属の酸化物・硫化物・塩化物は、金属の価数(中の金属イオンの電荷)に応じて様々な物があり、外見(粉か塊か、何色か、など)も違ってきます。 うまくまとめて示してくれるサイトが見つけられなかったので、ウィキペディアで丁寧に”酸化鉄”や”硫化鉄”、”塩化鉄”といったキーワードで検索していく方が良さそうです。写真がなければ、ウィキペディアの左側に”English"というリンクがあるので、そちらを開いて英語版を見ると写真はたいてい載っています。
お礼
写真のあるところなどの説明までしてくださり、本当にありがとうございました。 また機会があればよろしくお願いします。
お礼
こんなにも詳しく回答していただけると思っておりませんでした。 よくわかりました、本当にありがとうございます!! また機会があればその時はよろしくお願いします!