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硫黄+鉄→硫化鉄の実験
硫黄と鉄の化合の実験をするとき、 熱した時の変化を調べるために 「熱したもの(硫化鉄」と「熱していないもの(硫黄と鉄の混合物」の両方に塩酸を加えますよね。 この時、硫化鉄は「硫化水素」が発生しますよね では、ただの硫黄と鉄の混合物に塩酸をかけたときは、鉄は鉄の性質のまま残っているのですから、普通に水素が発生するんでしょうか?
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- sak_sak
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回答No.2
中学生ですか? 混合物の方の反応については、中学の教科書には明記されていないことが多いようですが、 mintoruさんの言われる通り水素が発生します。 硫黄は反応せず残ります。
noname#62864
回答No.1
そのとおりです。 鉄に塩酸を加えたときにH2が発生するのは、H+が還元されてH2になるからです。そのときに鉄はFe2+またはFe3+に酸化されます。 しかし、硫化鉄の中の鉄はすでにFe2+へと酸化されていますので、H+を還元する能力を持っていませんので、H2は発生しないということです。ただし、鉄に塩酸を加えた場合と同様に、FeCl2は生じます。 鉄の場合の反応が酸化還元反応であるのに対して、硫化鉄との反応は酸化還元反応ではなく、弱酸の塩である硫化鉄に強酸である塩酸を加えたために、強酸の塩であるFeCl2と弱酸であるH2Sが発生したということになります。