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高校2年の世界史、法治主義についての質問です。

⚫︎儒学の荀子は性悪説を主張し法治主義による政治を説いています。 ⚫︎法家も法治主義。 ⚫︎その後始皇帝は儒学の法治主義では広大な中国全土を支配することが出来ないと法家の法家思想を徹底するために李斯の意見をとりいれて儒学者を弾圧した。 ⚫︎と、授業で習ったのですが、2つの法治主義は違うものなのですか?

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回答No.1

荀子は儒家に分類されます。 その弟子の韓非子や李斯が「法家」になります。 荀子の思想は礼治主義とも言われるもので、生誕後の教育こそが人格形成の根本であるというモノです。 法家は其処も飛び越して、人間の上に「法」を掲げる思想です。 つまり荀子は人間は「礼」を教えなければならないと説いたのであって、法家とは微妙に違います。 法家は更に其の先に思想を進め、人道に悖る人間だろうが何だろうが、“強制力”を伴う「法」こそが社会コントロール上に於いて至上であるというモノです。

hahakatasama
質問者

お礼

わかりやすい回答をいただき誠にありがとうございました。今月試験があり、悩んでいたので大変助かりました。