法務局のHPをくまなく見て、相続による所有権移転登記の申請書のひな型を見てみましょう。
要求される文書などが記載されるわけですから、それを見て同じようにそろえられるかどうかでご自身でできると思えたら頑張ってみたらいかがではないですかね。
あとは、法務局は平日の日中しかやっていませんし、素人新制の相談まで含めると何回も行く覚悟をしましょう。
私は、税理士事務所勤務で多少の知識は持っていましたが、特別な登記に勉強はしませんでした。インターネットで調べ、法務局で相談して手続きを行いましたが、何とかなりましたね。
ただ、相続人全員の戸籍謄本や印鑑証明書、実印の押印などの協力は必須です。さらにお父様の戸籍謄本を出生まで取得する必要がありますので、これも平日の日中にやる必要があるため、結構大変な作業だと思います。
素人でできるかではなく、あなたにできるかが重要なのです。
素人というのは、プロ以外を言いますし、ピンきりだと思います。事務を転職と考える素人であれば、辛さは半減しますし、事務手続きを嫌う人にとってはつらさは倍増するものです。
現在司法書士事務所へアルバイトで入所した私ですが、素人でも簡単だと思うことであっても、多くの人が司法書士に依頼しています。これは、不動産という大きな大切な財産で間違いがあってはいけないこと、平日しかやっていない法務局への手続きに時間を割くことができない、時間を割くにしても何度も面倒だということなどから依頼されるのでしょう。
不動産登記では、登録免許税という費用が掛かります。相続を理由にすれば税率は低いですが、お金にすぐに変えられない不動産の名義変更で費用が掛かるということは、自分の財布からお金を出さなければなりません。不動産が思っている以上に高い評価ですと登録免許税も高額かもしれません。
司法書士を使えば、同じ登録免許税に報酬を加算して支払う必要があります。安心できる反面費用が掛かるということです。
多くの場合専門家が行う手続きです。一口に素人ができるかどうかなんて答えられませんよ。
お礼
早速のご回答ありがとうございました。