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機械系学科で化学・計測を研究していた学生の需要

どれくらいありますか? 私は某国立大学の機械系学科の4年生です。 春に熱・流体系の研究室に配属されたのですが、諸事情あって化学溶液の特性や特殊な計測技術に関連した研究(特定が怖いのであまり詳しくは書きません)をしており、来春からは今在籍している大学の大学院に進学し、今の研究を継続することになっています。 現在自分が取り組んでいる研究の内容自体はとても面白いと思ってはいるのですが、だからといって、それに関連した仕事で一生飯を食っていきたい、とは到底思えません。 しかし、私の研究室や他の研究室の卒業生・修了生の就職先を見るに、ある程度研究内容と就職先には関係があるように思えます。 そのため、最近になって 「化学や特殊計測の知識には、果たして自分が就職したいような企業からの需要があるのか」 「自分のようなニッチな研究をしていた人間に自分が就職したいような企業からの需要はあるのか」 「今楽しくても後で苦労しないだろうか」 などといった不安を抱くようになりました。 私は昔から自動車や航空機や鉄道が好きだったので、できることならば将来はそういったものに関連する仕事(特に研究職、設計開発職)に就きたいと考えているのですが、この半年ほどの間ずっと、指導教員からうかがっていた話の内容の限りでは、私の今の研究テーマとそれらの結びつきが今一つ見えてきません。 また、私と同じ指導教員の元で研究をされていて、昨年院を修了された先輩2名はそれぞれ、プラントエンジニアリングのメーカー・計測機器のメーカーに入社されたそうなのですが、それを聞いてますます、将来への不安が募るようになってしまいました。 そこで質問なのですが、 自分の卒論・修論での研究テーマと全く関係のない業界に就職しようとすると、やはり多少なりとも不利が生じますか? それとも就職の際、大学でやっていた研究の内容自体は全く考慮されませんか? また、もし万が一、億が一博士に進学するようなこと(以前、暗に指導教員からそれをぼんやりとほのめかされました)があれば、一生今の研究分野に関連した仕事で飯を食っていくことになってしまいますよね? 以上、稚拙な内容かもしれませんが、回答していただければ幸いです。 よろしくお願いします。

みんなの回答

  • snaporaz
  • ベストアンサー率40% (939/2342)
回答No.3

「自動車や航空機や鉄道」の業界って、自動車はともかく航空機や鉄道って日本では「サービス業」扱いですよね。 機体や車体は外注するわけです。その先には三菱重工に代表される重厚長大系の企業があります。 プラントも大型の機械・装置の組合せです。発電施設にはジェットエンジンの機構を使っていたりします。その発注先も上記です。 一方で自動車はある意味「家電」化しようとしています。 いろんな業界はいろんなところでつながっています。間口の広い重工系をイメージしながら好きな研究を続けていくと、職業に関する認識もまた変わってくるでしょう。 ニッチと言いつつ汎用性は高い分野なのだから、学部生の今から就職に神経質になって行きたい「業界」「企業」を固めてしまわなくてもいいのでは。

  • tanuki4u
  • ベストアンサー率33% (2764/8360)
回答No.2

身も蓋もないはなし 大学には A 職業訓練校としての大学 B 能力証明としての大学 この二つがある(まぁ途中にファジーな大学もあるが) Bの典型例が東大。 博士まで行った連中は基本的には学部・修士・博士でやったことをやり続けている。 なんせ、教授になっている人間が多いから。やりたいことをやるために教授になるのですから。 学士・修士で就職するとその後はいろいろ。企業の方針とでイロイロ。 とりあえず、そっち方面に配置されるが、あとは本人の「根性」しだい。 大学時代と違う畑で博士号を取って、教授になっている奴もいる。 能力期待という意味では 「それとも就職の際、大学でやっていた研究の内容自体は全く考慮されませんか?」されないというより、 『会社では、○○させてもらえます?』と要望して入社する奴もいる。 とりあえず、学習能力はある(はずだ)というので採用されるものですから。 ※ 思うと、結構人事系も多い。技術系社員を毎年大量に採用するような企業では、理系出身者が理系採用専門になる場合もあるようです。 Aは、よくわからんが職業訓練校というか専門学校というか、即戦力期待だろうから 「それとも就職の際、大学でやっていた研究の内容自体は全く考慮されませんか?」 技能があるかどうかで判断されるんじゃないの? 閑話休題 機械系で化学反応云々 っていうと http://www.ysklab.iis.u-tokyo.ac.jp/index.html このへんやろかな。 30年前だと 乱流の先生がいた。 閑話休題その2 自動車で言うと、内熱機関がそのへんやね 上の乱流の先生も、内熱機関系の先生で、「ブレードが・・・」とか、ターボの話をしていたように思う。 閑話休題その3 プラントエンジニアというと、化学工学の本流だなぁ 作家、林真理子の旦那が早稲田の理工で化学工学。 ※ それで下流の宴での設定が早稲田理工なのかなぁ。 閑話休題その4 映画 大脱走でスティーブ・マックイーンが「大学では何をやっていたんだ?」と聞かれて「Chemical Engineering」と答えているのだが、吹き替え版では「化学」となっていた。

回答No.1

あなた様の現在のお仕事は古くは「化学工学」だった(いや今でもあるけど)と思います。 この分野は常に「引っ張りだこ」です、学生の人気がないし「古過ぎる」という誤解がある。 だが有機合成屋だった私には非常に羨ましかった、私は流体が大好きだが数学的解析が大の苦手、 偏微分方程式が解けないから。 あなた様が基礎的な概念を完全にマスターしていれば、航空機メーカーも化学プラント企業も、 その親戚の原発産業も気が狂ったようにオファーして来る筈です。 かなり昔(でも十五年前くらいかな)東海村の原子力研究所へ、その頃はまだ在った科技庁の 原子力関連予算獲得のため基礎知識収拾に行きました、 ホット(放射性物質を扱う)な部分が多いので、有機合成が規制されどうしても欲しい物質が 手に入らないから私どものような「有機合成屋」が行くと非常に喜ばれます。 そこで実験室も見せて貰いました、巨大な水流モデルがアクリル板で作ってありました。 核物質を分離するモデル装置だそうです。 で「これは化学工学屋には天国ですね」と言ったら、説明して下さった研究者が笑いながら、 「わたしも化学工学屋です」とおっしゃいました。w

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