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鳥は朝は東に行って、夕方には西に帰るの?
素朴な疑問です。 夕方になると、巣に帰るために空を鳥たちがいっせいに西の方角へと帰っていきますよね。 鳥は、本能的に朝は東の方角へ飛んで行って、夕方には西に帰るものなのでしょうか?
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- kumagerasu
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こんばんは。No. 2です。補足情報ありがとうございました。 > ずっと眺めていると、本当に何百羽も同じ方向を目指して行くんですよ。 そのことを疑ってはいないんですよ。そういうことはあるでしょう。 > ここは秋田県秋田市ですが、市内のどこの場所にいても、やっぱりみんな西を目指して帰って行きます。 それは秋田市の西側に、その鳥が夜を過ごす場所があるからでしょう。夕方に西に飛ぶのが本能だからじゃありません。 たとえば、私がときどき行く、東京都葛飾区と千葉県松戸市の境を流れる江戸川沿いでは、カワウという水鳥が数百羽の群れで朝は上空を北上し、夕方は上空を南下するのを見ることができます。 これは、この場所の南に位置する市川市の東京湾岸にある行徳野鳥観察舎にカワウのねぐらがあり、この場所よりさらに北にある利根川にカワウの餌場があるからです。 もし質問者さんのおっしゃるように、夕方に西に飛ぶのが鳥の本能だとすれば、この江戸川上空のカワウが夕方に南に飛ぶことが説明できませんよね。 No.2の回答の繰り返しになりますが、「ねぐらと餌場の間を行き来する鳥の飛ぶ方向は、ねぐらと餌場、それとあなたのいる場所の関係によって、変わりえる」ということで、「『朝は東の方角へ飛んで行って、夕方には西に帰る』ということが本能的に決まっている」ということはないのです。
- kumagerasu
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こんばんは。 ご質問の文面からだけでは、鳥の種類がわかりませんが、おっしゃるように朝と夕方で逆方向に飛んでゆく場合、夜を過ごす場所と日中を過ごす場所がことなるわけで、一番可能性があるのは、すでにNo.1の方がおっしゃっているように、夜の塒(ねぐら)と日中の餌場を行き来している、ということだと思います。 その際に飛んで行く方向が「朝は東へ」「夕方は西へ」となっているのは、偶然、あなたのいらっしゃる場所から西側に餌場が、東側にねぐらがあるからにすぎないでしょう。 たとえば、あなたのいらっしゃる場所の西側にあるねぐらのもっと西側には別の餌場がある場合は、ねぐらのすぐ西に棲んでいる人にとっては、「朝は西へ」「夕方は東へ」という飛行が観察できるかもしれません。 これは、たとえて言えば、東京近郊でサラリーマンの移動方向を観察した場合、東京の西側の三鷹あたりにあなたがいれば、サラリーマンは「朝は東へ」「夕方は西へ」移動するのが観察できるのに対し、東京の東側の市川あたりにあなたがいれば、サラリーマンは「朝は西へ」「夕方は東へ」移動するのが観察できるのと同じことです。 つまりねぐらと餌場の間を行き来する鳥の飛ぶ方向は、ねぐらと餌場、それとあなたのいる場所の関係によって、変わりえるということです。 (なお、細かい話になりますが、鳥の種類によっては日中に餌を取り、夜に寝るということばかりではない可能性があります。たとえば、今の季節はいませんが、冬に極東ロシアなどから渡ってくるカモのうち、マガモやコガモといった「陸ガモ類」と呼ばれるカモの仲間ではしばしば、日中は湖水で寝ていて、夜間に湖水の外の耕地などに落ち穂などを食べに出て行くことがあります。ですので、夕方飛んで行く方向がねぐら、朝飛んで行く方向が餌場とはいちがいに決められないということはありえます。)
補足
種類は良く分かりません。 ただ、子供の頃から現在まで、夕方になると一斉に鳥達が一匹残らずみんな西の方角を目指して飛んで行くので不思議に感じていました。 ずっと眺めていると、本当に何百羽も同じ方向を目指して行くんですよ。 ここは秋田県秋田市ですが、市内のどこの場所にいても、やっぱりみんな西を目指して帰って行きます。
いや、寝ぐらから出てエサ場に行くんでしょ。 東が明るいからそっちのほうがエサが見つけやすいのかもしれませんが、海なら東西南北どっちにあっても、朝はそっちへ飛んでいきますから。
お礼
回答ありがとうございます。 やっぱり朝は明るい方に飛んで行く習性があるんですね。
お礼
お礼が遅くなってスミマセンでした。 確かにそうですよね。自分の見た範囲だけで判断していたかも知れません。 回答ありがとうございました。