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電気工事初心者の私が動力の活線作業中に奇妙な現象を経験した理由とは?
- 電気工事初心者の私が、動力の活線作業中に奇妙な現象を経験しました。赤のみ接続した状態にもかかわらず、延長ケーブルの白・黒に電圧がかかっていました。検電器で調べた結果、私はパニックになりました。
- 延長ケーブルの端末は分電盤に接続されており、主・子ブレーカーはOFFであり、負荷の接続もありませんでした。私はブレーカー内で短絡が起きているのではないかと予想しましたが、電気的な問題として納得がいきません。
- このような奇妙な現象が起きる理由について、知識のある方に教えていただきたいです。電磁誘導的な事象が起きているのか、動力に関連しているのか、正体がわからず困っています。ご存知の方は是非教えていただきたいです。
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補足説明ありがとうございます。 容量分割による静電誘導について説明します。 VR:R相に印加されている電圧 VT:T相に現れる電圧 C1:R相とT相の間の線間容量 C2:T相と大地(アース)間の容量 とすると、 VT=(C1/(C1+C2))VR=(1/(1+C2/C1))VR つまり、どの相も無負荷(負荷電流が流れていない)なので、 R相への印加電圧を単に容量C1,C2で分圧した電圧が容量比C2/C1に応じてT相に現れます。 仮に、C1=C2とすると、 VT=(1/2)VR=(1/2)200V=100V となり、バカにできない電圧値になりますね。
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- mink6137
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このケースでは活線(赤線)には電流を流していないので「静電誘導」と考えられます。 ・赤線―白線間の静電容量と白線―アース間の静電容量とによる容量分割による電圧 ・赤線―黒線間の静電容量と黒線―アース間の静電容量とによる容量分割による電圧 が白線と黒線にも誘導電圧として現れます。 ここで注意が必要なことは、検電器によるチェックでは、万一線同士の短絡や絶縁劣化が あってもそれを区別できないので、思わぬ感電事故に繋がる恐れがあります。 従って、最初にケーブルの「線間絶縁」のチェックをしておくことが肝要です。 なお、ご存じかと思いますが600V以上の高圧では「活線作業」は禁止されています。
補足
ご返事ありがとうございます。 静電誘導については、詳しいことを知りませんので、詳細にご説明いただければ幸いです。 私も電験三種の理論・電力に合格した程度の基礎知識はございますので、数式などでご説明いただいてもかまいません。 よろしくお願いいたします。 現場状況について補足させていただきます。 電源は動力三相200Vです。延長ケーブルはCVT100sqで長さは4~5mです。 またこの延長ケーブルに併走するケーブルはありません。 電源ケーブルは枝線を併せて250mほどで複数の盤が接続されており、負荷を使用中でした。 私の疑問は、 1、この4~5mのCVT100sqのR相に、単相200V(負荷なし→→電流なし?)を印加した程度で 2、普通の低圧用検電器で検知可能な電圧(たぶん90V以上)を 3、他のS・T相で発生させるほどの起電力を持ちえるのか? の3点です。
- fuefuki-douji
- ベストアンサー率56% (74/130)
併走する他の活線ケーブルからの、電磁誘導によるものと思われます。 周辺の状況により、誘導が起きる場合と起きない場合があるようです。
補足
早速のご返事ありがとうございます。 ご指摘の事柄について、私も考えました。 現場状況について、詳細を説明させていただきます。 電源は動力三相200Vです。延長ケーブルはCVT100sqで長さは4~5mです。 またこの延長ケーブルに併走するケーブルはありません。 電源ケーブルは枝線を併せて250mほどで複数の盤が接続されており、負荷を使用中でした。 私の疑問は、 1、この4~5mのCVT100sqのR相に、単相200V(負荷なし→→電流なし?)を印加した程度で 2、普通の低圧用検電器で検知可能な電圧(たぶん90V以上)を 3、他のS・T相で発生させるほどの起電力を持ちえるのか? と考え、R相による電磁誘導を否定し、ブレーカーの方を疑ったのです。 4~5m程度でもありえることなのでしょうか。 私も電験三種の理論・電力に合格した程度の基礎知識はございますので、数式などでご説明いただいてもかまいません。 よろしくお願いいたします。
- lumiheart
- ベストアンサー率47% (1142/2410)
>ブレーカー内で、電磁誘導的な事象が起きているのか? おしい! 実はケーブル内で起きてます http://www.fujielectric.co.jp/technica/QA/31/qa_03.html ケーブルラック上を長くケーブルを引っ張るとどこにも接続してなくとも ケーブル線間に20~30Vくらいの電圧が発生する事が有ります ビリビリ来るけれどただそれだけの事 びっくりして天井ラックから落ちないようにね ゼロ災で行こうヨシ!ご安全に
補足
早速のご返事ありがとうございます。 ご指摘の事柄について、私も考えました。 現場状況について、詳細を説明させていただきます。 電源は動力三相200Vです。延長ケーブルはCVT100sqで長さは4~5mです。 またこの延長ケーブルに併走するケーブルはありません。 電源ケーブルは枝線を併せて250mほどで複数の盤が接続されており、負荷を使用中でした。 私の疑問は、 1、この4~5mのCVT100sqのR相に、単相200V(負荷なし→→電流なし?)を印加した程度で 2、普通の低圧用検電器で検知可能な電圧(たぶん90V以上)を 3、他のS・T相で発生させるほどの起電力を持ちえるのか? と考え、R相による電磁誘導を否定し、ブレーカーの方を疑ったのです。 4~5m程度でもありえることなのでしょうか。 私も電験三種の理論・電力に合格した程度の基礎知識はございますので、数式などでご説明いただいてもかまいません。 よろしくお願いいたします。
お礼
ご回答ありがとうございました! ようやく納得できました。 今回のことで、自分の不勉強を再び痛感しました。ありがとうございました。