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税と政治
税金と政治や社会の仕組みについて少し勉強したいと考えています。 とりあえずは、あなたが「税金の使われ方(金額の大きさや内容、何でもかまいません。)としておかしい、あるいは不正があるのではないか」と感じておられることを教えて下さい。
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税金で問題になるのは次のような点です。 1,無駄遣い 民主党の調査では20兆円あるとしています。 学者の調査でも10~20兆円という数字が 多いです。 2,不公平税制 巨大宗教団体の幹部は、豪邸に愛人、高級車と贅沢三昧 ですが、税金は殆ど納めていません。 パチンコは、家電や車を上回る経済規模を誇っていますが 納めている税金は1/10と言われています。 10・5・3・1とか5・9・6・3という不公平税制も 問題視されています。 これを完全平等にすれば、30兆円は出る、という試算 があります。 3,脱税 これがよくわかりませんが、某学者の調査では20~50兆円 はあるとしています。 日本は相当に少ない国だそうです。 こういう問題を解決しないまま、消費税を上げようとするのは どうしてでしょう。 それは、こういう問題で利益を得ている人達の政治的力が 強いからです。 既得権化しています。 宗教団体などは自民党や公明党のみならず、殆どの政党の 重要や票田になっているので手が出せません。 だから、最も力の弱い大衆に課税する消費税を増税する 訳です。 政治とは力関係だな、とつくづく感じます。 余談ですが、税金については次のような話があります。 フレンチインデアン戦争で勝利した英国ですが、戦争で 財政が苦しくなったので、植民地米国に課税しようと しました。 これに米国植民地が反発します。 有名なボストン茶会事件です。 独立戦争を始めたのですが、相手は当時世界最強だった 英国のため苦戦。 その米国を援助したのがフランスです。 米国はフランスの援助もあって見事独立を果たしました。 しかし、フランスは援助し過ぎたため、財政が苦しくなります。 それで増税しようとしたのですが、これに貴族や民衆 が反発して、あの1789年のフランス大革命の発端に なった訳です。 このように、税と政治は密接な関係があります。
お礼
早速のご回答ありがとうございました。こんな立派なご回答をいただいたのでは、この後の回答を望めませんので、この質問は打ち切ります。