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政治の基本!?

どうもはじめまして。最近政治を勉強しようと思っているのですが、まず国会や内閣の仕組みから勉強しよう思いまして.そこで衆議院と参議院があるわけですが、衆議院の解散の理由がよくわかりません!誰か教えてください!!後、選挙の比例代表制と秘密選挙もいまいちよくわかりません!?すいません、長くて・・・・!誰か助けてください

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noname#127088
noname#127088
回答No.6

 #4で回答したkotarou-BBです。質問者さまから追加の疑問が提示され、それが当初の質問の範疇に含まれると判断しましたので、補足として回答します。 >いまいち国会と内閣の違いがわからないです  「国会」と「内閣」の関係については多くの人が混同しているので、質問者さまが特に「勉強不足」というわけではないと思いますよ。「国会」の最高責任者が総理大臣だと思っている人も珍しくないですから。  まず民主主義国家は文字通り「民主(国民)」が政治を行うシステムです。しかし国民にはそれぞれ自分たちの生活や仕事がありますし、近代政治では経済や外交などで高度な判断を求められます。そこで国民が選んだ代表者に政治判断を行わせるようにしています。これを間接民主制と呼びます。  国民に選ばれた代表者は国内外のさまざまな課題や方針を議論して、最終的に法律を定めたり国の政治を決定(方針や法律を執行する)します。日本では「衆議院」「参議院」という二つの議会があり、その議会を総称して「国会」(立法府)と呼びます。「国会」の最高責任者はそれぞれの議会を運営する「議長」です。  次に「内閣」についてです。  先ほど説明したように「国会」は国民の代表者が議論をする場所(立法府)であって、実際に国の政治を行うわけではありません。政治という実務(方針や法律を執行する)は文部科学省や財務省といった各省庁(行政府)が行います。これらの行政府を統括するのが「内閣」です。「内閣」は「国会」で選ばれた内閣総理大臣と、各省庁を統括する大臣によって構成されています。  日本では「国会」と「内閣」は独立していますが、日本国憲法66条には「内閣は、行政権の行使について、国会に対し連帯して責任を負ふ。」という規定があります。また69条には国会の不信任による内閣の解散を義務付けています。つまり「内閣」は「国会」の信任で存在しているのであり、独立しているとはいえ「国会」を無視することはできません。そのかわり「国会」の解散権は「内閣」に帰属することで両者のバランスを保っています。これを「議院内閣制」と呼びます。  このように日本では「立法」「行政」「司法」が独立した「三権分立」という制度を採用しています。しかし「国会」と「内閣」の関係を見てもわかるように、三権のそれぞれは完全に独立しているわけではなく、お互いに役割や存在が関係し合っています。これには批判もありますが、三権分立には三権が同格であることを重視した「アメリカ合衆国型」と、立法権優位の構造を持つ「フランス共和国型」の二種類があり、日本は「アメリカ合衆国型」を採用しています。ですから三権が関係し合うことよりも、三権が同格であるかを注意する必要があります。  なお、日本の政治について基本的な仕組みを学びたいならば、日本国憲法を読むことをおすすめします。憲法とは「日本」の仕組みについていろいろ書かれている法律です。国家や政治について書かれた書物はたくさんありますが、まずは憲法を読むのが一番ですよ。

参考URL:
http://www.houko.com/00/01/S21/000.HTM#s5
noname#16715
質問者

お礼

かなり詳しく教えていただきおりがとうございます。まだまだ勉強しなければいけませんね・・・!どうもお世話様でした!!

noname#16715
質問者

補足

ご回答ありごとうございました。大変わかりやすかったです。内閣の最高指導者は内閣総理大臣で、国会の最高は議長だと記述されていましたが、それでは議長とは今はだれなのでしょうか?その議長は、総理大臣より権限を持っているのかどうかも教えてください。すいません長くて・・・!?

その他の回答 (6)

noname#127088
noname#127088
回答No.7

 #4.#6で回答したkotarou-BBです。質問者さまから追加の疑問が提示され、それが当初の質問の範疇に含まれると判断しましたので、補足として回答します。  なお、お礼欄及び補足欄での私に対する質問は終わりにしてください。これでは質問が永遠に続いてしまいます。当初の質問に対する回答は私を含め多くの回答者が答えていますので、回答に対する質問以外の新たな疑問はご自身で調べてくださいますようお願いします。 >議長とは今はだれなのでしょうか?その議長は、総理大臣より権限を持っているのかどうかも教えてください。  現在の衆議院議長は河野洋平議員で、参議院議長は扇千景議員です。両議院のHPに掲載されているのでご自身でご確認ください。  (衆議院)http://www.shugiin.go.jp/   (参議院)http://www.sangiin.go.jp/  権限についてですが内閣総理大臣は行政府の長であり、両議院議長は立法府の長なのでどちらがより権限を持っているかを比べることはできません。これは「サッカーと野球はどちらが強いか」というようなものです。

noname#16715
質問者

お礼

そうですね・・・。すいません長々と・・・!でもとても丁寧に答えてくださって感謝しています。本当にありがとうございました。内閣や国会のことはキリがないですよね!!

  • netcatme
  • ベストアンサー率20% (76/371)
回答No.5

まずは、モンテスキューの「法の精神」で提示された三権分立を理解しましょう。 いわゆる政治というものは内閣が行いますが、この権力はあまりにも強大です。 ですので国会で作られた法律に従ってしか国政を行えなくし、裁判所でちゃんと法律に従って行っているか判断するわけです。 まず、衆議院の解散は、イギリスでもともと国王が持っていたものです。現在は状況によって国民の選択を求めるために行うものとされています。衆議院は内閣を選択しますからより国民に近いものを求めるわけです。 比例代表制は政党に投票された票数によって政党の議員の数を決めるもので様々なパターンがあります。個人ではなくて政党ですね。 秘密選挙は、誰に投票したかをわからなくして自由に選挙を行えるようにしたものです。圧力や利害から選挙を切り離したかったのですね。 国会に最高権力がいるとは思いませんが敢えて言うなら議長さんでしょう。国政の最高権力者は当然、内閣総理大臣です。

noname#16715
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。三権分立は、司法、行政、立法が一つになってしまうと権力が巨大とおしゃっていましたが、もしこの三つが一つなら、良いものや悪いものを監督する人が存在せず、向こう見ずな方向になってしまうということなのでしょうか??

noname#16715
質問者

補足

すいません、お礼の欄に補足を書いてしまいました、念のため一応補足に書きます。三権分立は、司法、行政、立法が一つになってしまうと権力が巨大とおしゃっていましたが、もしこの三つが一つなら、良いものや悪いものを監督する人が存在せず、向こう見ずな方向になってしまうということなのでしょうか??

noname#127088
noname#127088
回答No.4

>衆議院の解散の理由がよくわかりません  衆議院解散には日本国憲法第7条3号に定められた「天皇の国事行為としての解散」と、第69条の「内閣は、衆議院で不信任の決議案を可決し、又は信任の決議案を否決したときは、10日以内に衆議院が解散されない限り、総辞職をしなければならない。」に基づいた「内閣不信任による自主解散」の二種類があります。  よく「内閣総理大臣は解散権を持っている」と言われますが、これはまったくの誤解です。そもそも憲法上の解釈として解散の実質権限は内閣に帰属しています。内閣が解散を決定するためには閣議を開く必要があるのですが、閣議招集の権限を内閣総理大臣が持っていて、なおかつ大臣を罷免する権利も持っているため、結果として内閣総理大臣の意志で解散が決定できるシステムになっているのです。  解散権が内閣に帰属し、その内閣には内閣総理大臣が強い権限を持っているため、解散の理由は内閣総理大臣によって決まります。国民が内閣の解散を直接求めることはできませんが、内閣の大多数は選挙で選ばれた国会議員なので国民の動向に少なからず左右されます。つまり国民からの解散要望が高まり、それが無視できない大きさになれば衆議院は解散せざるを得ないということです。 >比例代表制と秘密選挙もいまいちよくわかりません  国政選挙は有権者が国会議員を投票で直接選ぶ「直接制選挙」が基本です。これに対してどの政党を支持するのかという選挙が「比例代表制」です。有権者が自分の意志で自由に投票できるように、選挙では誰がどの候補者や政党に投票したかわからない「秘密選挙」が原則となっています。

noname#16715
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。衆議院解散は内閣総理大臣の権限ということは分かったのですが、すごく初歩的な質問なのですが、内閣の中の最高指導者は小泉潤一郎ですが、国会の最高責任者というのは誰なのでしょうか?いまいち国会と内閣の違いがわからないです・・・すいません。勉強不足で・・・

  • z-knight
  • ベストアンサー率36% (112/304)
回答No.3

>もし、たとえば衆議院の質が悪いままでも、改善されないということなのでしょうか? 衆議院は何も起きなくても4年に一度選挙がありますので同じメンツで永遠に、ということにはなりません。また、どんな人たちが議員になってもそれが民意というものです。 >内閣や国会で決めても国民の意見で決まる そもそも国会議員は国民の代表者であり、その国会議員たち(=国会)の承認を得て内閣が成立しているので、基本的には「民意=国会の意思=内閣の意思」である、というスタンスでこの制度は成り立っています。 しかし時によってはお互い国民の代表者であるはずの内閣と国会が対立する事もあります。このときにどちらの策をとるべきかを国民に問おうというのが「解散総選挙」です。 例えば郵政法案に関しては、内閣は賛成、国会は反対でした。そこで首相は国会を解散させ選挙をさせたのです。もし国民の多くが反対であれば反対派議員が多数当選し法案は不成立です。逆に国民が賛成であれば賛成議員が多数当選し国会自体が賛成になるので法案は可決となります。 カンタンに言うとこんな感じです。

noname#16715
質問者

お礼

なるほど。かなりわかりました。もっともっと勉強していかなくてはならないようです。これを機に政治通になりたいと思います(笑)

noname#70326
noname#70326
回答No.2

政治の基本を勉強するのなら、教科書がいちばん良いと思います。 ↓このあたりなど http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4594031560/250-7820100-3265813 それにしても、なぜ市販本は扶桑社のものばかりなんだろう・・・。

参考URL:
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4594031560/250-7820100-3265813
  • z-knight
  • ベストアンサー率36% (112/304)
回答No.1

こんにちは >衆議院の解散 衆議院が解散するのは (1)衆議院議員の任期が切れた時 (2)内閣が解散を命じた時 ですが、これにはその時々の国民の世論をより国政に反映させるためという理由があります。つまり議員に任期を制定する事で定期的に国会議員の質をチェックし、内閣と国会の方針が食い違った時にはどちらの方針が適切かを国民の判断にゆだねるという制度です。(例えば今回の郵政問題など) >比例代表制 これは選挙で人を選ぶのではなく政党を選ぼうという制度です。ただし、現在の衆議院選挙では比例代表制単独ではなく小選挙区制と並立しています。 >秘密選挙 有権者が誰に投票したかを一切公開しない選挙制度です。

noname#16715
質問者

補足

ご回答ありがとうございました。すいません、度々!!衆議院を解散しなければ、もし、たとえば衆議院の質が悪いままでも、そのまま保たれていき、改善されないということなのでしょうか?そして、最後におっしゃっていた国民の判断にゆだねるというのは、内閣や国会で決めても国民の意見で決まるということなのでしょうか???

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