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特別損失計上とは?
ベネッセが、個人情報流出対策費として260億円の特別損失を計上すると発表した。 企業が「特別損失」を計上すると、法人税納税等どうなるのだろうか?
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単純に行ってしまえば、 経常損失も、特別損失も、損失には違いありません。 では、どうして区別するのか? 例えば、100億円の損失を出した会社があるとします。 A社は、業績が不振で、100億円の経常損失。 B社は、経常利益は100億円あるが、 災害の被害にあって200億円の損失があったので、 合計で100億円の損失。 この災害の被害のように、臨時の損失が特別損失です。 つまり、普通ならば、「来年はない」だろうと推察される損失です。 さて、A社もB社も同じ100億円の損失ですが、 どちらの会社が健全かと言えば、B社です。 単に100億円の損失としたのでは、 経営内容が見えなくなってしまうので、 特別損失という別項目を設けて、経常損益とは 別に計算するようにしています。 特別損失には、災害やリストラなどによる臨時の損失があります。 特別利益には、土地を売却や有価証券の売却などの利益があります。
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- at9_am
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回答No.2
> 企業が「特別損失」を計上すると、法人税納税等どうなるのだろうか? 一言でいえば、その特別損失が税法上損金算入が認められるかどうか、という点にかかっています。 今回の事例では、賠償額等が確定した訳ではないため、おそらく損金算入が認められず、したがって法人税額としては影響がないでしょう。 勿論、決算までに何らかの形で賠償額等が決まれば、それに対応した額は損金算入が認められるかもしれません。
質問者
お礼
回答ありがとうございました。
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