- ベストアンサー
太陽光発電の運営
家庭では、太陽光発電の余剰分を電力会社に買電する仕組みですが、 例えば、常に発電量より使用量が多い家庭では、太陽光発電システムを設置する コスト的意味は無くなりますか? と言うのも、基本、安い電力会社の電気を使って、単価の高い太陽光発電の電力は、 買電に努めなかれば、投資効率が悪い気がします。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
太陽光発電装置は根本的に新築のオール電化住宅に取付するものであり、それで年間の光熱費をゼロに出来るように設置容量を考えて行うべき事です。 そもそもがそういう道具ですので、元が取れるとかローン支払いがどうとか、売電料金がどうでコストがどうとかいうものではありません。 つまり新築後の年間の光熱費をゼロにするために事前に投資するものであり儲かるとかいう話ではありませんし、そもそもそういう道具を購入するのにローンで支払うという事からして間違ってます。 日々の消費電力が多い家庭であるならば、例え先行投資しても目先の毎月支払う電気料金を削減するために太陽光発電装置を設置する事もありです。 しかしそのためにローンを組んで支払うというのなら愚かな行為です。 太陽光発電装置は年々安価になってきてはいますが、基本的に海外メーカー製が主に安価になってきてるだけです。 太陽光発電はパネルの仕様と性能で大きく発電容量に差が出ますし、当然売電料金も大きく違います。 主として単結晶セルのパネルを設置した場合は多結晶セルを設置した場合の2~30%以上も高い年間発電量を誇ります。 もちろん設備価格も高額なのですが、こういうことをする人はそういうものを気にしては何もできません。 つまり現金一括で支払えるくらいに経済的余裕のあるところでやるからこそメリットがあるものであり、ローンを組むようなところではやるだけの意味が見出せないという事です。
その他の回答 (4)
- yucco_chan
- ベストアンサー率48% (828/1705)
想定が一般的では無いですね。 例えば >常に発電量より使用量が多い家庭では 毎月の電気料金が15万円超の家庭の想定ですので、極端な仮定ですね。 それでも、まともな業者(ぼったくりで無い)の設置ならば、20~30年程度で減価償却できます。 >現在、設置5年経過の戸建のメンテナンスコストが 大きな問題になっています。 悪徳業者、無知な業者の施工だから問題が起きます。 我が家の太陽光発電設備は、設置後15年目になりましたが、メンテナンス費用0です。 質問者も回答者も施工業者も極限られた事例で説明されているので一般論では皆不正解。 各家庭の環境などで一般論が成り立たず、限られた事例になる事も否めませんが。。 強いて言えば、#1さんの「設置5年経過の戸建のメンテナンスコストが大きな問題になっています。」 以外は、まともな注意点を示していますが、 減価償却までに発生するかと言えば、、、稀です。 稀ではありますが、運悪く遭遇する事もありえますので、導入時の考慮事項になる意味では 正しいですが。。
お礼
ご回答ありがとうございました。
- titelist1
- ベストアンサー率25% (712/2750)
ご指摘のとうりだと思います。したがって中途半端な発電量のパネル数では採算が取れないのです。交流への変換器などのコントロールユニットが高いのです。 太陽光発電を付けた家では昼間の電力を極力使わないようになるそうです。何のための発電設備なのかと思いますが、売電量が数値で表示されると無理ならぬことだと思います。 やはり10kW以上の発電能力のものをつけることです。太平洋岸の都市では9年で投資額が回収されると計算されています。しかも20年間売電価格が維持されるのです。途中で故障するとかのリスクがあるでしょうが、そのためにハイリターンになるように売電価格が設定されているのです。 単純計算でも利回りは10%あるわけです。貯金しているより利回りは高いです。これを20年ローンで設置すると利回りは7%に落ちます。パネルの劣化で発電効率が低下すると6%程度になるかもしれません。将来のパネル廃棄処理費を見込むと5%になる。もちろん損ではないが、その費用をローンに組み入れてまでするのかどうか。悩むような売電価格にしてあるのです。
お礼
ご回答ありがとうございました。
- parts
- ベストアンサー率62% (6366/10151)
電気代が毎月2万円で発電量が毎月2万円分なら、電気代2万円分が浮くという考え方ができます。 だったら、2万×12ヶ月=24万円分の発電をしたことになります。 ただ、現在売電価格は一定程度高くなっていますので、それがたとえば売電なら同じ1KWあたり1.5倍の単価で売れる前提であれば、本来ならすべて売電に回していれば36万円の利益だったわけです。12万円の損失(厳密には売り上げ目標に対する達成率が下がった)ことになります。 だからといって、赤字という意味ではありません。ただ、投資に対する減価償却まで時間がかかるようになるだけです。 では、太陽光発電は利益を出す上で有益な方法かという話にはいりましょう。 基本的に、収益性という点でいえば、ほぼありません。理由は単純で、広い土地を使って発電できる量が圧倒的に少ないからです。ただ、発電設備の下の空間を別の用途に使っているのであれば、原価回収が容易になり、相乗効果を生み出すことがあります。 たとえば、借家などとして利用しているなら、賃貸収入+太陽光発電収入そして、太陽光発電を搭載した賃貸物件という、売りによって、賃貸者へのアピールポイントが増える(入居率が上がる)といった点があるかもしれません。 これは農園などでも最近取り入れられていますが、植物の成長に必要な日射量があり、プラス発電ができれば、投資に対する安定利益率が上がるのです。 それに対して、新築ではない住宅で太陽光発電がいかに機能し利益に結びつくかというと、メンテナンス費用は何年行ってくれるのか、故障時の保証はすべての部品単位で何年間、いくらまでなどの指定があるか、施工業者は倒産するリスクがないかを確認していますか?災害補償などは、住宅保険でまかなうのか、それとも施工業者の標準メンテの範囲にあるのか? それらを全体的に計算し、そこから減価償却までの道筋を立てます。 これらを計算してだいたい故障がなければ10年ぐらいと見積もれるなら、良い方でしょう。(ちなみに10年~15年程度でパネルやパワコンは故障率が劇的に上がります) ただ、ここ最近の猛暑や豪雨なども多く、パワコンの性能低下が7~8年で出るケースも多く聞かれます。 一般に新築や屋根まで回収するような大規模なリフォームが必要なら、効果が出てくるかもしれませんが・・・。 まあ、住宅によっては太陽光発電を入れるより、窓に遮熱性の高い二重三重窓を入れるとか、そちらの方がエアコンを使うなら光熱費削減になり、効果的かもしれません。
お礼
ご回答ありがとうございました。
- yana1945
- ベストアンサー率28% (742/2600)
コストが最重要で考えるなら、 1)年間発電量の月別予想値が適正か 2)パネルの寿命見積もりは適正か 3)パネル交換費、架台メンテナンス費は適正か 4)屋根本体のメンテナンス時、太陽光設備は どこまで、一時撤去が必要か の、メンテナンスコストをどの様に見積もって いますか。 5)地域によっては、太陽光パネルへの積雪で、 雪かき費用が発生します。(勢い良く滑り落ちる のを防止) 現在、設置5年経過の戸建のメンテナンスコストが 大きな問題になっています。
お礼
ご回答ありがとうございました。 結構、先々、色んなコストが発生するんですね。 営業の方の、主たる説明は、設置費用から買電予想金額を 引いて、何年で設備投資回収・・・なんて話し。
お礼
ご回答ありがとうございました。 確かに、ローンを組んでまで導入するのは、おかしい感じもします。 でも、一括現金で払える家庭が、わざわざ屋根の景観を損ねる設備投資をして電気代を浮かせなくても良い気もします。 ・・・一種のステータスシンボルでしょうか。