• ベストアンサー

日商簿記1級の勉強範囲について

日商簿記1級の勉強範囲は、大規模な会社の経理では必要な知識ですか? 資格そのものではなく、知識としてはあると役立ちますか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • yosifuji20
  • ベストアンサー率43% (2675/6115)
回答No.2

私は上場企業の経理のマネージャーをしていて中途採用の仕事もしました。 その立場で言えば1級合格者はそれだけで書類審査は通る位の値打ちはあります。 実務で役立つかですが、大手企業で決算業務に参加する場合、製造業で原価関係を扱う場合は確実に役立ちます。 そうでない場合でも、1級で勉強した会計学等の基礎的知識は経理のいろいろな場合に役立ちます。 ただしそれは毎日というよりは、時々起こる新しい取引が発生した場合など、経験だけでは判断できない時のことです。ルーチンはいずれにしても多少の経験でもできる程度に標準化されているのが普通ですから1級は無駄のように見えますが、その標準を変えたり作るときは基礎知識のある人の値打ちが出ます。 原価計算の知識は1級でしか出てきませんから、原価計算制度を作ったり改良したりするときは間違いなく役に立ちます。 あなたが今後経理で生きていこうと思うのであれば、勉強がは絶対にしたほうが良いと思います。 30年前の合格者の意見です。

noname#198186
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 実務にも役立つということですので、勉強してみようと思います。

その他の回答 (1)

回答No.1

大企業で経理をしていた為、日商簿記1級を習得した者です。 2級までと異なり、1級では、商業簿記・工業簿記共、法律面の知識が試験範囲に含まれます。 多くの大企業では、会計監査人監査を受けることが義務付けられています。 大企業で経理を担当する場合、監査の際には公認会計士との質疑応答が求められますが、法規を学んでおけば日常の会計処理で留意すべきポイントが掌握できますので、対応しやすいと思います。 加えて、2級までの学習簿記の基盤となる情報を網羅できます。 質問者様が既に、日商簿記2級の範囲を学習されており、商業簿記や工業簿記の仕訳の根拠に興味をお持ちであれば、1級レベルの知識を有しておくことは無駄ではないと思います。 1級では更に、税効果会計や連結会計、原価計算や意思決定会計など、経済界の実態により踏み込んだ分野を学習でき、実務面でも非常に役立ちます。 同じ「日商簿記1級」でも、20年前と現在とでは、また、同じ「簿記1級」でも全商と日商とでは、難易度は雲泥の差です。 しかし、資格試験業界に精通していない一般の人の認識では(つまり履歴書上では)、これらの資格は同種の感覚で扱われてしまいます。 仰る通り、資格としての「日商簿記」の価値に囚われるより、知識として役立てることに特化された方が有益かも知れません。

noname#198186
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 実務にもやくだちそうなので、1級の範囲も勉強してみようと思います。

関連するQ&A