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塩化水素ガスの発生しない濃度とその現象について

一般的に流通している塩酸(濃度35%)は、大気に触れると常時塩化水素ガスを発生しますが、濃度が低下するとガスの発生が抑制される(または発生しなくなる)と聞きました。この現象に名称はあるのか、また現象についての化学的な説明を頂きたく、よろしくお願い致します。

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  • trytobe
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回答No.1

塩酸に特化した名称は特別にはないと思います。 単なる、気液平衡という現象で、液体側から揮発する塩化水素ガスと、気体側から溶解する塩化水素ガスとが、全く同じ量になる濃度というのがありえて、そこで出入りが等しくなるので平衡状態になるのです。 その濃度がいくらか、水の気液平衡(とそれによって生じる湿度)の影響がどの程度か、それらのもととなる水分子と塩化水素分子の分子間引力と、水分子間の分子間引力の関係はどうなのか、というのは厳密には述べられないので議論はここまでで失礼します・・・。

topwhiteman1219
質問者

お礼

早速のご返答ありがとうございます。なお、概要でも結構ですので、塩酸ガスの発生しない濃度等についての化学的な知見がございましたら、再度のご教授をお願いしたく存じます。

その他の回答 (1)

回答No.2

横レスになります、申し訳御座いません。 ご質問者様と#1の回答者様の「意識」ないし「定義」がずれている様なので、介入します。 ご質問者様は、塩化水素の「気相」濃度が「ゼロ」になる、「液層」濃度が「存在する」と解釈されて居る様です。 一方#1の回答者様は、気相から液層へ、逆に液層から気相へそれぞれ移動する(実際には区別出来ないのですが)塩化水素の分子数が「等しくなる点」が存在し、それは「平衡点」だと答えられている様に受け取れます。 事実は#1様が「化学平衡」について「正しく」理解されていると存じます。 失礼ですが、塩化水素の水溶液、つまり塩酸から塩化水素が「気相」に移動しなくなる点は「系内に塩化水素が無い点」だけです。 >大気に触れると常時塩化水素ガスを発生しますが、濃度が低下するとガスの発生が抑制される(または発生しなくなる)と聞きました。 失礼ですが、その方の理解は「完全に間違っています」。 反論があれば幾らでもお受けしますので、再度の投稿をお待ちします。 なお蛇足ですが、容器が「硬く変形しない」場合、気相は水蒸気のみ、液層は純水のみとなります。 また、容器が変形可能、ビニ袋や注射器の場合、気相は「消滅」します、つまり液層だけになります。 m(__)m

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