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人間はビンの中で生きれるか?
- 人間がビンの中で生き続けることは可能なのか疑問に思ったことがあります。
- 水と水草とエビが閉ざされたガラス容器内で生態系を作り出すモデルを見て、人間が同じように生きられるのか気になりました。
- 日光を人工的に創り出し、植物が生成する酸素で呼吸できれば、ビンの中でも人間が生きていけるのではないかと考えました。
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質問者が選んだベストアンサー
完全閉鎖型生態系は,ある意味で地球もそれに近いですから可能なのではと思います。 完全閉鎖型水槽の有名な水族館は,オーストラリアのグレートバリアリーフ水族館でしょう。世界一巨大な水槽で十何年かの飼育維持に成功しているはずです。 陸上では,皆さんの言う通りアメリカの「バイオスフィア」が有名です。アメリカのすごいところは,いい加減な計算で膨大な費用を掛けて検証実験施設を造ることですね。 あの実験は,データー収集の予備実験ですから,そういった意味では成果が大きかったのではないでしょうか。データー分析が出来次第,次の実験が始まるようです。 日本においても同様な実験があります。青森県六ケ所村の環境科学技術研究所では,閉鎖空間を設けて,2人の研究者が居住する,長期間滞在実験が始まろうとしています。 http://www.nikkei.co.jp/topic3/sansan/eimi071z31.html
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- nozomi500
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>成人一人が1日に使う酸素消費量を造る植物の量ってどのくらいなものなのだろう? 1粒の種籾からごはん1杯ぶんの米がとれるそうです。 人間がつかうエネルギーが、ごはんで換算できるなら(肉や魚もぶんもご飯に換算しなくてはならない) ざっと6杯ぐらいかな? 1年生きようと思えば、2000株程の田んぼの面積。 植物自体も生きものですから、酸素を消費しています。 植物が成長したぶんだけ、二酸化炭素が有機物となって固定されますので、それを動物が食べているわけです。 大木でも、光合成しているのは葉っぱだけですからね。 変温動物にくらべて哺乳類は体温を維持するのにエネルギーをつかうから、かなり多くのエネルギーを必要とします。
お礼
そうですか… 考えていた以上に計算は、複雑に掛け合わせて行かなければならないようですね。 しかし、そう考えてみると、酸素を人工的に作る装置なしに宇宙船やら、深海船を造るとしたら相当の大きさになってしまいそうですね。 御回答ありがとうございました。
- norikunny
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質問の意味が良く分かりませんが、人間が入れるサイズのガラスかプラスチックの瓶に大きな気があれば、中に人間を一人入れても生きて行けるかどうかという事ですか? もしそうなら駄目でしょう。 食料はどうするのですか? 木を食べたら元も子もありませんし、木や人間が必要な水はどうするのですか? 暑さ寒さに対応出来ないし、なんの娯楽も運動も無い世界では人間は絶望して精神的におかしくなったり自殺するかもしれません。
補足
読み返してみると、我ながら“漠然”と云うよりアホな質問でした。申し訳ありません。 疑問に思ったのは、人間の酸素消費量の問題で、“大きな木、一本”とはそのような意味です。
- kanpyou
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バイオスフィア(Biosphere2) 某大国では、友人長距離宇宙探査をにらんでか?このような研究をしています。 8人の男女が、2年間自給自足で閉鎖系の中で生活するというものです。 結果は、というか、途中経過というか、報道で、「外気を取り入れた」というのを見た記憶があります。 その時の感想は、「やはり!」といった感じでしょうか? NASA映像によると、うっすらと大気の層が見えます。「限られた環境の中で、われわれも暮らしているんだな」と実感させられます。
お礼
御回答、ありがとうございました。
- stone_cold0315
- ベストアンサー率51% (101/197)
そのような環境を閉鎖系といい、宇宙開発などへの応用を目的としてバイオスフィアという実証実験が行われました。ビンではなくガラスとコンクリートでできた1万平方mドームで、太陽の光を除く、水、酸素、食料などすべて閉鎖系内部でまかなうため、土、植物、動物、水などを入れ、その閉鎖系を維持できるように設計されました。ただ、基礎に使用したコンクリートが発散する一酸化炭素を計算に入れていなかったため、完全な閉鎖系として運用することはできなかったそうです。 「バイオスフィア実験生活」 アビゲイル・アリング マーク・ネルソン 平田明隆 著 講談社BLUE BACKS
お礼
御回答ありがとうございました。 参考になりました。 特に、閉鎖された環境の中での風の必要性などのところは大変興味深く、読ませていただきました。
過去にそのような実験が、アメリカで行われました。 宇宙基地建設のデータにするんだったと思います。 上手く行かなかったみたいですけどね。
お礼
やっぱりうまく行かなかったみたいですね。 誰かの言葉だったか忘れてしまいましたが、「人類はいつまでも、地球という“ゆりかご”の中にいる訳にはいかない」という理由で、宇宙開発などにのりだしていようとはしていますが、この“ゆりかご”はよく出来過ぎで、私たちはなかなか親離れ出来そうにありませんね。 御回答ありがとうございました。
お礼
あの水槽の大型のものが本当にあるとは、正直、驚きです。 維持してゆくのは、かなり難しいでしょうに… 各国でこう云った研究は進んでいるのですね。(でも、ロシアあたりではどうなっているのだろう?) 余談ではありますが、この間夕方のニュースで、押し入れを改造した格安アパートというのが東京にあり、高さが1.2メートル、長さが1.8メートルもないという空間で生活しているという若者がいました。(家賃は2万円ぐらいだそうです) 閉ざされた空間実験などで、一番ストレスを起こさないのは、金のない東京あたりの若者なのではないのでしょうか。もっとも、このような者が一般的な人間のデータになるとは思えませんが… 御回答ありがとうございました。大変参考になりました。