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「参る」
お客様に対して 自分の上司を呼んでくる旨を伝える場合 「上司を読んで参りますのでお待ちください」 と言う言葉の「参る」は上司にかかるのでしょうか? お客様にかかるのでしょうか?
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回答はNo.3の方が答えていらっしゃる通りです。ちょっと外のことを付け加えます。「上司にかかる」とか、「お客様にかかる」と書いてありますが、「かかる」については ある語句が,他の語句と文法関係や意味関係をもつ。 《係・懸・掛》 ⇔ うける 「主語が述語に-・る」 「下の句に掛け詞として-・っている」(goo国語辞典より引用) 多くは「修飾語が被修飾語にかかる 」のように修飾関係を表す場合に使う語句です。 ご質問の場合は「誰に対して敬意を表しているか。」の意味で使ってあると思います。 また、「誰の動作でしょうか」の意味であるかもしれません。このように、質問の内容がよく分かる言葉を使うのがいいでしょう。 ちなみに、誰に対する敬意かといえば、「お客様への敬意」です。 誰の動作かといえば、「受け付けた人の動作」(実際にはこれから行う動作)です。 以上、参考までに。
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- hakobulu
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#3ですが、ちょっと補足させていただきます。 この場合の「参る」は補助動詞です。 ただ「呼ぶ」だけではなく、「呼んで、そして(この場に戻って)来る」という一連の動作を指しています。 つまり、「呼ぶ」と「参る」は一体であり、どちらも「わたし」の動作ですから、「わたしが上司を呼んで、わたしがまたこの場に(戻って)来る」という構図になります。
お礼
ありがとうございました。
「参る」は敬語としては割と複雑です。丁寧語であり、謙譲語でもあり、さらに尊敬語としても使います。 1.まず、「行く」「来る」を相手を敬うために丁寧に言う意味があります。「上司を呼んで来ます」→「上司を呼んで参ります」で、主語は言っていない「私」で、呼ばれる主体は上司です。しかし、「上司を呼んで来ます/参ります」は「上司を呼んで『あなたのところにまた』来ます/参ります」も意味していると考えられ、そうなると客にかかるともいえます。 2.これとは別に「してあげる」の意味があります。「上司を呼んであげます」→「上司を呼んで参ります」という意味でもあり、これも主語は言っていない「私」で、呼ばれる主体は上司ですが、同様に「あなたのためにして差し上げる」の意があることから、やはり客にかかるともいえます。 3.お示しの文では微妙ですが、「参る」は「する」の尊敬語でもあります。もし、客に代わって上司を呼ぶという状況であれば(客「○○さんにお会いしたいのですが」→部下「(あなたに代わって)呼んで参ります」)、成立する可能性があります。その場合だと、「参る」の主語は客です。 以上のように、いろいろな状況が曖昧に合わさっています。確実にこれとは言いにくいです。それでも、あえて選ぶとすれば、1でしょうか。直接的には主語は私(これは確実)で、目的語としては直接は上司ですが、客も間接的、曖昧に含むと考えられます。
お礼
ありがとうございました。
- hakobulu
- ベストアンサー率46% (1655/3578)
「上司を呼んで参りますのでお待ちください」は、 「上司を呼んできますのでお待ちください」を謙譲語2を使って表現したものです。 「参る」は「くる(来る)」の謙譲語2です。 謙譲語2というのは、「自分の動作を、聞き手に対して丁重に表現する」という用法です。 「呼んでくる」という自分の動作を丁重な言葉で表現すると、「呼んで参ります」となります。 「上司を呼んでくる」のですから、「参る」は「上司を呼んで」というフレーズを受けています。 謙譲語2に関して詳しくお知りになりたい場合は、文化庁審議会の<敬語の指針>28ページに、わかりやすく書かれています。 http://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/bunkasingi/pdf/keigo_tousin.pdf
お礼
ありがとうございました。
- Nebusoku3
- ベストアンサー率38% (1466/3827)
「上司をよんで参りますのでお待ちください」 の場合の主語は 私が で、 フルに書いた場合、 「私が上司をよんで(又すぐに)参りますのでお待ちください」 という意味で、お客様の前に 私が上司を伴って 参る(参上する) という事ですね。 極端に言えば、お客様の方が神様ですので お客様に 私たちが、お参りする事と思えばいいかもしれません。
お礼
ありがとうございました。
- kaitara1
- ベストアンサー率12% (1154/9143)
当然この場合上司は呼んでくる対象であって参る対象はお客です。お宮参りに孫を連れていくというのと同じです。
お礼
ありがとうございました。
お礼
ありがとうございました。