> さてグローバル化が失敗する要因は根本的にはなんでしょうね。
中国あたりがその見本みたいな国で、中国は膨張した時が最も危うい状態で、それは秦やら元などの巨大帝国が証明していますよ。
ローマやギリシアなども同様ですが。
これらは、グロ-バリズムが作用し、それが強くなればなるほど、反作用的なローカリズムも強くなると言う現象ではないですかね?
現時点でのグローバリズムと言うのは、「複数のローカリズムの、ほど良い連携」に過ぎず、グローバリズムのベクトルが強過ぎるとか、ローカリズムが弱まり過ぎると破綻する運命ではないか?と思います。
言い換えますと、「単一化」では無く、むしろ「多様性の容認」と言う方向性じゃないと、失敗するものでしょう。
特に「グルーバルスタンダード」と称す「アメリカンスタンダード」などの価値観の押し付けは、文化や風土とか人種やら地理などが異なる国家間においては、ローカリズムと言う拒否反応が起きるのは、むしろ当然ではないか?と思いますよ。
グローバル化が成功するとすれば、大国側が中小国やら発展途上国側のローカリズムを、どこまで受容するか?に尽きると思いますが、それは簡単ではないですね。
我が国でも、現在より幕末やら明治維新の頃の方が、グルーバル化志向で、一度は失敗経験した国に含まれるかも知れません。
当時は必死に海外を受容しようとしたのに対し、現在は一部のローカリズムを死守しようとか、外国の押し付けを排除したいと言う思惑が作用している結果かと思います。
お礼
ご回答ありがとうございました。