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キリスト教

私は宗教には無知なのですが、キリスト教は「汝の敵を愛せ」「右の方をぶたれたら…」という博愛主義だと思います。 ですが、歴史上キリスト教徒は神の名のもとに今も昔も戦争しているし、キリスト教内ででも派閥があり戦争したりしてます。 それ自体は、仕方ないかもしれないのですが、それなのにいまだに、白人の方々は熱心なクリスチャンが多いです。それは、日本人の宗教観とは全く違うと思います。ここまで矛盾している宗教が、ここまで信仰されているのはなぜでしょうか?

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  • ranx
  • ベストアンサー率24% (357/1463)
回答No.4

いくつかの側面から捉えることができると思います。 まず、キリスト教が本来戒律宗教ではないという面があります。 質問で挙げられた標語は信仰上の指針であって戒律ではありません。 そもそもキリスト教は、それまであったユダヤ教の戒律を否定 することによって発展した宗教です。欠けてはならないのは 神に対する信仰であって、それ以外は、「これをしてはいけない」 というものは無いのです。例えば、キリスト教でいう姦淫とは 心の中で思うだけでもダメという厳しいものですが、それを 実践している人などほとんどいないでしょう。(皆無かどうかは 知りません。)元米国大統領でも「心の中での姦淫」を犯したと 告白した人もいましたし、実際に姦淫してしまった元大統領も いました。だからといって、信者でないわけではないのです。 教会が政治権力と結びつくことで変容したという面もあると 思います。キリスト教は誕生後数世紀に亘って苛烈な迫害を 被りましたが、その後ローマ帝国の国教と認められるに至りました。 いざそうなってみると、教会にとって都合の良いことこの上ない わけで、迫害の時代とは天地の相違です。権力を手放したくない という思いが教会関係者に起こったとしても何の不思議もありません。 ところで、政治権力は、ある程度権力自体の論理によって動かざるを えないところがあります。教会もそうした権力の論理を受け入れざるを えなかったはずだと思います。 それがキリスト教本来のものなのかどうかは立場によって種々の 見解があると思いますが、現実に展開したキリスト教会・キリスト教 社会は、異端・異教に対し、激しい敵愾心を持つものとなりました。 コミュニティ内部では博愛主義を唱えても、外部に対しては非常に 攻撃的なものとなりました。コミュニティというものがある程度 そうした性質を持つとも言えますし、唯一神信仰がそれに拍車を かけたとも言えます。宗教は宗祖の教えだけがすべてではないと 思います。現在のキリスト教社会がそうした歴史的経緯の上に 存在していることを理解することも必要だと思います。

gibson45
質問者

お礼

ありがとうございます。 私にとって大変意義のある回答でした。

その他の回答 (5)

  • Dinosaurs
  • ベストアンサー率15% (6/39)
回答No.6

>日本人の宗教観 皆目検討がつきません。 >歴史上キリスト教徒は神の名のもとに今も昔も戦争しているし、キリスト教内ででも派閥があり イスラム教も仏教も同じですよ。 エホバの証人 貼っておきましょうね。 http://www.jwic.com/cooperj1.htm

gibson45
質問者

お礼

ありがとうございます。 >イスラム教も仏教も同じですよ イスラム教はムハンマド自身が「聖戦」の名のもとに他教徒に戦争しています。その信仰、戦争に矛盾はありません。仏教は、キリスト教、イスラム教ほどの世界的な戦争はしていないし、日本人に仏教徒は多いけど、白人のクリスチャンのそれとは熱心さが違うと思います。 (皆さんへ) ありがとうございます。 私が聞きたいのは「どうしてここまで世界的に信仰者が多くてしかも熱心なのか?」ということであり、「矛盾していないか?」と言う質問ではありませんし、クリスチャンの妥協の仕方を聞いているわけでもありません。よろしくお願いします。

  • katyan
  • ベストアンサー率9% (201/2029)
回答No.5

宗教と国家を同じ様に考えるのはちょっと行き過ぎだと思います。 たとえば日本人は仏教国家として考えられていますが、今の日本をみるならば仏の教えを守っているなんて考えられないでしょう。

gibson45
質問者

お礼

ありがとうございます 「国家」と「宗教」の関係をどうこう語るつもりはありません。 矛盾を感じているはずなのに、どうしてクリスチャンはそんなに熱心なのか?と聞いているのです。

  • K-1
  • ベストアンサー率21% (832/3844)
回答No.3

簡単に言うと「それはそれ、これはこれ」になるんでしょうか。 キリスト教に限らず、仏教もイスラムも「人に親切に」「神を敬え」という点では同じなのですが、 キリスト教やイスラムは敬う対象が絶対唯一で、これが根底です。 「自分らの神が絶対!それ以外は悪魔、邪神だ!」というのが、原理主義者の言い分です。 熱心だからこそ、戦争になっちゃうのですな。 日本人の場合、根底に神道(精霊信仰)があり、八百万の神々がいます。 それにイスラムだのキリストだの、一人や二人増えても気にしないのでしょう。 ついでにいうと、亜米利加が仕掛ける戦争の8-9割は資源戦争です。 石油、ウランは言うに及ばず、バナナの為に南米へ派兵したことすらあります。

gibson45
質問者

お礼

ありがとうございます。 クリスチャンなら、熱心であればあるほど、キリスト教徒の矛盾がわかるはずです。日本人みたいに宗教にいいかげんなものが多数ならわかります。どうしてそんなにたくさんの人が真剣になれるのかが不思議です。

  • papa-ra-pa
  • ベストアンサー率27% (421/1529)
回答No.2

>矛盾している宗教_ 一般的に知られている「解釈」が矛盾しているんです。 本来は 矛盾してなかったはず~ 政治の関係や 協会の利益の為に 勝手に変えられてしまったんです。 勝手に変えられたと気づいていないか しょうがないと思っている人間しかいないってことです。洗脳状態か 無知か _ 正しいかどうかわかりませんが キリストやマリアの「像」を必要としない宗派もありますし…

gibson45
質問者

お礼

ありがとうございます。 >政治の関係や 協会の利益の為に 勝手に変えられてしまったんです。 そのとおりだと思います >勝手に変えられたと気づいていないか しょうがないと思っている人間 熱心ならば、変えられたことに気づきそうですし、しょうがないと思うなら熱心になれないような気がするのですが…たまには、そんな人間もいるでしょうが、それが多数派なのは不思議でしょうがありません。

  • cat_cat
  • ベストアンサー率22% (132/596)
回答No.1

私個人の考えですが・・・。 私達の神が唯一の神でその以外の神を信じるのは邪教。 そもそもキリスト教の始まりは偶像崇拝を野蛮と言っていたのに、教会には飾っていますね。 プロテスタントとカトリックの違いは私にも良く分かりません。 (たしかどちらかがキリストで、どちらかがマリアだったかな??) 昔は宗教の名の元にイデオロギーの戦争が行われていましたが、いまはエネルギー確保の戦争の方が多い気がします。

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