数学(算数)と言語の関係について
数学(算数)と言語の関係について
現在、アメリカで子育てをしております。
子どもは現地校に入れておりますが、日本語の勉強として算数も日本の教材を用いて教えています。
2年生から掛け算が出てきているのですが、日本の教え方とアメリカの教え方が全く異なるので、最初はとても戸惑いました。
今は3年生なのですが、今でも時々間違ってしまうようです。
何が異なるのかと言うと、掛ける数と掛けられる数の位置が異なるのです。
例えば:
6個のケーキの上にイチゴが2つずつのっています。
イチゴは全部で何個あるでしょう。
こんな問題があるとすると、日本では、
2X6=12 12個
...と教えますが、アメリカでは、
6X2=12 12個
...と教えます。
どうしてこうなるのか理由が分からず、子どもには日本式とアメリカ式ではやり方が違うのだから、違うんだ。。。と覚えなさい!...などと言っておりました。(汗)
でも、最近、これは言語が深く(?)かかわっているのではないかと思うようになってきたのです。
日本語では、『2の6倍』という言い方をするので“2X6” となるのに対し、英語では、『6 times as large as the original number: 2』という言い方が出来るので“6X2” となるのではないかと。。。
そう考えると、他の言語を話す国では、どうなんだろうか...と思い始めまして。。。^^
また、掛け算以外にも、言語が影響を及ぼしていそうな違いが数学(算数)の世界にはあるのだろうかと、興味が沸いてきたという訳なのです。
どなたかご存知の方はいらっしゃいますか?
お礼
どうもありがとうございます☆