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動脈と静脈のK値が大きく異なる事ってありますか?
検査センターに依頼したK値が前回と比較して明らかに高い患者がいて、今回院内でドライケムを使用して確認したら、7.1(ヘパリンリチウムで全血)と更に高くなっており、精査で血ガス・心電図を行いました。 心電図はテントTの所見を示しておらず正常、血ガス(ヘパリン)ではK値が4.4とドライケムとは全く異なり、高K血症ではない印象です。 ドライケムと血ガスのデータが大きく乖離した為、コントロールを測定し、機器の異常ではない事を確認後、血ガスの機器で静脈血(ヘパリンリチウム)を測定したら6.8とやはり高く、血ガスの検体(動脈)を使用してドライケムで測定したら4.3と、動脈と静脈でK値が大きく異なる現象が見られました。 これは一体どんな事が考えられますか?因みにこれらの検体は同一患者から採取された物に間違いありません。採血の手技なのか、採血器具が原因なのか、検査技師の経験を振り絞っても全く答えが見つかりません。 どなたか、似た様な症例を経験された方はいらっしゃいますか? この患者さんは来週もう一度再検査をする予定です。高血圧と糖尿の既往があります。
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- USB99
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回答3のかたへ。 学会などでは、どこの医療機関による発表かわかるので患者特定に繋がる可能性がありますが、日本の事例かどうかもわからず、もしかしたら地球でなく宇宙ステーションでの話かもしれない条件で、特定に繋がるかといえはNOでしょう。 それより、点滴の影響と溶血以外では考えにくい事例なので、それ以外で本当にご存知なら、ぜひ、教えていただきたいものです。
- dsdna
- ベストアンサー率24% (308/1281)
>どなたか、似た様な症例を経験された方はいらっしゃいますか? 似たような経験はないけど理由はいくつか思い当たる。質問文では細かいポイントが不明なため、断言はできない。ドクタに聞いた方がよい。 それよりも、患者の個人情報をさらしているけど、いいの? 質問文を読むだけで ・高血圧の既往がある。 ・糖尿の既往がある。 ・最近、2回カリウムを測定している。 ・検査項目とか条件、その結果。患者とか病院の許可を得て公表していますか。 ・血ガスと心電図の検査を追加した。 ・その結果も公表している。 ・来週再検査する。 など、分かってしまうことが多々ある。 もし、主治医とか患者(あるいはその身内)がこの質問文を読んだら、誰のことかわかっちゃうよ。その患者が、実はあなたとかあなたの身内で、許可を得ているのであればいい。そうでないなら、あなたは相当危ないことをしている。
- USB99
- ベストアンサー率53% (2222/4131)
一番多い原因は採血した部位より末梢でソリタT3などを点滴している場合です。 ソリタT3は20mEq/Lですので。
補足
外来受診の患者の為、点滴は行っておりません。
- DJ-Potato
- ベストアンサー率36% (692/1917)
溶血とかそんな単純な話ではないですかね?
補足
K高値の静脈血を遠心しましたが、溶血していませんでした。以前提出した外注の結果も溶血コメントははいっていません。
補足
病名でいうと「偽性高K血症」になるのではないかと。。。 静脈採血の手技が少し疑わしいので、駆血帯の締めすぎはないか・採血に時間がかかっていないか・患者が手を握る際、思いっきり手に力が入りすぎて筋肉中のカリウムがでてしまっているのではないか・患者が手をグーパーしていないか等、一つ一つ確認したいと考えています。 白血球、血小板が高い等の白血病でもカリウムが高値を示す場合があるそうです。この患者の末血はそれには当てはまらなかったので除外しました。