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認知症の人にとって家族の役割は
年老いた母(半身不随)を施設に預けざるを得ないです。ようやく週2回だけ、母に会って喜ばせています。そのことを某調査官に「それはいいことだと思うけど、無理することはない」と言われた言葉が「それは、勝手にやっていることでしょ」というように聞こえてきました。 さて、認知症の人にとって家族の関わりが密であるほうがいいに決まっている、いや寧ろ密な関わりが必要なんだ、と思うけど、なぜそうなのかがはっきりしない。「家族の関わりは密でなくていい、グループホームの職員に任せとけばいい」という人に、どう反論すればいいのだろうか。その辺り(家族の密な関わりの必要性)を説いた本なり論文などがあったら紹介して欲しいです。これは、在宅介護の方がいいのか、という問題とも関わってきそうです。 認知症を進行させない、できたら改善もしくは現状をできるだけ維持させたい、そのためには家族の役割が大切なような気がするのだけど、気がするだけで明確なものを持ち合わせていません。 20~25%が在宅介護なので「介護者支援法」が日本にも必要だとして、その制定に向けて運動している団体があります。施設の職員に任せるだけでいいというのであれば、家族の役割は非常に少なくなる。半身不随で認知症の家族をグループホームに預けている者にとっては、在宅介護ではないので「介護者支援法」は必要ないということになりますが、何かしっくりきません。物理的・精神的に週2回しか訪問できないところを何とかならないものだろうか。そういったところにも光を当ててくれるような法律ができたらいいのですが。
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- meg68k
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こんばんは。 >某調査官に「それはいいことだと思うけど、無理することはない」 >と言われた言葉が「それは、勝手にやっていることでしょ」という >ように聞こえてきました。 話の流れがわかりませんが、素直にとれば「あなたはあなたの生活が あるでしょう」という風に聞こえます。介護は短期戦ではないので(認 知症は年単位がザラです)無理をしていたら先に家族側がダウンして しまい、結果として利用者のサポートも出来なくなってしまいます(そ れはしいては利用者の生活的にもアウトになるでしょう)。 グループホームのスタッフは所詮他人なのです。利用者にとった理想 は一般的には家庭的な付き合いをすることですが、認知症だけあって 表面的な所は忘れてしまいます。感情的な面は覚えており蓄積してい きますので、そういう面でグループホームスタッフは家庭的関係を作 り上げていきます。 当然蓄積が不十分な間は関係なんか出来ていません。スタッフからの お願いも嫌がるかもしれませんし、逆に利用者はスタッフに気を使っ て依頼しにくいかもしれません(誰も親しい人がいなくて不安に思っ ているかもしれません)。 グループホームスタッフはこんな頑張りと時間を必要としますが、既 にそれをクリアしている人間がいます。家族です。家族がこの中に加 わることで、不安は薄くなり、スタッフと利用者間の関係を効率よく すすめられます。 だから家族の関係は必要とは言いませんが(ヘルパーのプライドとし て家族がいなくても時間さえかけられれば家族的関係を成立出来ると 考えていると思います)、それには確実に時間がかかるので、賢いと は言えないと思います。
こんにちは。 最近まで介護職に就いていた者です。 調査官の仰った「いいことだと思うけど、無理をする必要がない」 これは嫌みではありません。 実際、毎日朝から晩まで面会に来られる御家族はいらっしゃいます。 施設側としても、素敵な家族だなぁと思います。 ただ、一所懸命になりすぎて、職を失い娘様への愛情が届かず、その方の周りがごちゃごちゃなっていました。 そういう事例も踏まえて、「出来る時に、してあげたい事をして下さい」と思います。 また施設によってはケアプランに家族の協力を仰いだりしますので、施設やケアマネさんに、御家族の要望はどんどん仰って構わないと思います。 「施設に任せればいい」より 「補えない部分を施設がやってくれる」 で良いです。 私が勤めていた所は、たまに家族が泊まり込みで過ごしたり等、利用者様と御家族とが納得の行く形が作れるよう配慮していました。 家族の役割。 面会に来て、一言話しかけるのも、付きっきりで介護されるのも全て役割になっています。 私達職員がどんなに頑張っても、血の繋がった家族には勝りません。 投稿者様のように、御家族の為に何か出来る事を… そう仰られたり、行動される事で、より明確な支援も見えて来ます。 不安や不満、言って構いません。 お母様の大事な命をお預かりしています。大事な残りの人生をお預かりしています。 担当職員やケアマネ、施設で信頼出来そうな方に何でも言って下さい。
家族との連携を計ることは老人ホーム職員マニュアルなどに書かれていると思いますよ。認知症でなくてもあっても家族の役割に変わりはないはずです。詳しいことは理論だって言えませんが実際家族の面会は施設生活のストレスを和らげることができるはずです。それが脳の活性化に繋がるのでは?
補足
ありがとうございます。ああそうか、ストレス解消、脳の活性化につながるんですね。そのことを科学的、統計的に論じた本や学術論文(素人なので、あまり難しいのは困りますが)はないんでしょうかしら。なかなかないですよね。
補足
ありがとうございます。調査官の言葉は決して嫌味として受け取っているわけではありません。自分自身、介護は無理をしてはいけない、ということをこれまでずっと言ってきましたので。 欲しいのは、本当の家族が密に接した場合と形だけの接し方だった場合にどう違うのか、科学的、統計的に論じたもの(本でもいいし論文でもいい)があったら一番いいのですが。そんなものはなかなかないですよね。 ケアマネさんや施設の職員の方々はみなよくしてくれて不満なんてありません。それ以外の人、家族の中で、認知症家族の密な関わりの必要性を軽んじている人がいるのです。施設に金を払ってるんだから、施設側がやってくれるのは当たり前みたいな。調査官は決して嫌味な言葉で言ったのではないというのは分かっているんですが、例えば「施設に金を払っているんだから」というような考えも1つの考え方だ、と肯定しそうな感じです。調査官という立場上のことでしょう(ご本人は決してそんな考えの人ではありません)。 現在、物理的・精神的に週1時間ずつの2回(計2時間)の面会がやっとです(長距離が理由)。本当は、もっと密に関わることが必要だと思っています。毎日関わりたいのに、2時間ではあまりに少なすぎます。認知症の改善或いは現状維持のためには、家族のできるだけ密な関わりが必要だと論じた本や論文(科学的、統計的)があったらと思っています。そういうのがあれば、現状をもっと改善できるのに、と思っています。