- 締切済み
すさまじきもの 活用形
除目に司得ぬ人の家。今年は必ずと聞きて、はやうありし者どもの、 ほかほかなりつる、田舎だちたる所に住む者どもなど、みな集まり来て、 出で入る車の轅も隙なく見え、もの詣でする供に、我も我もと参り仕うまつり、 物食ひ酒飲み、ののしり合へるに、果つる暁まで門たたく音もせず、あやしうなど、 耳立てて聞けば、前駆追ふ声々などして、上達部などみな出で給ひぬ。 もの聞きに宵より寒がりわななきをりける下衆男、いともの憂げに歩み来るを見る者どもなどは、 え問ひだにも問はず、ほかより来たる者などぞ、 「殿は何にかならせ給ひたる。」など問ふに、答へには 「何の前司にこそは。」などぞ、必ず答ふる。 まことに頼みける者は、いと嘆かしと思へり。つとめてになりて、 隙なくおりつる者ども、一人二人すべり出でて去ぬ。古き者どもの、さもえ行き離るまじきは、 来年の国々、手を折りてうち数へなどして、揺るぎ歩きたるも、いとをかしうすさまじげなる。 途中からですが、枕草子のすさまじきものです。 テストが近いので動詞、助動詞の活用を教えて頂けたらと思って載せました。 少しだけでも構わないので、お願いします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答