烏と鳩、そして雀・・・とても勉強になりました
烏と鳩、そして雀・・・とても勉強になりました
私は、ある日公園で昼食を食べていました。すごく暑い日で一人でボーっとしていました。
昼食もほぼ食べ終わり、ふと気づくと私の周りには、数多くのハトと、数匹のスズメ、そして2羽のカラスがよって来ていました。私はエサがほしいのかとボーっとしながら、パンを少しちぎっては投げ、それを追う鳥たちをみていました。 私が投げたパンは数的に圧倒しているハトがほとんど食べており、スズメとカラスはほとんど食べることが出来ていませんでした。
それから5分くらいたった時にふと気づいたのですが、投げたパンのほとんどをスズメが食べるようになっていたのです。
「なんで!?」
数も少ないし、体も小さいのに…
本当にどうでもいい疑問が湧きました。どうでもいいことなのですが、凄く気になり観察することにしました。
なぜスズメがエサの大半を食べることができているのかを。
体の小さいスズメは、ハトやカラスのように私がパンを投げ、地面に落ちてから動いていたのでは間に合わないので、私がどこに投げるかその指先をみていたのです。私はビックリしました。本当に数匹いるスズメの全てがしっかりと見ていました。(フェイントをしても、スズメは微動だにしません)
私はいつも感動することはあまりないのですが、ほんとうに「やるじゃん」と小声で言ってしまいました。
(ハトとカラスはそこまでは見ていません。投げて地面に落ちてから反応していました。)
その後も、スズメの一人勝ち状態だったので、逆に今度は、ハトやカラスが可愛そうになったので、有利な場所に投げてやりました。
もともと体が大きく、ほとんど努力したことがないハトが、
日々努力の連続である体の小さなスズメに、最終的に美味しいところをもっていかれてる。
ハトはその意味すらわからず、疑問にも思わない…。
その光景が、自分に見えてきて本当に感慨深かったです。
私も昔から体が大きく、力も強かった為、ある程度何事も思い通りになってきました。(特に十代です)
しかし、年を追うごとに、体が小さく、力もない人達に何事も敵わないことの方が多くなってきました。
特に人間関係です。私には一番努力が欠けていた部分と自覚していましたし、未だにうまくできないことです。
体も小さく、力も無い人たちは、人一倍努力するとよくいいますが、人とのコミュにしても、
協調性も早く身に付けるだろうし、どうしたら気にいられるか等もずっと考えて生きてきているはずです。
だから私が敵わないのは至極まっとうなわけです。(生まれつき苦手なのも大きいですが)
私は、今現在も人間関係で努力していますが、なにぶん暦が浅いせいか、本当に上手くいきません。
今回、人間関係の肝とでもいうべきものを、みなさんに教えていただきたいと強く思い、長文を書いてみました。
みなさんが会社なり、様々な場で気をつけていること、また実践していることをお伺いしたいです。
人心掌握術等もあれば是非ご教授していただきたいです。
人生の先輩方、宜しくお願いいたします。
(長文を読んでいただいた方々に、心より感謝いたします。)