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犬の幼稚園
4月初めに柴犬を飼いました。なかなか上手くしつけられず、噛む・飛びつくと手に負えません。犬の幼稚園でしつけを学びたいと思っていますが、上手な選び方があれば、教えて頂きたいのですが、宜しくお願いします。
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”犬の幼稚園”という語感を重視して書き込みさせて頂きます。 まず大前提。 >噛む・飛びつくと手に負えません。 犬の月齢・年齢が解りませんが『4月初めに柴犬を飼いました。』『幼稚園』とありますので、8週齢で迎え現在は生後三ヶ月にはいったところとして書きます。 この頃の子犬、特に和犬は、これが普通で何も問題ありません。 通事を優先しますが、子犬の三ヶ月は人間で言えば5歳児ぐらいです。 幼稚園の園児(人間)を見ると、ヤンチャで走りまくって遊ぶ子もいますし、砂場でお城を作る子もいますよね。 人間の子供の場合は、親だって5年という歳月の付き合いがありますから『そういう子供だと認識』するのに、ゆっくりした時間の流れの付き合いがあります。 ぶっちゃけ『問題だとは思わない』わけですね。 ところが人間からすれば、つきあい始めてまだ一ヶ月です。 『こういう犬になって欲しい』という思いとの食い違いがあっても、それは普通です。 つまり『活動的なワンコが好き』という人からすれば、三ヶ月齢ぐらいならこれぐらい激しい方が好ましく感じますから現在の愛犬の姿は『良い育ち方』ですし、そうで無い人からすれば『問題だ』と感じることもあるわけです。 >噛む・飛びつくと手に負えません。 三ヶ月齢のワンコからすれば『うわっ! 大好きなlovef4さん! 遊んで! 遊んで!』です。(成犬を4月初めに飼い始めた、ということなら話しが変わりますので補足して下さい) こういったワンコに禁止事項を増やすという処置を取るのは、(人間の)走り回って遊ぶのが大好きな幼稚園児に『温和しくジッとしなさい』と命じるようなものです。 ここで考えてあげて欲しいのは、”それがこの子の発達に最良だろうか?”です。 良いところを見つけ、その素養を最大限伸ばして上げた方が、結果的には近道だと思うのです。 犬の時間はとても速く、一歳になるころには青年期です。 つまり半年、一年というスパンで『活動的でありながら落ち着きもある』という状態になるように導いてあげれば良いわけです。 1)思いっきり遊ぶ。飼い主が疲れるぐらい楽しんで遊ぶ。 2)遊びの中に節度を入れる(強く噛んではいけないを絶対のルールにする) 3)徐々に日数をかけ、遊びを我慢させる(後で遊ぼう)ことを取り入れ、我慢させた後にしっかりと遊ぶ。犬の要求を即座に満たさず、また”飼い主と遊びたい”という正当な要求を決して無視しない。 4)平行し1)の段階から、マテ・オスワリのふたつを”遊びを通し、遊びの延長戦で”教える。 細部の割愛はしていますが、こういったルールを構築し厳守すれば、一歳半~二歳には落ち着きと活動的な部分が同居した犬になります。(いわばアジリティで活躍しているような犬ですね) 盲導犬だって一歳になるまで訓練はしません。 一歳までは精神発達の下地作りの時期です。 細かくはこちらをご参照下さい(https://www.moudouken.net/volunteer/article.php?id=105) 盲導犬協会のページですが、ここにあるのは『人間の良きパートナーになるため必要な環境』です。家庭犬でも同様のことが言えます。 こういった意味で『犬のようちえん』が重要な意味を持ちます。 尤も恩恵を受けられる人は、留守がちな人だと思います。 下地作りの重要な時期に、ひとりぼっちで留守番という刺激の無い時間を過ごさせることは良い影響を与えません。 幼稚園に預けることで、常に適切な刺激があります。 次にあるのは”他人や他犬という存在に慣れる”ことです。 いわゆる社会化、家の中から外に出た時に好ましい振る舞いをする犬であるために必要なことです。 一歩外に出れば、道を歩いている人もいますし、散歩中の犬もいますから、それら他人や他犬に対して過剰反応すると(人や犬に吠える)(人や犬を怖がる)(人や犬に攻撃的になる)(人や犬を見ると普段と違う行動を取る)こういったことになります。 どの行動を取るかは、ひとえに犬の性格。 いずれにせよ、過剰反応が根っこです。 個人的に預けたことはありませんが、私の知る限り(様々な犬種と同じ場所で自由に遊ぶ)(月齢に応じて人通りの多い日中に散歩時間がある)このふたつが最大のポイントです。 この点に関しては長くなりますので割愛しますが、犬の場合12週齢までは『場所・生物・非生物(もちろん他人や他犬も)』に対して警戒心を抱かず接します。 この時期に体験し、警戒心なしに慣れたことに対しては生涯を通じて、接触の第一段階で敵対行動をとらないですみます。(これを可逆的と考える学者と、不可逆と考える学者が存在し、いずれかの結論は出ていません。個人的には、12週齢までが効果的なのは間違いないし、そうやって育った犬は『ひと味違う』と思います。この差を求めなければ、12週齢を過ぎても十分にカバーできと実感します。ただしカバーは(性格により)時間が必要だと思います) ところが、この時期と、ワクチン接種により外出禁止の時期がダブるわけです。 外出禁止時期と、世の中とふれあうべき時期が同時期に訪れるという強烈なジレンマですね。 犬の幼稚園ですが、預かりの必須条件にワクチン済みということがあります。 また、そこを訪れる飼い主さんも、働いている人も、犬の健康を考え簡易消毒を行ってから入出します。 つまり『犬の幼稚園そのものが、病気を持ち込まない他人と他犬が集まってくるところ』ということで、社会化の障碍が撤廃された空間になります。 (※ワクチンと獣医師からの散歩可については、これも諸説色々あります。昔はワクチンそのものがありませんでしたので散歩も早々に開始してました。ただ、この時期に幼犬で”ワクチンをしなかった影響”というデータも存在しませんので一概に結論は出せません) 言い方を変えれば、これら犬の社会化を自宅で行えれば良いわけです。 ○他人とふれあう=数多くの来客者(友人知人を自宅に招く) ○他犬とふれあう=病気の懸念が最小で済む犬(知人友人の健康状態がしっかりした犬や、同居犬) こういう事ですね。 ただ飼い主の環境により不可能な場合もありますので、その場合は犬の幼稚園が強い助けになると思います。 長々と書きましたが、 >犬の幼稚園でしつけを学びたいと思っています 犬の幼稚園として選ばれるならば、 1)犬が多く集まっているところ。特に短口吻の犬は『(犬から)よく解らん』という対処、もうちょっと突っ込むと警戒心を持ちやすいので、短口吻の犬がいてれば(慣れるのに)理想的です。 2)教育犬がいる幼稚園。私の知っている所にラブラドールレトリバーとフレンチブルドッグを教育犬で飼育しているところが有ります。犬から見れば(大きな犬)(顔つきが変わっている)という犬にふれあう事になりますし、愛犬がこういった犬とふれあう機会がない環境ならばとても良い影響があると思います。 3)ワクチンで外出禁止が解除され次第、日中の人通りの多い場所に積極的に散歩に行く幼稚園。飼い主がさせにくい経験を代行してさせてくれるということですね。 4)躾は二の次三の次、幼稚園本来の意味からすればオマケだと思います。いずれにせよ『噛む・飛びつく』は”躾”という感覚からすれば”基本のキ”ですので、よっぽど変な所に預けない限り大丈夫です。 >犬の幼稚園でしつけを学びたいと思っています 躾を目的にされるならば、幼稚園という枠を撤廃し、広く『しつけ教室』から探した方が選択肢が多くなると思います。 この場合は『和犬に慣れたトレーナーで、(犬の)支配性に否定的な人』を選んであげて下さい。 和犬の最大の特徴は『自分で判断する能力がずば抜けて強い』です。 獣猟犬として山野に放つと、洋犬と和犬で決定的に異なるのは”時間経過を考慮に入れた相応しい行動”です。つまり判断力と応用力が本質的に強く伸ばしやすいという傾向があります。 もちろん性格がありますが、これが強い個体の場合『(人の)命令に従わせよう』という考えは害にしかなりません。 『パートナーとして、こういう行動を。(飼い主)がこれをするから、君はこれを!』これで十分で、それには信頼関係です。 和犬と強く結ばれると、ちょっと他人に信じてもらえないような行動を普通にやりますからきっと驚かれると思いますよ。 小さい頃、庭で犬と遊んでいた時に、ふと”お腹すいたな”と思ったら犬がスッと歩いて園側からトカゲを捕まえ、戻ってくるなり私の前にポトリと落としました。 思っただけで口にも出していないのに、おそらく何か空腹を示すニオイが出るのでしょう。 食べるフリをしながら、部屋に戻って家の反対側でトカゲを捨て、バナナを大慌てで食べて犬の元に戻りましたが、「ありがとう」と言うととても誇らしげな顔をしていたことが想い出されます。 こういった『自分は何をすべきか?』という問いかけを自らに行うのが和犬です。(洋犬も判断力と応用力を鍛えていけば同様のことをしますが、自然発生的な高度な問いかけ行動、経験なしで行う正解は和犬の特質だと思います) 言い方を変えれば『(犬が)こいつ信用できない』と判断すると、非常に困ったことになりやすいと言えます。 柴犬は海外でも人気犬種になっていますが、海外のトレーナーが『シバは難しい』と口を揃え、本音では一番引き受けたくない犬種になっているようです。 これは『自分で判断する能力がずば抜けて強い』この影響がモロに出ていると思うのです。 ですのでトレーナーさんを慎重に選び、また任せるのでは無く、lovef4さんが一緒に学べるところを選んであげて下さい。
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- 山田 太郎(@f_a_007)
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Q、上手な選び方があれば・・・。 A、先ずは、気軽に体験してみる。 ×良い幼稚園=質の高いカリキュラム編成。 〇良い幼稚園=飼い主との相性が良いこと。 良い幼稚園とは、質問者が「良い幼稚園だー!」と思ったところ。それは、カリキュラムの質云々よりも相性の問題。相性には、スタッフの好感度が第一でしょうが、利用しやすいと通いやすいも含まれますので、その辺りも勘案。つまりは、気軽に体験してみることです。そうしないと、何が相性なのかも判らないと思いますよ。
お礼
f_a_007様 回答ありがとうございます。 そうですね まずは、体験してみます。
お礼
dog_1_1様 わかりやすい回答ありがとうございます。 初めて犬を飼うので、分からない事ばかりです。dog_1_1さんのアドバイス参考に勉強して わんこと一緒に成長したいと思います。 ありがとうございます
補足
捕足します。5月10日で5か月です。黒柴の♂です。