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程度を示す副詞「大いに」と「けっこう」の違い
○ 病気だと聞いて、お見舞いに行ったが、(大いに/けっこう)元気だった。 「けっこう元気だった」は自然だと思いますが、「大いに元気だった」はいえるでしょうか。両副詞の違いは何でしょうか。よろしくお願いいたします。
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私だけの感覚だけかもしれませんが、 けっこうには意に反してという感じが含まれていませんでしょうか ? 間違っているかもしれませんが。 (1) 病気だと聞いて、お見舞いに行ったが、結構元気だった。→思ったより元気だった。 (2) 「あの車を買おうと思うのだけれどどう思う ?」「結構維持費がかかるよ」→あなたが思っているよりも金がかかるよ。 また、 「お父さん、ボランティアをやろうと思いますが」。 ○「大いにやりなさい」 ×「結構やりなさい」 という違いがあると思います。
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- kine-ore
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回答No.1
「けっこう」は「かなり」から「それなりに」までの広範囲での相対的程度表現に使われる副詞ですが、「大いに」の場合はもともと「たくさん」という分量副詞であり、「はなはだしく」「非常に」といった絶対程度を指す副詞と見なせます。 ですから「大いに(=沢山)稼いだ」とか、「元気」に様態名詞や動作動詞を含めた「大いに元気な塩梅だった」「大いに元気付いていた」などであれば落ち着きます。 用例: 「大いに元気を回復してみると、」(夏目漱石「三四郎」) 「明日は大いに元気をつけて」(三上於菟吉訳「ライギット・パズル」) 「大いに元気を出して」(宮城道雄「五十年をかえりみて」)