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燕
今日、夕刻、燕の飛来したのを見ました。少し早いですが、もう初夏の風がちらついているのかと思い、みなさんに、今時期の詩を一つ書いていただきたいなと質問を立ち上げました。 どうぞよろしくお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
今時期の詩とは俳句のことでしょうね。 燕来る古巣の宿に姥ひとり 燕反転なにかかすめし想いあり あのことはもう来し方に初つばめ
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- untiku1942
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回答No.2
No.1の方のご回答の俳句に感心して歳時記を探しているいるうちに、燕を読み込んだ詩ということで、次の詩を思い出しました。高校の教科書によく載っている詩ですが、今の時期にふさわしいと思います。 雨 西脇順三郎 南風は柔かい雨をもたらした。 青銅をぬらした、噴水をぬらした、 ツバメの羽と黄金の毛をぬらした、 潮をぬらし、砂をぬらし、魚をぬらした、 静かに寺院と風呂場と劇場をぬらした、 この静かな柔らかい女神の行列が 私の舌をぬらした。
- 参考URL:
- http://web kyoto-inet.or.jp
質問者
お礼
なにもかもをしっとりと濡らす雨は風物の中でも特に好きな題材です。燕の羽毛を黄金と言った作者の意図はなんでしょう、南方の日差しを運んでくるという意味でしょうか、様々な解釈が含まれそうで楽しい詩だと思いました。 ありがとうございます。
お礼
ぎゅっと凝縮された言葉に、幾重にもイメージが織り込まれていて、いいなと思いました。 素敵な俳句をありがとうございます。