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臨界界磁抵抗について
発電機に関してですが、界磁回路の界磁抵抗がある値を超えると発電電圧が著しく減少して、自己励磁できなくなる理由を知りたいのですが、どなたかお願いします。
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ご質問の内容からして、分巻型の直流発電機だと思いますがよろしいでしょうか? 発電機が安定に運転するときには、 発電機自体の特性(発電機電圧-界磁電流) 界磁回路の特性(界磁電流-発電機端子電圧) を両方同時に満足する 発電機電圧、界磁電流 の点で運転しています。 今、界磁抵抗を一定以上に上げると、両方を同時に満足する点が電圧0付近になります(実際の発電機では、残留磁束のために界磁電流0でも端子電圧が有るため) この現象を考えるには、図を書いて見るのが良いかと思います。 縦軸に発電機出力電圧、横軸に界磁電流をとって 1. 発電機出力電圧の界磁電流依存性をグラフにする。 2. 界磁電流は発電機出力電圧/界磁抵抗で決まるから、もう一本 傾きが界磁抵抗 の直線が引ける。 3. 動作点は、1で引いた特性と、2で引いた直線の交点 4. 界磁抵抗が小さければ、交点が存在するが、ある界磁抵抗以上だと、交点が存在しない(もしくは非常に低いところで交わる)
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- ymmasayan
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回答No.2
分巻発電機の事ですね。 界磁抵抗が大きくなりすぎると発電電圧が下がります。 するとますます界磁電流が減ってはつでんでなつがさがって・・・と悪循環を始めます。 このため自己励磁が維持できなくなるのです。
質問者
お礼
お二人とも、回答ありがとうございました。
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お二人とも、回答ありがとうございました。