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「さんの話では」の文末について

日本語を勉強中の中国人です。相手と第三者の話をする時に使う「さんの話では」という言い方についてお伺いします。仮に第三者の苗字は「田中」とさせていただきます。文末は普通どのようにしているのでしょうか。 1、「ようです」や「そうです」をつける必要がありますか。たとえば、「田中さんの話では、一週間かかります」の文末は大丈夫でしょうか。 2、田中さん自身のしたいことを伝える時に、「田中さんの話では、~たいです」は自然でしょうか。 3、「田中さんの話では、~たいとの意向でした」は正しい構文でしょうか。「たいとの意向」はなぜ「たいという意向」ではないのでしょうか。 また、質問文について不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.2

「1」ですが、例えば人気アーティストのコンサートに行きたいとします。 チケットの販売日時を田中さんに確認しました。 田中さんはチケット販売案内のポスターを確認しながら日時を教えてくれました。 この状態ならポスターを確認しながらの答えですので、その情報は正しいと思われます。 この状態で聞いた内容を他の人に伝える場合は 「田中さんの話では○○日だった」 と言い切る事が出来ます。 しかし、田中さん自身がうろ覚えの状態で答えた場合、その答えが正しいかどうかは疑問が残ります。 その状態で他の人に伝えるのなら 「田中さんの話では○○日だそうだ」 となります。 答えの真実の責任を田中さんに持っていく話し方となります。 「2」の話の末尾を「~たいです」というのは自分自身の気持ちを表しています。 「田中さんと縄跳びをしたいです」 となると、縄跳びをしたいのは「自分」という事になります。 田中さんが縄跳びをしたいのならば 「田中さんが縄跳びをしたいそうだ」 となります。 「3」の「意向」ですが、簡単に言えば堅い言葉となります。 わかりやすく言えば会社の中でのやり取りや政治家等が用いる言葉です。 「意向」という言葉自体が、普通の会話で使われる言葉ではないのです。 なので「たいとの意向」のような言い回しになり、このような言葉は日常では使われません。 日常では「たいという事」のように使われます。 同じ日本語ですが、日常会話や会社内で使われる言葉等、使用する場面が変われば言葉も変わるのです。 余談ですが同じような言葉の変化の代表として「会社」を表す言葉があります。 自分が働いている会社を相手に伝える場合は「弊社」となりますが、 客である相手の会社に対して、「あなたの会社」と言いたい場合 言葉で言う場合・・・御社 手紙やメールで文字として書く場合・・・貴社 となります。

sobatya_cn
質問者

お礼

 ご丁寧に教えていただきありがとうございます。わかるようになりました。大変よい勉強となりました。

その他の回答 (2)

回答No.3

1、~一週間かかるとのことでした。「~とのことでした」というのは、最も一般的な慣用句なので、こちらがより自然。 2、ΟΟさんは、~を希望しています。 3、ΟΟさんの意向としましては、~ということです。  または、ΟΟさんからは、「~たいとの意向」を伺っております。「~たいとのこと」というのは慣用句と考えて良い。 4、そもそも話と意向は重複。ΟΟさんの意向は、とするのが正しい。

sobatya_cn
質問者

お礼

 ご親切に教えていただきありがとうございます。いろいろな表現方法を習得できました。大変参考になりました。

noname#193571
noname#193571
回答No.1

1 大丈夫です。でも、「田中さんの話では、一週間かかるそうです」の方が、より良い表現です。 2 自然ではありません。「田中さんの話では、~したいそうです」が自然です。 3 どちらの表現でも自然です。 第3者の意思を伝える場合には、「ようです」や「そうです」という自分の意思ではないという事を明確にする表現をつけるのが自然です。第3者の話でも、意思ではなく別の状態を表す場合には、つけなくても自然な表現になる場合が多いです。

sobatya_cn
質問者

お礼

 ご親切に教えていただきありがとうございます。わかりやすくてとても参考になりました。

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