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大数の法則に関する質問
- 大数の法則とは、確率変数の平均がその期待値に近づくという法則です。
- 質問はP(max|Σ_[k=1..n-1]w_k|≦cσ√n)を式で表す方法についてです。
- この式は、nが無限大に近づくときに確率が1になることを表しています。
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回答No.3補足 > という具合にn→∞なら(1)式はtrueで > |w_1|,|w_1+w_2|,…,|w_1+…+w_{n-1}|はDonskier's Invarian theorem(Donskier's Invariance Principle?)からWeiner Processに従うことが分かるそうです。 > そして,今回の問題は(nが有限値の時),つまりQ1とQ2です。 ・この質問で画像添付する(サイズによっては文字がつぶれるかも) ・テキストで記載する(打ち込むのが面倒かも)
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回答No.2補足 > lim_{n→∞}(1/√n)Σ[k=1..n]w_k > からBrownian motion, Weiner mortionを使って証明. > これは > Donskier's Invariance Principleと言って中心極限定理を一般化した定理だそうです。 Donskier's Invariance Principleで検索すると参考URLが見つかり、その中の(2.2)がまさにご質問に合致すると思うのですが、これでも1にならないような……。 c = 3で0.9946になるようです。 https://www.wolframalpha.com/input/?i=4%2Fpi+sum_%28k%3D0%29%5Einfinity+%28-1%29%5Ek%2F%282+k%2B1%29+exp%28-1%2F8+%28%282+k%2B1%29%C3%97pi%2F3%29%5E2%29
補足
ご回答誠に有難うございます。とても参考になっております。m(_ _)m > Donskier's Invariance Principleで検索すると参考URLが見つかり、その中の(2.2) > がまさにご質問に合致すると思うのですが、これでも1にならないような……。 ご紹介いただいた(2.2)をその外人の先生に見せましたら, 0.9946で特に問題ないそうです。 c=4,5,…,としていくと,任意の分散σに対して ∫[-cσ..cσ]1/(σ√(2π))exp(-x^2/(2σ^2))の面積は 1に近づくから lim_{3<c,n→∞}P(max{|w_1|,|w_1+w_2|,…,|w_1+…+w_{n-1}|}≦cσ√n)≒1 でOKだそうです。 その後,今回の問題に関して確認しました。 w_1,w_2,…,w_{n-1}は同じ分散値σのi.i.dで 各w_1,w_1+w_2,…,w_1+…+w_{n-1}同じ分散値とは限らない(σ_1,σ_2,…,σ_{n-1})i.i.dだそうです。 という具合にn→∞なら(1)式はtrueで |w_1|,|w_1+w_2|,…,|w_1+…+w_{n-1}|はDonskier's Invarian theorem(Donskier's Invariance Principle?)からWeiner Processに従うことが分かるそうです。 そして,今回の問題は(nが有限値の時),つまりQ1とQ2です。 nが有限値の時, P(max{|w_1|,|w_1+w_2|,…,|w_1+…+w_{n-1}|}∈[-λ(σ),λ(σ)]なるσによって決まる関数λでできるだけ小さなもので評価せよ。 というのも同等の題意になるかと思います。 さらに参考資料として http://projecteuclid.org/euclid.aos/996986501 のp21のTheorem4とP37の7.2Proof of Theorem4の箇所が参考になるとのことでした。 ※ε°はεと記号を分けるためのものだそうです(εと分けるためにε'とダッシュを使うような)。 くじけそうですが是非ともお助けください。
回答No.1補足 > max|Σ_[k=1..n-1]w_k| > は > max{|w_1|,|w_1+w_2|,…,|w_1+w_2+…+w_{n-1}|} > の意味でした。 ということなら、コルモゴロフの不等式を使うのかなと思ったのですが、 lim_{n→∞}P(max_{1≦j≦n-1}|Σ_[k=1..j]w_k|≦cσ√n) = lim_{n→∞}{1-P(max_{1≦j≦n-1}|Σ_[k=1..j]w_k|≧cσ√n)} ≧ lim_{n→∞}{1-V(|Σ_[k=1..n-1]w_k|)/(cσ√n)^2} = lim_{n→∞}{1-(n-1)σ^2/(cσ√n)^2} = lim_{n→∞}{1-(n-1)/(nc^2)} = 1-1/c^2 ダメでした……。 w_kが正規分布に従うということを利用するんでしょうか。
お礼
リンクをたくさん貼ったので再投稿記事は削除されてしまいました。 お手数おかけしまして誠に申し訳ございません。
補足
ご回答誠に有難うございます。参考にさせていただいてます。 あたらな情報を得ました。 k=1,2,…,n-1に関して f(w_k)=1/(σ√(2π))exp(-w_k^2/(2σ^2)) で P(f(w_k))=∫[-∞..+∞]f(w_k)dw_k という関係でした。 fは確率密度関数。 そして,新たな情報です。 w_k∈[-3σ,3σ]でP(w_k<3σ)≒0.997だそうです。 また, w_k~N(0,σ^2)の時, w_1+…+w_{n-1}~N(0,(n-1)σ^2) です(これは中心極限定理ですね)。 さらに lim_{n→∞}P(max{|w_1|,|w_1+w_2|,…,|w_1+…+w_{n-1}|}≦cσ√n)=1 の証明に就いてですが lim_{n→∞}(1/√n)Σ[k=1..n]w_k からBrownian motion, Weiner mortionを使って証明. これは Donskier's Invariance Principleと言って中心極限定理を一般化した定理だそうです。 部分部分の情報で誠に申し訳ありません。
w_1,w_2,……,w_[n-1]が独立な確率変数で w_1=1/(σ√(2π))exp(-x_1^2/(2σ^2)), w_2=1/(σ√(2π))exp(-x_2^2/(2σ^2)), : w_{n-1}=1/(σ√(2π))exp(-x_{n-1}^2/(2σ^2)), という確率密度関数を持つということで大丈夫だとは思います。 (独立かどうかは確実ではありませんが) > この時,w_1,w_2,…,w_{n-1}は正値ですよね? いえ、違います。 それらは、負の値になることもあります。 正規分布には再生性がありますので、Σ_[k=1..n-1]w_kの分布はN(0,(n-1)σ^2)になりますので、Σ_[k=1..n-1]w_k/(σ√(n-1))は標準正規分布に従います。 なんでnではなくn-1なのかという疑問もありますが、それよりもmaxは|Σ_[k=1..n-1]w_k|の中から最大のものを表しているのでしょうか? そうすると、 P(max|Σ_[k=1..n-1]w_k|≦cσ√n) = P(|Σ_[k=1..n-1]w_k|≦cσ√n) = P(|Σ_[k=1..n-1]w_k/(σ√(n-1))|≦c√(n/(n-1))) = P(|Z|≦c√(n/(n-1))) = 1-2P(Z≧c√(n/(n-1))) となります。 ここで、Zは標準正規分布に従う確率変数です。 従って、 lim_{n→∞}P(max|Σ_[k=1..n-1]w_k|≦cσ√n) = lim_{n→∞}{1-2P(Z≧c√(n/(n-1)))} = 1-2P(Z≧c) となり、1にはなりませんね。 > 確率の授業です(初学者です)。外人の先生なので英語が聞き取れず(しかも文字がとても汚い)よくわかりませんでした。 とのことですので、多分どこか写し間違えたのでしょう。
お礼
Weiner mortion ↓ Weiner distribution でした。 追加情報です。 N(0,σ^2)~x_1,x_2,…がi.i.d(独立同時分布)の時, lim_{n→∞}P(max{|x_i|}≦σ√(2nlog(n)))=1 は既知だそうです。
補足
とても参考になります。 w:= w_1 w_1+w_2 : w_1+w_2+…+w_{n-1} というn次ベクトル と S:= 0,0,…,0 1,0,…,0 1,1,0…,0 : 1,1,…,1,0 というn×n行列(これはintegral matrixと呼ばれる(?)) との積S^Twが 0 w_1 w_1+w_2 : w_1+w_2+…+w_{n-1} になっているからのようです。 > なんでnではなくn-1なのかという疑問もありますが > maxは|Σ_[k=1..n-1]w_k|の中から最大のものを表しているのでしょうか? max|Σ_[k=1..n-1]w_k| は max{|w_1|,|w_1+w_2|,…,|w_1+w_2+…+w_{n-1}|} の意味でした。