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「郵政民営化」のデメリットは何か

最近話題の「郵政民営化」に反対する人の意見を教えて下さい。 「郵政民営化」のメリットは以下のようなことがあると私は思っています。 1.競争意識が芽生え、サービスが向上する。 2.コスト意識を持つことにより経費を削減できる。 3.郵便局が税金を浪費する側から税金を納める側になり、税収が上がる。 つまり私には「郵政民営化」いいことだらけのようにしか思えません。今までなぜ行われなかったか不思議なぐらいです。それとも上記3つは私の勘違いなのでしょうか。 「郵政民営化」でデメリットを受ける人がいるのでしょうか。 それとも国会で「郵政民営化」を勧めると選挙で票が集まらなくなる理由が何かあるのでしょうか。 教えて下さい、お願いします。

みんなの回答

  • everyone
  • ベストアンサー率27% (23/83)
回答No.6

デメリットは世界一の貯蓄高を誇る、郵便貯金の資産運用が国としてできなくなることが一番大きいと思います。 採算に合わない郵便局は、合理化からいってスクラップされると思います。利用している人々には確かに不便をもたらすのですが、国として考えれば統廃合は必要、有益です。ドイツなどでは郵便の民営化で過疎地の郵便料金は上がったそうです。ですが郵便としての役割は減少しつつあり、実体は郵便局という名の国営銀行、国営保険であって、市場が活性化されません。(国営とは競争のないことでもありますので) 反対する人は、利権の確保が一番大きいかと思われますので、地方の小さな郵便局(国営)を守ることは、個人個人では必要、不必要があるのですが、無駄な財源浪費と利権抗争をも招いていることを思うと、デメリットというよりも必要な政策だと考えます。

yuk2
質問者

お礼

お答えいただきありがとうございます。 小泉さんには個人の利権を考えず、国全体の利益を考えて判断をしてもらいたいものです。

  • gazeru
  • ベストアンサー率42% (465/1093)
回答No.5

デメリットとは少し違うのかもしれませんが。 「民営化で、地元の郵便局がなくなってしまうのでは?」と不安にかられている一人です。 わたしの住まいは東京駅から電車を乗り継いで、1時間ほどのところですが、10年ほど前まで、郵便局はありませんでした。もちろん銀行は今も昔もありません。 30年ほど前から住宅が増えて、ようやく郵便局ができたのです。 お年よりはもちろん、子供の小さなお母さんたちも、もうこれで隣町までわざわざいかずにすむ、助かったと、ほんとに喜んだものです。 そんな場所柄ですので、コスト削減ということになれば、まっさきになくなる地域だと思うのです。(コンビニもつぶれるような地域なものですから)別に、山間部じゃなくても、こんな地域があるんですよ。 徒歩や自転車で、金融機関にいけるってほんとに幸せで安心なことなんです。 頭ははっきりしているけど、足腰が弱って遠出ができない、近所のおばあさんは、郵便局が近くにできてから、家族に迷惑かけずに、自分で自分のお金の管理ができるって喜んでいたんですけど、もし、また逆戻りの生活になったら・・・。 ちょっと愚痴になっちゃいましたね。 まあ、そういう不安をかかえた地域が東京の隣の県にもあるって、覚えておいていただければと思います。 身勝手かもしれませんが、地元の郵便局が無くならないでいてくれるなら、民営化には反対しません。 でも、たぶん、無理だろうなと思ってます。

yuk2
質問者

お礼

お答えいただきありがとうございます。 郵政の民営化でこんなにも深刻な問題が起りうるという感覚が私には全くありませんでした。NTT法のことも知らなかったし、まだまだ勉強が足りないことを痛感しました。

  • kurio
  • ベストアンサー率29% (424/1462)
回答No.4

民営化するとコスト意識が増しますよね。 そうなると人員削減、店舗縮小は確実に考えられます。 他の方も言ってますが、国鉄が民営化したときに利用客の少ない地方路線は第3セクターになりましたが、それでも赤字が続き営業を断念する路線もあります。 (3セクは運賃が高い!;_;) NTT(旧電電公社)も同じです。料金は安くなりましたがコスト削減の為に地方の窓口を次々に閉鎖しています。 過疎地の郵便局は間違いなく閉局するでしょう。そうなると過疎地への配達は時間がかかるようになったり料金があがるかもしれません。 通信業界(電話会社)では過疎地が取り残されないように、通信事業者がお金を出し合い、そのお金を過疎地でのサービス維持のため使おうとしています。(この基金をユニバーサルファンドといいます) 郵便事業でも同じような基金を設立すればいいのですが、今のところ郵便局以外には郵便事業を行っていないので基金を設立できません。 宅配業者(ヤマト運輸等)が基金設立に協力するでしょうか? 個人的な意見ですが、郵政民営化は電電公社民営化と似たようなものだと思ってます。郵便局は完全民営化できずに、NTTのように法律でしばられた特殊会社にしないとやっていけないような気がします。(NTT法=全国一律のサービスを義務付ける) この手の民営化問題は都会の人は得が多いでしょうが、過疎地の人にはデメリットが発生する可能性が大きいのです。

yuk2
質問者

お礼

お答えいただきありがとうございます。 NTTやJRなどの前例を考えると郵政民営化もいいのかなと漠然と思いました。 地方の人達のことまで考えて小泉さんには頑張ってもらいたいです。

  • reis
  • ベストアンサー率46% (402/864)
回答No.3

メリットもないとは言いませんが……。 まず、メリットとしてあげられた件に関してですが。 1.時々いるあまりにも態度のでかい局員は今まで通りのでかい態度はとれなくなるでしょう。 でも、サービスの向上は別問題です。そもそも現在の立場での郵便局は、あたえられた公務を間違いなく遂行することが自体がサービスだと思います。いわゆる「お客さまサービス」はさらにプラスアルファのサービスです。 もっとも、規則を守って運営することで正常な機能を果たそうとするために、逆に臨機応変な対応がとれないことは確かなので、そういうことをサービスと言うなら、まちがいなく向上するでしょう。 2.これは疑問です。むしろ経費はかかるようになるかも。 3.郵便局って独立採算制なんですが。 民営化してからも利益が上がるようなら税金も納められるでしょうが、今現在、浪費してるっていうのはありません。 さて、そこでデメリットです。 配達状況が悪くなる……という件に関して、宅配業者は現に配達に行っている……と思われるかもしれませんが。 郵便局という施設で考えてみたら、そうはいきません。 郵便に関しては配達の中継点、受付として、貯金保険に関しては身近な窓口として、郵便局はいろいろなところ(それこそ、山の上まで)に存在します。 たとえコストがかかろうと、それこそ利用者の利便のために郵便局は存在しています。それが、になうべきサービスだからです。 でも……民営化したらそんな使命感なんていらないわけだから、「コスト」のために廃止したっていいですよね。 きっと、郵便局の数は激減するんじゃないでしょうか。 第三セクターで補うとしても……それさえも厳しい現在ですし。 わかりやすい言い方をすれば、たとえばどこかの都市銀行が日本中のあらゆる場所で、御年寄りが気軽に行けるような位置に、支店を設置するだろうか……と言ったら? しませんよね、当然。 しかも、銀行等ではどこの支店でも最低10人程度は行員を置いて機能させているシステムを、郵便局、特に特定局では、4、5人程度の人員でさらに郵便物まで扱ってしまうという状態なんですから。これは営業努力で務まる問題じゃないです。公務だからやってるんです。 実際、とんでもない苦労を「公務員なんだから当然」として甘んじている人達は、少しは「正当な扱い、正当な報酬」を受けられるって、喜ぶんじゃないですか? 民営化を。もっとも、組合関係は、また別の視点で見ているのでしょうが。 政治問題やその周辺の問題としては、ある人には賛成、ある人には反対と意見のわかれるところではあるでしょうが、そんな次元の問題には関係のない一般人のレベルで言えば、メリットと思えるメリットが発生するとは思えません。 それでも、そういうマイナス面をすべてクリアして、さらに混乱を産まず、きちんとやってのけることが出来るなら、一般人としては民営化には反対しませんね。

yuk2
質問者

お礼

お答えいただきありがとうございます。 私が考えていたよりも郵政民営化は問題が多いことを知りました。もっとこういったことをメディアでわかりやすく取り扱って欲しいものです。 でも私も郵政民営化に基本的に賛成します。

  • Atalia
  • ベストアンサー率38% (48/124)
回答No.2

まず、票が集まらなくなる理由について、 自民党の票田の一つが特定郵便局長だからです。 それに、郵便事業が民営化されれば、 国鉄がJRになった時と同様に大量の職員が失業します。(たぶん) そりゃ関係者は抵抗するでしょ。自分の仕事がかかってんだもの。 民営化のデメリット: 過疎部の集配に問題が生じます。 過疎部では郵便物一つあたりの集配コストが大きくなります。 普通に考えればコストのかかるところでは料金を上げますよね。 もしも料金を上げれないとすれば、過疎部の郵便物を集配することは不効率なので、過疎部は孤立するかも知れません。 と、言うことなんですけど......ほんとかな?(^^; 鉄道なんかは、地方は採算が取れないので、新幹線が通ると在来線はJRに捨てられてしまい、第三セクターで(運賃も値上げして)運営されることになります。 しかし、郵便の場合は現状で宅配業者のルートが全国を網羅していますし、孤島などの特にコスト高となるところでは多少値上げされるのもやむをえないような気がします。 民間の競争相手が居ない(即ちまったく採算が取れない)ものは民営化されると地方では大きなデメリットが発生しますが、現状で類似業務の競争相手が居るならば、民営化はメリットの方が大きいと思います。

yuk2
質問者

お礼

お答えいただきありがとうございます。 郵政民営化で地方の人達はデメリットを受けるのですね。全く考えもつきませんでした。今度の選挙はじっくり考えたいと思います。

回答No.1

 郵政民営化によってデメリットを受ける人達は存在します。それは特定郵便局長たちです。特定郵便局というのは、明治時代、政府は全国に郵便局を設置しようとしましたが、財政の問題からなかなか全国に郵便局を設置することは出来ませんでした。そこで、地方の金持ちに呼びかけて彼らにお金を出させて郵便局を作らせ、その見返りとして郵便局を作った人の子孫がその郵便局長の地位を世襲できるようにしました。今でも、役所(多分、総務省)の許可を得れば、個人が郵便局を作れるという話しを聞いたことがあります。特定郵便局長たちにすれば、試験をうけることなく、自動的に国家公務員の地位を得ることができるわけですから(それに郵便局長は地方では名士の一人)、これほどおいしい話はありません。しかし、民営化されれば、自分の地位はどうなるかわからないし、仮に局長の地位を保持しても、利益は自分達で稼いでこなければいけないので大変です。そこで、特定郵便局長は郵政民営化に反対し、自民党総裁選では橋本氏を応援しました。特定郵便局長は全国に何万もおり、有権者の各家庭を隅から隅まで知り尽くしているので、自民党にとっては選挙の時に頼りになる存在です。そこで、自民党は特定郵便局長たちを怒らせないために郵政民営化を口にしませんでした。  また、一般の郵便局員たちも民営化されれば、自分達の仕事がきつくなるので、民営化に反対です。郵便局員たちの組合である全逓は旧社会党(今は社民党)の有力な支持基盤ですから、革新政党も郵政民営化に反対してきたわけです。  また、郵便貯金や各種の保険の掛け金は財政投融資という名目で土木事業や特殊法人の運営にまわされてきました。郵政民営化になれば、財政投融資もなくなり、これらにまわっていたお金はなくなるわけですから、土木事業や特殊法人からうまみを得ていた人たちも郵政民営化に反対しています。  私個人としては郵政民営化の議論が出てきたおかげで危機感からか郵便局員の対応が向上したので、郵政民営化は悪くないと思っているのですが・・・。(ついでに自動車運転免許の取得方法も自由化して、自動車教習所の教官たちも何とかして欲しい)

yuk2
質問者

お礼

お答えいただきありがとうございます。 「特定郵便局長」と言う言葉を初めて知りました。郵便局と政治はこんなにも複雑な関係があることを知り、考えさせられました。 自動車免許のことに関して私も同意見です。

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