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「古人の糟粕」?

「学研 現代新国語辞典」で、 「糟粕」というのを見ましたら、 「(1)酒のかす (2)良いところを取り去った役に立たないもの。」 のようにありました。 後者の用例として、  「古人の糟粕(昔の聖人の言葉やその著書) というのが挙がっていました。 ---- 【おたずねしたい点ですが、】 昔の聖人の言葉などを "かす" にたとえたりするのは、 ちょっとピンと来ない感じもするんですが (今に残る名言とかもあるんだろうし)、 少し具体的にはどういうものを指して、どういう文脈で使われる表現なんでしょうか? --

質問者が選んだベストアンサー

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  • o_tooru
  • ベストアンサー率37% (915/2412)
回答No.3

おはようございます、疑問はつきませんね。 さてご質問の件ですが、普段あまり使わない言葉ですね。でも、年上の人お話しするときに・もしくは文章の中で時々使う言葉です。自分の意見を述べるときなどにへりくだるときに使います。 「私の意見などは、所詮古人の糟粕を嘗めているだけにすぎませんから。」などと。(独自の意見がなく、ただいたずらに、先人の意見を繰り返しているだけにすぎない) 少し調べてみましたら、元々の意味は少し違うようですね。「どんな偉い人の言葉であっても、所詮その人の生き様の残りかすにしかすぎない」とでもいいましょうかね?(下記のサイト参照)『荘子』は儒教の大切さを反語的に説いていると言われています。

参考URL:
http://home.hiroshima-u.ac.jp/cato/chugokubungakunosekai.html#10
tochinkun
質問者

お礼

ありがとうございました。 「古人曰く、・・・」 とか、 「○○の爪の垢を煎じて・・」 のような表現が意識にあったせいなんでしょうが、 古人の残した言葉をなどをカス(糟粕)のように表すのは、 それらとは全く逆の話のようでちょっとピンときませんで、 たとえば、「今の時代には通用しない古めかしい考え方」 のような趣旨かと思ったりもしてました。 挙げていただいたサイトでその由来が良く分かりましたが、 要するに、 「言葉(ロゴス)の限界」ということがポイントになった 表現のようですね。 --

その他の回答 (2)

  • hal
  • ベストアンサー率16% (11/67)
回答No.2

こんにちは^^ 聖人本人そのものからすれば 書き残されてる言葉など聖人を語るには ほんの「かす」にすぎないと、 聖人の言葉そのものが「かす」ではなくて 書き残されている書物では言い尽くせないくらい すばらしい人と言う事みたいです。

参考URL:
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%B8%C5%BF%CD%A4%CE%C1%EC%C7%F4&kind=&mode=0&jn.x=47&jn.y=13
tochinkun
質問者

お礼

ありがとうございました。 「古人の」で引けば、goo 辞書でもヒットしたんですね。 --

  • mikelucky
  • ベストアンサー率37% (61/162)
回答No.1

どんな言葉をもってしても古の聖人の到達した真理を完全に伝えることはできない。 という意味だと思います。 「古人の糟粕をなめる」 昔の人の作り上げたものを形だけまねる。 という言葉もあります

tochinkun
質問者

お礼

ありがとうございました。 質問で触れた辞書に、 「古人の糟粕」というのが、 みだし語でちゃんと挙がっていました。 「荘子」にある有名な言葉だったんですね。 --

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