高校を卒業するときに答辞を読んだのが最後ですが、「答辞 卒業生代表 fujic-1990」で始まり、「・・・ ことを期待し、答辞と致します」で終わりました。
冒頭に「謝辞だ」と宣言した以上は、それ以降、謝辞を述べるべきですよ。
「謝辞に替えさせていただきます』とは、「いままで述べてきたのは謝辞ではなかった」とカミングアウトすることですから、聴衆を騙したことになります。
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まあ、実際は誰も聴いていないし、気にもかけないでしょうが・・・ 、それを言っちゃあオシマイでしょうね。
冒頭に「謝辞」と言いたいなら、最後に『謝辞に替えさせていただきます』と言ってはダメ。最後に『謝辞に替えさせていただきます』言いたいのなら、冒頭に「謝辞」と宣言してはいけません。
内容によるでしょうが、「・・・ を代表し○○について、(二・三)御礼を申し上げたいと思います」・・・ 「簡単では御座いますが、以上をもちまして正式な謝辞に代えさせて頂きます」とか、「謝辞!」・・・ 「(言い足りない点が多々ありますが)以上をもって謝辞とさせていただきます」みたいな組み合わせではいかがでしょうか。
「ご苦労下さった諸先輩方のご健勝をお祈り致しまして、謝辞と致します」的に、一見感謝の言葉でなくても、「感謝の気持ちがないなら言わないだろう」と思える言葉なら、謝辞は締めくくれるものです。