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余剰金処分とは?

資本準備金を取り崩し余剰金処分して繰越欠損金を圧縮とある会社の四季報に書いてあったのですがどういう事でしょうか? これにより復配への道が近付いたと見ても良いものですか?

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  • ymzimss
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回答No.2

残念ながら、復配は遠いと思われます。 まず資本準備金とは、 会社法で積み立てることが義務づけられている法定準備金のひとつで、株式会社が株式を発行しその払込を受けた金額のうち、資本金に繰り入れずにおいた額のことです。公示した資本額に相当する資産を保持しないと、利益配当などを行うことができませんが、資産が資本を下回った場合、法定準備金を取り崩して補い、利益配当などをすることができます。資本準備金を取り崩すことは、株主総会の普通決議が必要であるため、債権者保護の役目が大きいとされています。 また、会社運営の結果生じた利益は、株主総会によりどのように使うかが決められます。利益をどのように処分するかを決めるため、これを利益処分といいます。損失を処理するときは、損失処理といいます。処分ではなく処理ですのでお間違いなく。そして、損失が生じた場合には、その処理方法として、前に利益処分した積立金などを取り崩して補填します。 取り崩しには優先順位があり、欠損填補積立金、別途積立金の順に取り崩し、足りない場合にはこれらの他の任意積立金、法定準備金(利益準備金、資本準備金)の順に取り崩します。それでも補填しきれない場合には、次期に繰り越します。「未処理損失」のまま繰り越すか、「繰越損失」勘定を使い繰り越します。 従って、本件の場合、繰越欠損金を圧縮するために、法定準備金まで取り崩さざるを得なかったと思われます。繰越欠損金を圧縮してバランスシートの改善を図り、債権者に見栄えの良い決算書にすることは行ったものの、株主にとっては出資した資金を損失の穴埋めにされた訳ですから、不利益が生じていると診るべきです。 よって、当該会社の財務改善が今後進まない限り、復配は遠いと考えるのが妥当だと思います。

その他の回答 (1)

  • Surf64
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回答No.1

余剰金とは、簡単に言うと決算後、納税後に残ったお金(純利益とは違います) 例えば前年度は10億円の余剰金があって 今年度は15億の赤字だから 余剰金を引き当てた的な意味 復配が近づいたかどうかは 詳しいデータが無いので解りません!

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