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しんどい(気持ちが)を標準語にすると?
しんどいというのは標準語だと思っていたら、関西弁でした。 「勉強がしんどい」というのを、標準語にすると、 どういう表現がいいのかとても悩んでいます。 気持ちがしんどいと言う表現をしたいので、疲れると言う言葉では表したくありません。 何か良い言葉はないでしょうか。 ネットで調べると、かったるいという表現がありましたが、もう少しまともな言葉を使いたいです。
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中世での武家社会の興隆に伴って生まれた「しんど」や「しんろ」は近畿一帯がベースですが、その「辛労(しんろう)」の語尾を短縮させて(しんろ/しんど)語尾に「い」「を付加して形容詞にした「しんどい」は特に関西弁という限定があるわけではなく江戸文化でも庶民では一般的に使われていたこともあり、次の通り全国網羅的です。 「しんどい〔形容詞〕(1)だるい。つらい。疲れた。長野市・岐阜県本巣郡・石川県能美郡・福井・近畿・中国・四国・喜界島 (2)息苦しい。若狭・淡路島・岡山。 (3)退屈。淋しい。広島県双三郡・山口県玖珂郡。」(東條操編「全国方言辞典」) 例えば、雪国では「はげしい吹き降り」のことを「しんどあれ(辛労い荒れ模様)」などと使っています。 専門家によれば「さて、このシンドイの解釈であるが、苦しい、疲れた、くたびれたなどの場合に使用するが、さらに、もっとなまぬるい複雑性を含むと同時に、もっと軽い、微妙なくたびれ方をあらわした語であって、標準語では到底表現出来ぬ性質の言葉といってよい。」(牧村史陽編「大阪ことば事典」)
補足
お礼が遅くなりすみません。 全国網羅的なら使います。 ありがとうございました。