こうゆう単語は確かに国語辞典には出ていない
バラバラの単語、"平和"、"消極的"、"積極的"なら辞典に出てるけどね........
問題は【倫理】だ
"消極的平和"& "積極的平和".....どちらも【抽象的概念】を表すコトバです
普段、新聞等読んでると意外と判り易いんだけどね
やれ中東だ、やれウクライナだ、やれチェチェンだ、やれ北朝鮮だ・南朝鮮だ..........まだまだ在ります、実は
本題に入ります、
>消極的平和と積極的平和の違い
............判り易い例で書きます
【消極的平和】"平和"とは戦争が無い状態であるという考え方
例)現在の日本は「平和」だが、チェチェンは「平和」ではない
【積極的平和】"平和"とは戦争が無いことは勿論だが、「戦争も無いが、平和も無い悲惨な状態」というものがあり、此れ等(これら)が無い状態が「平和」であるという考え方
例)ある難民キャンプでは、争いがなくても飢えや病気が蔓延している
以上の事から、
積極的平和は、"構造的暴力の根絶"を目指している考え方 = 概念です
※"構造的暴力"
世界には貧しくて食べるものが無い人が大勢いる一方で、食べ物が有り余っていて捨てる事すら日常化している国が在る。
病気を治す薬や病院は在るのに、お金が無く治療出来ずに死んでしまう人達がいる。
お金が無く勉強する事が出来ない国の子供と、義務教育のある国の子供では、将来的に就(つ)ける職業に差がつく。
.............本来は避けられる筈の問題です、でも現実に起こってます。目に見えにくい暴力です。
これに対して、普通の他人を殴ったり、他国を武力で攻撃する等は"直接的暴力"と言います。
.............目に見え易(やす)い暴力です。
アナタは積極的平和と消極的平和、どちらを取りますか ?
お礼
ありがとうございます。 助かりました。