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細胞が死ぬと・・・

今、高校2年で、生物の授業を取っています。 今、浸透圧の所をやっているのですが、細胞が死ぬと細胞膜は全透性になってしまうと習いました。 どうして全透性になってしまうのですか? 死ぬと酸素が届かなくなるから? でも、酸素が無くても細胞膜のたんぱく質とリン脂質の性質は変らないんじゃ・・・? そもそも細胞が死ぬってなに? 先生に何故全透性になってしまうのか質問した所、 「細胞が死んだら細胞が物質を選んで取り入れたり出したりする必要がなくなるからだよ。」 と言われました。でも、ちょっと私の質問した意図と違う回答です。 後もう少し。 グルコースとフルクト-ス、化学式は同じなのになんで人間が感じる甘さが違うんですか?化学式が一緒だからって性質が同じとは限らないのは分かっているのですが何となく不思議です。 デオキシリボースとリボースは同じ糖なのに何でエネルギーにならないんですか? これらの二つって人間が口にしたら甘いんですか? なんだか沢山になってしまいましたが少しでもご存知の方がいらっしゃいましたら とても疑問に思っているので教えて下さい。宜しくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • hebikera
  • ベストアンサー率33% (48/142)
回答No.1

分かる範囲でお答えしたいと思います。 まず、細胞膜は「選択透過性」という性質を持っています。細胞膜には各種の物質の「受容体」と呼ばれるたんぱく質があり、細胞の外側にある受容体が目的の物質とくっつくと、ATPを消費して細胞内にその物質を取り込みます。ゆえに細胞が死んでしまうとATPを供給できないため細胞膜の選択透過性も失われてしまうのです。「全透性」という言葉があるかどうかは不勉強のため知りませんが、恐らくこの選択透過性が失われることをさしているんだと思います。 >そもそも細胞が死ぬってなに? 「死」の説明は難しいのですが・・・酸素や栄養の供給が停止し、細胞が活動できない状態になり、その結果として自己消化酵素により分解されてしまうことでしょうか。 次に糖について説明します。グルコースとフルクトースは化学式は同じですが分子構造が異なります。構造が違うため、舌の味蕾にある受容体にくっついたとき、味蕾の神経から脳に送られる信号も異なります。物質と受容体の結合はジグソーパズルみたいなもので、同じ重さのピースでも形が違えば必ずしもきちんと結合するわけではないからです。信号が異なるため、感じる甘さの度合いも違うというわけです。 また、デオキシリボースやリボースがエネルギーにならないのは生物の体内にこれらの物質からエネルギーを取り出す反応を行うための酵素がないからです。これらの糖が甘いのかどうかまではさすがに分かりません。なめたこともないし(笑) 以上で大体よろしいでしょうか?分からないことがあればまた聞いてください。

akikokun
質問者

お礼

選択透過性という性質を発揮するためにATPが必要だったんですね! 納得です。謎が解けたっ!て感じです。有り難うございました。 細胞のあんなに小さい中で色んな反応が起きているなんてすごいです。 「全透性」についてですが、実教出版の「生物(1)B」に「半透性」と一緒に載っています。 これって教科書に載ってるだけで使わない知識なんですかねぇ。 糖の甘さについても納得しました。 では、人間じゃない動物でだったらフルクトースよりグルコースの方が甘く感じることもあるってことですよね。(違う?) やっぱりデオキシリボースとリボースが甘いかどうかは分からないですか・・・。 お店で売ってればなめてみるのに。(笑) 生物って面白いですね! 本当に有り難うございました。

その他の回答 (1)

noname#211914
noname#211914
回答No.2

以下の参考URLサイトには「全透性」に関しての説明がありますが、参考になりますでしょうか? ところで、この質問は植物細胞あるいは動物細胞に関してでしょうか? いずれにしても、「細胞膜」についての質問でしょうが・・・? さらに ◎http://www.fujijuku.net/biollec/3.HTML (浸透圧って何?) このページで「細胞膜」の記載がありますが、物質の膜輸送に関連して、そのエネルギー源としてATPが関与してます。ATPはミトコンドリア内にあるのですが、「細胞死」によって呼吸が出来なくなり、細胞膜での「半透性」のコンントロールが出来なくなるためではないでしょうか・・? 「甘さ」に関しては、 ◎http://www2.freeweb.ne.jp/~maoda/sita.html (味覚について) 「甘味」は舌の先端の味蕾の味覚細胞によって感じます。 「甘味料とレセプター」に関してはhebikeraさんの回答がありますが、ご存知でしょうが、温度によっても甘味は変化します(味覚)。 ご参考まで。

参考URL:
http://www.gin.or.jp/users/seiken/jishusho/jisho05.htm
akikokun
質問者

お礼

有り難うございます。 リンク、とっても参考になりました。 質問は動物細胞、植物細胞両方についてです。 細胞膜はどちらにもありますよね? 味覚については人間の味覚についてです。 選択透過性の性質が発揮されるのにATPが使われることを知らなかったので わかんなくなってました。 死んだら酸素が無いからATPは作れないですもんね。 (嫌気呼吸したりするのかな?) でも、詳しいことを考えているとわけがわけがわかんなくなってきますが・・・。 本当に有り難うございました。

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