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あなたが死んで居なくなったら この世も消えますか?
いろいろ読んでて思うのですが 自分が死んだらこの世も消えると考える人もいるようです。 僕はそうは思わないですが(何故なら他人が亡くなってもこの世が消えた例がないからですが) 自分が消えたらこの世も消えると思う人 そう思わない人 もし持論があったら簡単にお聞かせください 長文苦手なのでぜひ簡潔にm(_ _)m
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唯心論と唯物論が存在論上の対立とすると観念論と実在論が認識論上の対立で、昔から「誰もいない野原で、花は咲くか?とか、誰もいない谷間で木魂は鳴るか?」という問題として論じられていて、どっちが正しいか結論は出ていません。 観念論者は、それを認識する人間がいなかったら、誰もいない野原で花は咲かないといい、誰もいない谷間では木魂は鳴らないといい、それに対して実在論者は認識する人間がいようがいまいが、誰もいない野原でも花は咲くし、誰もいない谷間ででも木魂は鳴ると言います。 だけど現代の科学・物理学は実在論に立っているから、人間が誕生する前から宇宙は存在していたし、太陽系が誕生してからのほとんどの期間は人間などいなかったし、人間が誕生したのはわずか数百万年前としか考えませんが、その前から宇宙は存在していたと考えています。 あなたも、自分が生まれる前から日本の歴史はあったし、大化の改新も鎌倉幕府も生まれる前からあったことを否定しないでしょ? だから、あなたが死んだからと言って、世界が消滅するわけではなく、あなたの死とは何ら関係なく、世界は存在し続けます。 ただ、それをあなたが認識し続けられないというだけです。 ただ、自分が死んでも世界が存続し続けるというのは何となく理不尽に思えるという感じはあります。 自分と一緒に滅んでしまえばよい、という気持ちはよく分かります。
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- stmim
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あなたの死後も世界はあるけど、あなたから感知できなくなるということだと思います。 夜、ぐっすり寝ているとき、意識のない間(夢も見ない時)、世界はどのように見えていますか? 何も感じないですよね。死後はそんな状態が続くのだと思います。
お礼
死後はもっと何もないのではないでしょうか 本人にとっては しかし世界は何事も無かったように回り続ける 問題は自分が死んだら何もなくなると思って生きることが よくない 間違っている 自分は先へ続く世界のために何かを残したいと思う人がいるほうが健全です でなければ世界は悲惨な未来を迎えるでしょう。 どうもありがとうございます。
- stm003
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NO.4です。 極論を(極論にしたほうが、その思想が分かりやすいから)言ってしまいますが、 つまり、哲学では 『世界というものは、その個人の頭の中にしか存在しない』 という考え方なのです。 あなたが言っている『世界』も、あなた自身が自分の頭の中に作り出した『世界』なのです。 あなたが死んだら、あなたの頭の中の世界も消えてしまうでしょう。 しかし、その周りで生きている人達の世界は消えません。 そして、その周りの日で生きている人達は、それぞれの頭の中の世界で、あなたの死を悲しみ、悼みながら、彼ら個人個人の世界は動き続けていくでしょう。 その個人が、頭の中に悪い世界を作り出してしまえば、それはその個人にとって現実の世界の姿にしか見えません。 誰かが自殺してしまえば、その誰かの頭の中にあった世界は消えてなくなります。 しかし、その頭の中にあった世界は、その誰かにとっては世界の全てです。 残念ながらこれは事実です。 自殺した人の家族は多額の賠償金を払う破目になるかもしれません。 友人や知人はとても悲しむでしょう。 だからといって自殺を無理やりに引き止める事がその人のためになるでしょうか? その人は『誰か俺を殺してくれ』と叫びたいほどに心の中に苦しみや痛みを抱えているかもしれません。 そう言い出せないのは、誰かを殺人犯にするのがしのびなくて言い出せないだけなのかもしれません。 しかし、その苦しみや痛みは、その本人にしか分かりません。 あなたは『いや、わかる』と、おっしゃるかもしれません。 しかし、それもまた、あなたが頭の中で想像し、感じている貴方だけの感覚であり、あなたの頭の中だけの真実なのです。 相手の頭の中の真実は、どう足掻いてもあなたから見ることは出来ません。 また、あなたの頭の中の真実も相手からは見えないものなのです。 つまり、それを確認する事は不可能なのです。 この不条理、苛立ち、無力感、私達は一体これをどうすればいいのでしょう。 人はお互いに完全に分かり合い、完全に理解しあうのは不可能です。 しかし、完全に近づくこと、お互いに深く理解しあう事は不可能ではありません。 会話をすることによって、自分の世界を話し聞かせ、理解させ、相手の話を聞き、理解する。 お互いのお互いに対する認識を高めていく …こうすると何が起こるでしょう? 最初に書きましたが、人は自分が感じ、経験してきた事で自分の頭の中に世界を造り上げます。 彼に向けられて行ったあなたの言葉(あなたが彼に与えた経験)によって、彼は彼の頭の中の世界を再構築していくのです。彼の頭の中にある悪い世界をあなたの言葉によって変える事が出来るのです。 同じ様に、彼の言葉によって、あなたが彼から受け取った情報によって想像されている頭の中の仮想の彼は、より本物に近づいていき、彼の頭の中にある世界がなんとなくあなたにも見えてくるようになります。 人と人が分かり合う、理解しあうと、この様な事(相手や自分の世界を変える事)が出来る。 それが哲学が出した答えのひとつです。 もちろん、これだけが正解な訳ではありませんし、本当に正解かですら分かりません。 哲学の中のホンの一つの事例を極論にして書いただけです。 長文になって申し訳ないです。
お礼
いや、わかるとは言いません ただいい加減にこのような主観と客観の違いを擦り合せないと 哲学は何も出来ない。何の役にも立たない。倫理も真実も示唆できない 役立たずの汚名を払うことが出来ないのではないかと思います。 私は哲学会行きたかったのに 父に拒否されて行けませんでした。 役に立たないからです。この辺で少しは役に立つ哲学を見出せないものでしょうか? どうもありがとうございます。
- stm003
- ベストアンサー率29% (46/154)
我、感じる故に、我在り 我、感じる故に、世界在り 人は自分が感じているから、その存在がある事を信じているが 何も感じなくなれば、その存在は無に等しい。 又は 世界は自分自身が得た外からの情報(五感に受ける刺激)を脳内にイメージとして再構築したものだから。 自分が考えたり、感じたりしている世界とは、その本人の頭の中の世界のイメージにすぎないので、 自分が死ねば、自分が知っている世界が消えてなくなるのと同じ事。
お礼
その「無に等しい」とか「同じ事」が全く同じなのか? 様なものなのかが問題であり その考えによっては大問題になります。 自分が死んだら無に等しい 思って鉄道自殺すれば 家族はドン底になるような賠償金をはらわなければならなくなるかも それを等しいと言えるかどうか?この世が悪い世界だと感じ 世界を終わらせてしまえと 自殺する人もいるかもしれません 世界は終わるどころかほとんどが何事もなかったかのように進んで行きます。 そして苦しむのは家族や友人知人です。 その辺の違いを哲学はたたき出さなければ成らないのではないでしょうか? どうもありがとうございます。
- coco1701
- ベストアンサー率51% (5323/10244)
>自分が死んだらこの世も消えると考える人もいるようです ・自分にとってはそうでしょう ・自分の存在しない、この世は存在しない・・で正しい >僕はそうは思わないですが(何故なら他人が亡くなってもこの世が消えた例がないからですが) ・この世にとってはそうでしょう(この様に生存する個人にとっては) ・この世は消滅するまで存在するのですから・・正しい この世の中にある一個人が消える事は、この世にとっては何ら関係のないことです ・自分から観るか、この世から観るか(この世に生存する一個人から観るか)・・視点の違いです 視点が違うだけですから・・どちらも正しい
お礼
自分にとっては世界はない。 電車などに飛び込んで自殺する人がいますが 自分は死んでも莫大な損害賠償金が残ることを考えると 自分にとっては存在しないでは済まないような気もしますねえ どちらも正しいという考えはわかりますが どうもありがとうございます。
「霊魂」をどう理解するか?ですね。いわゆる五感がない死の状態で 霊魂だけでどれだけの感覚があるのかですから、答えはほとんどが 「わからないが死んでも魂はあってほしい、いやあるはずだ」かと思います
お礼
霊魂というものが実際にはどの様なものか分かりませんが 魂というものはあるのでしょうね 死んだ後にはこの世に、現実の世界に記憶や影響や色々なものが残ってることしょうねえ。 どうもありがとうございます。
- jzajza
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そうですね。 他人がなくなってもこの世はなくなっていませんよね。 自分が死んだらこの世も消えるというのは、自分の意識の中でこの世が無くなるという事なのではないでしょうか。 自分がこの世を作った人ではない限り、自分が死ぬと同時にはこの世は消えないでしょう。
お礼
そういう事でしょうねえ。唯心論的には世界は消えるが 実際には消えない 客観的にはこの世は消えない ですね どうもありがとうございます。
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お礼
>自分と一緒に滅んでしまえばよい と思ったことはありませんが 先生の答えが当を得ていると思えます どうもたいへんありがとうございます。