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なぜこんな訳になるのか?教材の疑問について解説
- gakkenの『減点されない英作文』という教材のなかで、「~して・・・しないうちにVする」という表現があります。この表現は、結婚して間もないカップルが離婚する場合などに使われます。
- 仮定法とは異なり、英語独自の表現方法であり、ネクステやフォレストの例文には見られません。そのため、このような訳になるのは英語特有の考え方から来ている可能性があります。
- 具体的な例文としては、「Tom and Betty hadn't been married for half a year before they got divorced.」という文があります。これは、「トムとベティは結婚して半年もしないうちに離婚した。」という意味です。
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高校1年(英検3級から準2級)で誰もが習う定型表現で S hardly 過去分詞 when/before S 過去. で「~したとたん、~するとすぐに」というものがあります。 この hardly「ほとんどない」が普通の否定 not に変わっただけです。 これは「~する時には(ほとんど)~していなかった」 Tom and Betty hadn't(had hardly) been married for half a year before(when) they got divorced. であれば 「離婚した時には、トムとベティ結婚して半年までにはほとんどなっていなかった」 これはぎりぎり、半年はたっている、半年たつかたたないかのうちに、離婚した、 ことを表しています。 仮定法ではなく、普通の過去完了で、大過去でなく、過去までの完了とか継続を表すものです。 hardly when というのをただ、熟語的に「~したとたん」と覚えていたのではわかりません。 もともと日本語でいう「~するかしないかのうちに」に通ずるような英語の表現なのです。 日本語で「~するかしないかのうちに」なんて特に知らなくてもいいようなものですが、 hardly when は高1レベルですので、ちゃんと理解したうえで、hardly が not になった、 というだけで理解できることです。
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- wind-sky-wind
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英語に限らず、否定が絡んでくると言いたいことはあいまいになります。 ここで had not been ~という過去完了の否定は 「半年ずっと未婚状態」とも、「結婚状態が半年ずっとではない」「結婚して半年まではいっていない」 ともとれます。 ただ、全体としてみると、後者だと感じられます。 そして、「離婚したときに、結婚して半年まではいってなかった」というのが直訳になるわけですが、 日本語でそのままとれば、「じゃあ、2、3カ月なの?」という可能性も出てきます。 しかし、英語でこういう、「半年まではいってなかった」は「ぎりぎり半年」なのです。 >、「結婚状態が半年ずっとではない」「結婚して半年まではいっていない」 ともとれます。 と申しましたが、この「いっていない」は半年までいく寸前に継続がとぎれた、ことを示唆します。 だから、1日とか、時間レベルで考えると、実質、「半年たつかたたないかのうちに離婚した」 という響きが出てきます。 あと、こういう過去完了は、「離婚した」時点より前、ここでは「結婚した」というさらに古い過去から 結婚状態が続いていって、その継続が、when の時点まで続く、そこで途切れる、ことを表します。 過去完了というのをただ、過去より古い過去、という大過去用法でなく、 より古い過去から、新しめの過去に向かっての継続。 結婚してから、その状態が続いていって、時間がたっていって、 離婚した、その時、半年までいっていなかった、ほとんどいっていなかった、 半年ぎりぎりで、半年たったかたたないかのうちに離婚した、 半年たったとたんに離婚した。 とにかく、日本語でいう「~するかしないかのうちに」的な英語特有の表現として覚えてください。
- princelilac
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Tom and Betty hadn't been married for half a year トムとベティーは結婚して半年にはなっていなかった、 before they got divorced. 離婚するより前まででは。 ※「離婚した時点で、結婚して半年が経っていなかった」というのが、直訳です。それを「…しないうちに~した」のように、強調した表現にしているのです。
- oignies
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英検1級保持者でもと通訳ですが、減点されない英作文とかいう本は、 ・・・やら記号がおおくて、一度読んだだけではあたまにはいらないよう にかかれています。こんな参考書は使わない方がよい、と判断します。 こんなわけのわからない記号でおぼえるよりもなまの例文で直接語順 をおぼえてください。すくなくとも、・・・でなくて、A~Bなどの記号でかい てないと音読できないので語学教材として失格です。 ちなみに通訳は外務省の通訳をしながら、NHKの衛星放送の同時通 訳養成用のNHK付属の専門スクールに一年間かよっていましたがこ んなわけのわからない教材にくるしめられたことはありませんでした。 一回よんでわかる教材にかえられたらよろしいかと思います。
お礼
ありがとうございます。 新たなテキストを買って勉強してみたいと思います