デザイン科、親に認めてもらえない

質問

私は親の反対を受けながらも苦手だった数学やデッサンもがんばり、美大のグラフィックデザイン科に現役で入りました。

入学後も努力し、奨学金も取りました。
それなのに父親は「デザインや美術なんて馬鹿のすることだ」「何の役にも立たない」「親の言うことを聞かなかったのだから授業料は全額返して当たり前だ」などといつも言います。

兄妹は２人いますが、ともに私立理系の学校です。明らかに二人とは対応が違います。
兄妹と私を比べて負け犬のような扱いをします。

こんな人に認めてもらおうなど無理な話でしょうか。
好きな道を選んだのだから気にしないで生きていくことは可能だとは思いますが、何か腹ただしく解せない思いがあります。

回答No.10

cubetaro

一般に、美術でゴハンは食えないと思ってるからでしょう。
　現実もその通りで、芸術ではほとんどゴハンが食えず、デザイン系に行く事が多いのですが、現場は案外クリエイティブではなくて「作業」という感じなので、肌に合わずに辞めてしまう（もしくは、始めから就活しない）人も多いですね。

　父親は、デザイン系の現状が分かってないのだから、いくら説明してもムダです。
　結果を出すしかないので、死に物狂いで頑張ってください。
　卒業して、就職に失敗してフリーターにでもなれば、「それ見たことか！」と永久に笑い者にされますので。

　自分は、結果を出して大分たって（１０年くらい）から、親や親戚に認められましたね。
　今でも、フリーターの延長と思ってる人もいますけど、あんまり気にしてないです。

回答No.8

noname#190551

親の役目として子供の前に立ちはだかり大きな壁となるというものがあります。
今どきの子にはあまり通用しなくなったけど、本来親とはそうしたものです。
あえて子供を突き放し打ちのめし、それでいて高い壁の向こう側にある世間から子供を守っているのです。
親の壁を越えられた時が本当の自立の時であり、その時は世間の荒波を渡って行けるだけの力がついている。

あなたのお父様の言い分はかなり偏見に満ちていて無茶苦茶な言い分かも知れません。
でも同じことを言ってくれる他人がいるでしょうか？
他人ほど優しいことしか言いません。身内だから厳しいことを言います。
正しいか正しくないか、そんな事は関係ないこと。

少なくともお父様のような価値観の人が世の中にたくさんいるという事です。
デザイナー？いいですね！素敵な仕事ですね！
他人はそう言います。
そんな人がいざ我が子がその道に進むと言い出したら大反対する。

あなたがお父様に認めてもらえるかどうか。
それはたぶん人生の終盤に結果が出ることでしょう。
お父様が御存命のうちに果たせれば御の字というもの。
それくらい厳しい道だと思ってこれからも研鑽を積んでください。

それでも他の方も言ってるように美大に行かせてもらってるんだから恵まれてますよ。
それもかなわない人がたくさんいる事を忘れないでください。
私もその一人です。私の親は反対などしなかったけどない袖は振れない。
本当はどれほど美大に行きたかったか。
でも頑張って、今は娘を美大に行かせてやれる身分になりました。
理系と同じくらいお金がかかるのに何の保証もない道。
普通の親は理解など示しません。
認められなくて当たり前、虐げられて当たり前なのがこの道です。
日本でのデザイナーの立ち位置なんてそんなものですよ。
もてはやされるのは一部の人だけ。
よく肝に銘じておいてください。

余談ですが理系一家に生まれて美術やデザインを目指す方って意外に多いです。
相対的、理論的なものの見方や考え方、手先の器用さ等、実は必要とされる共通点が多いと感じています。
感性なんてあやふやなものだけでは仕事として成り立ちません。
あなたの才能も親からもらったものだと言うこと、忘れないでね。

回答No.7

oignies

大学に入る前の段階のはなしかとおもったらもうはいっているようで
・・・

古いあたまのお父さんになにをいわれても気にしないのが一番では
ないでしょうか。うちの父も今に、通訳なんか機械がするようになる
といっていましたが、とんでもないです。翻訳ですら人の仕事に機械
はおいつきません。

グラフィックデザインも、商業用のデザインなどたとえば、電通などに
やとってもらえたらなら、月に４０万くらいかせげたりするだとかそうい
う話をお父さんはしらないのでしょう。お父さんの役に立つ必要はな
く、誰かの役にたてばいきていけるので、PCをつかったデザインなど
に熟達して、WEBのデザインなどもされたらいかがでしょうか。

要は就職できればよいのだとおもいます。

回答No.6

CyaCya66

私も、似たような経験をしましたので、書かせて頂きます。今は７１歳です。

中学を卒業して、今後の進路を決めるときに、勇気を出して、父親に相談しました。絵が得意だったので、画家になろうと決めていました。

ちょっと虫が良すぎると思いましたが、「画家になりたいので、昼間絵を描いて、夜は、夜学に行かせてくれませんか」。
父曰く、「夜学に行くのなら、昼は働け。絵なんてくだらない。どうしても描きたいなら、働きながら描け」。

絵やデザインの才能は、若いときが伸びるとき。夜学へ行ったら、４年間、絵が描けないのは、とても耐えられないと思いました。

頑張れば、働きながらでも、絵を描けると思い、世の中の厳しさをまだ知らない私は、二足わらじを選択いたしました。

高校と美大も行きたかったので、父が、私の希望を飲み込んでくれたなら、美大に行ったかも知れないと今は思います。なお、高等学校は、５８歳にして、働きながら、単位制の通信教育を卒業して資格を取りました。

働きながら画家になろうとするならば、それなりの苦労を致します。即収入につながらない事もあって、様々な苦労を経験しました。１０を超える仕事をしましたが、一番長く続いたのは、やはりグラフィックデザインでした。絵心があったからです。

ここ８年間は、思う存分描けて、絵描きとして充実しています。

私事を長々と書きましたが、何か参考になったでしょうか。hailamzu53さんは、お父様の反対を押し切って、ご本人の努力も相まって、美大へ行けたのですから、私より恵まれています。ご自分の好きな道を選んだのですから、どんな苦難にも負けず、グラフィックデザイナーとして、大成功に向かって邁進してほしいと思います。デザイン会社・広告店・印刷会社・アニメ会社・出版社等には、グラフィックデザインが付きものです。美大を卒業したら、こういう所に就職できたらいいですね。即収入に繋がるので、この点、画家になるより、望みが早く達せられるでしょう。

お父様が反対されるのは、お父様の考えであって、最終的にも、ご自分の好きな道を行くしかないでしょう。hailamzu53さんの人生ですから。見返してやる根性を持って、一流のデザイナーになったら、お父様も感心するに決まっています。それが親心ですから。

回答No.5

TANUHACHI

御尊父は大学教育を受けた方でしょうか。もし大学教育を受けた方ならば、その様に近視眼的な発言をなさらないと存じます。
　理系と一括りにすること自体が誤りであり、基礎理論系の理学部もあれば、応用工学系といった形が定まらない分野まで様々に入り口の広い世界です。
　単純にモノ作りやプログラミングの世界で理系に入っても、現場ではそのままで使える技術ともいえません。これは文系でも同じで、経済学部や経営学部を卒業しても、そのまま金融機関などで仕事に従事できるともいえず、外国語学部で外国語を専攻していたからといってその語学を活かせるとも限りませんよね？
　デザインはモノ作りのどの分野でも必要であって、建築学でもハコとしての建物を建てるだけでは意味がないように、人がそれをどう利用するか、どうすれば利用しやすいかなどの視座を持っていなければ、それは自己満足と同じレベルでしかないこともわかります。
　質問者様が美術系の大学で、どの様な「デザインのあり方を志向するか」との基本的な問題に自身の回答を求めるべく日々の研鑽に携わっているならば、もっと自信を持っても良いのではないでしょうか。
　クリエイターとして知られている佐藤可士和さんも元々はグラフィックデザインから出発した方であって、消費者が如何にその商品に関心を持って手に取るかを想像して仕事をされているとも聞いています。
　モノ作りといっても消費者が関心を寄せねば商品として成り立つことも困難ですね？。そうした話をされても、聞く耳持たぬとの姿勢ならば、それは貴方の側で対応を決めることも選択肢に含めては如何でしょう。
　入学後にも相当の努力をされ、奨学金も得て御自身で学費を補填しているのであれば、学費の全額を返せとまではいえもしないはずです。
　そろそろ親離れ・子離れするのに丁度よい機会ともいえますね。勝ち組・負け組などは根拠の希薄な基準でしかありませんよ。ましてや「役に立つことを勉強するのが大学である」などとは時代がかった認識でしかありません。

回答No.4

Postizos

理解を得るのは無理な話だと思いますし親離れをしなければいけない時はありますよ。家を出れば済む問題もあると思います。今しばらくの辛抱です。
まあでも孫とかできると理解も変わって来ると思います。（兄妹の孫でも）
お父さんもまだ若いのです。

あなたが腹を立てるのも悪い事ではないし、バネになっていいではないですか。解せない思いを力に換えるべきです。そういう力を持てるのはむしろ有利です。兄妹との違いはどうにもならない、そのことで兄妹との関係を悪くしてはいけないでしょう。

デザインはビジネスではあるけれどもやはり芸術と重なる部分もあるのだし、実用の世界から見たら役立たずな物を残していて然るべき物だと思います。自信を持って、せっかく進学できたのですからいろいろ学んだり研究できる機会をせいぜい楽しむべきです。頑張ってください。
仕事の結果が実際に出て来ればまた違うと思います。

回答No.3

noname#199520

無理か、どうかはあなた次第です。

大学に入るのが最終目的ではありませんから

親の金で独立していない状態なので、文句は言えません

奨学金は全額学校負担の奨学金じゃなくて、奨学金というローンだよね？
それも親の信用で受ける事ができたんだから、親には頭が上がりませんよ

好きな道に進むのは構いませんが、親の保護を離れてから言いましょう
就職して１０年経って、自らの力だけで生計が立てれるようになってからです

ちなみに、美大出って就職無いよー(^_^;

補足

説明不足ですみません。私は成績がよかったので全額学校負担の奨学金です。

回答No.2

cliomaxi

>「デザインや美術なんて馬鹿のすることだ」

私もグラフィックデザイナーの末席を汚す身として言わせてもらえば、馬鹿にデザインは出来ません。
以前勤めていたデザイン会社の社長から何度も何度も言われた事があります。
「何故この画を使ったのか、何故この配置なのか、何故このフォント(書体)なのか、何故この文字の大きさなのか、何故ヘッドと本文の文字の開きや大きさはこの関係なのか、何故この色なのか・・・」等々単純に感覚だけでなく、こうすれば奇麗に見える、相手に伝わると言ったデザインとして重要な事を理論立てて考え、それを相手に納得させるだけの説得力がなければならない。
そして何より相手が求めているものに更に付加価値を加えて仕上げないと意味が無いと。
あなたもデザインを勉強しているのなら解ると思いますが、新聞の折り込みチラシやポスティングされているリーフレットやチラシを見て、きちんとデザインされているものと、いかにも素人がワードやエクセルでも使って作った事が想像に難くないものがはっきりと区別出来ると思います。
デザイナーは理系の理論的な思考と、文系の情緒的な感覚がなければ出来ません。
理詰めだけでも駄目だし、感覚だけでも駄目なのです。
そういう意味ではデザイナーは理系だけのご兄弟より優れています。(半分冗談です)

>「何の役にも立たない」

デザインがなければどの様なものも役に立たないものになります。
換言すればデザインがあるからこそ役に立つのです。
分かり易い、使いやすい、伝わる等、デザインが影響しないものは無いと言っても過言ではありません。

それとも「食いっぱぐれる」的な生活の役に立たないと言う意味でしょうか。
それはどの様なものでもあります。
理系の大学出身者が必ずしもその道に進めるとは限りませんから。

お礼

ありがとうございます。
グラフィックデザイナーの方から直々にご回答をいただけて嬉しいかぎりです。
きちんと世間に貢献している職業なのに「不要」「馬鹿のすること」などと言う父の気が知れません。
理系は将来を約束されている的な考えをいまだ持っているようです。
実績残して認めてもらいたいと思います。

回答No.1

meka2

そうですねぇ・・・。
エコノミックアニマルという言葉をご存じですか？
意味としては辞書より：経済的利潤の追求を第一として活動する人を批判した語

日本は、戦争に負けて復興にすごく力を使った結果、技術力はとても高い水準に
達することが出来ました。
しかしその一方、生死に直接関わらないデザインや絵画、イラストなどをないがしろに
してきた部分があります。

他国と比べ日本の、イラスト一点の値段って平均するとすごく安いんですよ。
先進国の中ではかなり上位に入る安さですね。
それだけ、安く見られるんです。

ですので、あなたが絵で大金を稼ぐことが親に認めて貰う一番の方法だと考えます。

お礼

ありがとうございます。
私の知人にも「美術は日本では極められない。日本にいても意味がない」といって海外留学した方がいます。
その時はあまり意味を深く考えませんでしたが、そういうことなんですね。
就職がんばって見かえしてやりたいと思います。