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後見人制度と延命に関する意思決定について
こちら医療機関で働く者です。 進行性の神経難病であった女性が、延命処置を希望しない旨を元気なころから主治医や後見人に口頭で伝えていました。いま、急変して、どこまで医療処置をするかの判断を病院側はせまられていますが、本人に意識はありません。後見人は、本人の家族が延命処置を強く希望しているのでぜひやって下さいと言っていますが、いったい何のための後見人制度なのか・・・彼女の以前の意思を尊重できない状況に悩んでいます。 やはり、リビングウィルの書面などが残っていないと本人の意向は後回しになってしまうのでしょうか? ご意見をいただけますととっても助かります。
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”いったい何のための後見人制度なのか” ↑ 後見人というのは主に財産関係の処理が その仕事ですからね。 ”彼女の以前の意思を尊重できない状況に悩んでいます。” ↑ 彼女が真に、かつ強く望んでいたら、書面に して、後見人や家族達に捺印させるなど 周知徹底していたでしょうし、そうすべきでした。 それをやっていないとなると、やはり家族の意思を 尊重すべきです。 死に直面したら気が変わった、などというのは あり得ることですし、書面にするのは嫌で、死の覚悟が その程度である、ということもあります。 ”ご意見をいただけますととっても助かります” ↑ 遺言書というのは厳格に書式が定められており、 それに少しでも違反すると無効になります。 それは遺言を確かめようしても、その時には 確かめようが無いからです。 延命治療も同じです。 死という重要な事柄に関することであるし、 確かめようにも確かめることが出来ません。 厳格な上にも厳格であることが要求される のは当然だと思います。
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- buke7
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家族の言う通りにするしかないね 何も準備してない本人が悪い
お礼
早速お返事いただいて、ありがとうございました。 気の毒だけど、やっぱり、本人の準備不足なんですよね。
お礼
丁寧にご回答いただき、大変助かります。おっしゃるとおり、直前で意見が変わることなんてよくありますね・。 公的な文書として残す重さを感じました。