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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:自動車交通事故の実刑率について)
自動車交通事故の実刑率について
このQ&Aのポイント
- 自動車交通事故の実刑率は現在どれくらいなのか気になります。
- 加害ドライバーの身元が報道されることもあり、善良な人でも実刑に処せられる可能性があるのか疑問です。
- 数年前、安全運転に気を使っていた青年が交通事故で死亡させた結果についての判決が気になっています。
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交通事故の加害者について、あなたのような方もいますし、 http://www.saga-s.co.jp/pubt/ShinDB/Data/2000/06/09/150%5f07%2ehtml の被害者のように二人の子供をなくされて、わずか4年の懲役刑では軽すぎると思われている方がいます。むしろ、世間では http://www.ne.jp/asahi/remember/chihiro/ のように、後者の方が圧倒的に多いでしょう。 当然、普段の生活により、情状酌量がつくこともありますが、業務上過失致死事件は、事故の結果に比較して、刑罰が軽いというのが、社会一般の考え方になっていますので、過大に期待は出来ません。 さて、平成11年度「犯罪白書」によりますと、道路交通事案について、起訴されたのが7621件、このうち、懲役刑 7556件 、このうち執行猶予は 6153件なので、実刑は 1403件となります(第一審の場合)。年間死亡事故は10000件前後ですので、死亡事故に対する実刑比率は20%以下ということになります。 (犯罪白書の表より) http://www.moj.go.jp/HOUSO/1999/hk1_0.htm#h03 ぜひ、犯罪白書の全文、なかでも第5編を読まれることを希望します。 (犯罪白書) http://www.moj.go.jp/HOUSO/1999/hakusyo1.htm
お礼
的確な解答ありがとうございます。 返事がたいへん遅れた事をおわびします。 人を轢いてしまった場合、それは重大な犯罪であり、 許されるものではありませんが、これだけ日常の道具 となっているものを「普通」の人が運転していて「本当」 の過失で事故を起こしたばあい、果たして現行の 実刑という制度がなじむものか疑問におもっています。 当然何らかの責任の取り方、社会的制裁はもとめられるべきだとはおもいますが。 例えば、これがフォークリフトにより 運転手のよそ見によって人を轢いてしまった事故が起きた場合と乗用車がよそ見によって人をひいてしまった場合で はどちらも業務上過失致死ですが、一般的感情的にいえば はるかに前者が「偶発的事故」ととらえられるのに対し、乗用車の事故の方が「悪で犯罪」であるととらえられる のではないでしょうか。どちらも完全な過失だったとしても。 過失事故(当然故意と同等なものを除く)の加害者の刑と 被害者感情をどうバランスをとっていくか冷静に慎重に 考えるひつようがあるとおもっていますが。 すみません長くなりました。 論議する場ではありませんのでここでやめます。 ありがとうございました。