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グローバル化について
グローバル化がよく話題として取り上げられていますが、情報が錯そうしていて実態がよくわかりません。 客観的な現状、背景を教えてください。 あと、これからグローバル化は進行すると考えられますが、どのような時代になると思いますか。 興味があるので考えをぜひ聞かせてください。理由や根拠と答えてくださるとうれしいです。 よろしくお願いします。
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これまで存在した国家、地域などタテ割りの境界を超え、地球が1つの単位になる変動の趨勢(すうせい)や過程。グローブ(globe)とは、球体としての地球の意味。1970年代、地球環境が人類的課題だという意識が生まれたことなどから広く使われるようになった。冷戦期には、東西分断を超える人類的視点をグローバルと呼び、世界平和を志向する用語。こうして、国家ではなく人類の視点から、環境破壊、戦争、貧困などの地球的問題に取り組む「グローバルに考えて、ローカルに行動する」という標語も広まった。しかし90年代には、経済のグローバル化が強調された。各国が金融自由化を進め、また旧ソ連圏が崩壊し、情報通信システムの統合が加速した。その結果、巨大企業が世界を市場や投資先として苛烈に競争を展開し、半面、政府は資本への規制力を弱体化させ、短期の資本移動や為替の投機的取引に対する統治能力が弱まった。また地球の1カ所の経済破綻が、通貨危機や世界同時不況として波及する事態が相次いだ。さらに、国民経済は構造調整が迫られ、広範な倒産や失業が広がった。これら経済のグローバル化は、実質的には米国の経済的優位に重なることが多い。その中で、グローバル化は資本の支配の貫徹であり、貧富の差を拡大し、環境と固有文化を破壊するという反グローバリズムの主張が力を増している。こうして、むしろマイナスの価値を示す言葉としてグローバル化が語られることも多くなり、言葉の二面性が強まっている。
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- key00001
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> 客観的な現状、背景を教えてください。 既に、かなりグローバル化してますよ。 大企業はほぼ100%が海外進出していますし、中小企業でも、輸出入なども含め、約半数は何らかグローバル化していると言われています。 日本は、「経済は一流。政治は二流。」なんて言われますが、日本企業は優秀なので、「グローバル化の必要性がある企業は、既にグルーバル化している」と考えて、差支えありません。 実際にも近年は、その二流の政治(行政)が、ようやく中小企業の海外進出支援などにも積極的になりましたが、「政治が動く頃には、民間企業では・・終わってる」と言うのが、この国の定番です。 背景は、1980年代なかばの「プラザ合意」で、急速に円高に進んだ結果、日本企業が国際競争力を失い、欧米あたりへ進出を余儀なくされたのが始まりです。 また1990年代後半は、中国の経済成長に伴って、中国進出ブームになりました。 現在は、中国はカントリーリスクが再認識され、進出より撤退の方が多い有様ですが、目下は「21世紀はアジアの時代」と言われ、中国進出ブームのマインドが、そのままASEANに向かってます。 > どのような時代になると思いますか。 冒頭の通り、「既に・・」なので、恐らく「余り現状と変わらない」ですよ。 たとえばアメリカや欧州の先進国は、グローバル化してそうなイメージをお持ちかと思いますが、実際には逆で、豊かな国ほど、企業は自国で稼げるし、国民は自国内で働けるので、国民の大半は、「自国でしか働いたことが無い」と言うのが実態です。 日本もそれら先進国と似た様な経済水準であって、国民の大多数は、「海外勤務などとは無縁」で当然です。 また、そもそもグローバル化と言うものは、経営上、必ずしもポジティブなものではありません。 むしろ少なからずリスクを負い、失敗事例も非常に多いため、「それでも!」と言う、強い動機でグローバル化するのです。 上述の通り、「それでも!」と言う動機や必要性がある企業は、既にグローバル化しているワケで、もちろんこの先も、グローバル化を志向する企業は出てきますけど、撤退したり倒産する企業なども出てきますので、グローバル化の比率は、ほぼ横ばいか、なだらかな増加と言う程度じゃないですかね? ただ、一つ言えますことは、やはり上述の、政治がようやく腰を上げた背景には、長らく我が国のグルーバル化を阻害してきた「空洞化」と言う言葉が、死語と化しつつある点です。 再三になりますが、実際には「かなりグローバル化している」にも関わらず、「日本の失業率が著しく高まった」なんてことにはなっていませんからね。 むしろ政治も、グローバル化に成功した企業が安定化した等の結果、日本経済の牽引や、国内雇用の安定化にも寄与している方が大と考えているかと思います。 また、この空洞化と言う言葉は、いわゆる島国根性の、縄張り意識みたいなモノだとも思います。 ホンネはあくまで私企業の利益ですけど、タテマエ的には、友好な関係で、相互に尊敬や信頼が出来る相手国とは「共存共栄」し、富を分かち合えば、これに勝る喜びは無い・・みたな感じに変わってきてますよ。 一方では、反日国にみすみす技術情報を盗まれて、反日国の経済が潤い、我が国の経済は打撃を受けるなんてのはバカバカしい限りですが、何度か煮え湯を飲まされ、そこら辺のガードも、強化してきています。 グローバル化は、それが身近な人にとっては、「当たり前」とか「日常」であって、そう言う領域を垣間見るか? あるいはそう言う領域とは無縁に生きて行くか? それだけの話しかと思いますよ。 我が国は、無縁でも全然生きて行ける国ですが、首を突っ込んだ方が、生きる選択肢は確実に広がるでしょうね。
- itchyitchy
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あくまで自分の予想ですがこれからグローバル化の反動がおきて各国は民族主義に走り新たな大戦が起こるのではないでしょうか。
- hekiyu
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1,グローバル化の背景 人類史の中で、何度もグローバル化はありましたが 直近のグローバル化は、ソ連の崩壊に始まります。 あれで東側諸国が資本主義化して、市場経済に飛び込んで 来たのがグローバル化の始まりです。 それがタイミング良く? 情報化と結びつき、現在の グローバル化となった訳です。 2,現状 例えば衣類です。 米国企業が企画し、フランスでデザインをやらせ、 インドで染色し、韓国で裁断して、中国でボタンを つけ、米国で販売する、といった具合です。 これで企業は大儲け。 まさにグローバル化です。 例えば労働者です。 911で米国移住が厳しくなった為、米国企業はインドで 米国のサービス業を展開するようになりました。 例えば電脳サービスの会社では、ネットや電話での 対応はインド在住のインド人が英語でやる、という 状態になっています。 米国の顧客は、相手は米国にいる米国人だと 思っています。 この会社は、はるかに安い人件費で同じサービスを 提供できる訳です。 同じことは日本でもやっています。 大連の中国人が日本語でサービスを提供している、 という企業もあります。 例えばマネーです。 情報化により、一日百兆円のマネーが世界を飛び回って います。 リーマンショックはその負の側面です。 このようにグローバル化が進めば、企業の利益は増えますが 減らす企業も出て来ます。また失業も増えます。 つまり企業間、個人間の貧富の差が大きくなると思われます。 スペインなどは若者の失業率が50%を超えています。 日本では失業者が増えない代わりに、非正規社員が 増加しました。 ”どのような時代になると思いますか。” ↑ グローバル化により世界の米国化が進む一方で、 その反発として、民族主義が台頭してくると思われます。 その民族主義と格差拡大により、世界の不安定性が増すの ではないでしょうか。
- notasu
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自分の周りも気づかないうちに グローバル化しています まず身近なとこに目を向けてみるのもいいんじゃないですか?
- pyon28
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日本は人件費が高いので海外の安いところで製造とかです。