自然発生説と化学進化説を混同されていますね。
自然発生説とは現在の生き物(虫とかネズミとか)が親がいなくても自然に発生することがある、という説です。
例えばウジ虫やハエは動物の死骸や腐った食べ物からも自然に発生し、ネズミは腐った雑巾からも自然に発生すると昔のヨーロッパでは考えられていました。
で、当然ながらこれは否定されています。
一方、生物の起源として現在考えられている説が化学進化説です。
大雑把に説明すると、古代の地球に存在した有機物や無機物が放射線や雷などのエネルギーで膨大な化学変化を繰り返すうちに細胞に似た構造を形成し、増殖を始め、じょじょに複雑な構造を形成していき、生物の起源となったという説です。こっちは否定されていません。
化学進化説は言葉の意味だけなら自然発生説と似ているので間違ってしまうこともあるかもしれませんね。
細かいことはウィキペディアか専門書でも読んでください。
お礼
隕石の中にDNAが、と言うのは、私の完全な想像でした。 「パンスペルミア説」と言うのがあるなんて感激しました。 昆虫が、ある時期に突然現れた、と言う話もありましたよね? 宇宙を一つの空間とととらえると、よそ(地球外)からやってくるのは何ら大したことではないと思うんです。 最近でも彗星がちょこちょこ来てますしね。 過去には地球に落ちた隕石だってたくさんあるようですし。 これは貴重な説を挙げて頂いてありがとうございました。 これについても読んでみたいと思います。