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生命の起源を宇宙に求める説について
生命は地球で化学的な偶然が重なって生成されたと考える説や、生命のタネは宇宙からやってきたというパンスペルミア説がありますが、後者の宇宙からやってきたと主張する学者は、宇宙でどのようなメカニズムによって生命が生成されたかについてはちゃんと考えているのでしょうか。 研究を放棄してるわけではないですよね?
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- koncha108
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> 宇宙が起源となると、宇宙と同じ環境で実験ないしシミュレーションしないといけないのでかなり研究も難しくなったのかもしれませんね シミュレーションは難しいですが、今は生命の起源の研究はそれ以前の段階で、地球を起源と考えた時に、どうやら原始地球には生命を作り出すのに必要と考えられている材料がなかったら強いと言う反証が上がってしまったことと、生命の起源になりうる物質(炭素が鎖状につながった物)が隕石の中から見つかったことで、宇宙起源の可能性が高まったと言うよりは消去法的に宇宙に期待が高まったと言うところ。そして、同じ成分があると観測されている小惑星りゅうぐうから、はやぶさ2がその石を持ち帰っているところです。報道では、はやぶさ2が生命の起源をとき明かすかの様なことを言っていますが、さすがに言い過ぎでしょう。でもはやぶさ2が持ち帰るりゅうぐうの石は世界の研究者が欲しがる物で、炭素が連なった物質が見つかり詳しく調べられれば、行き詰まっていた研究に明るい方向性を与えることにはなると思います。
- skytree13
- ベストアンサー率37% (3/8)
私は宗教家でもなければ無神論者に近い者ですが、添付URLをご覧になって下さい。現実からかけ離れて、かなり飛躍した内容ですが何か頷ける事が多々有ります。
- koncha108
- ベストアンサー率49% (1313/2666)
生命の起源の研究は、そもそもが不明な要素が大きい中でのたくさんの仮説をあげ検証反証の繰り返すと言うものなので、生命の起源が宇宙にあると言う仮説も他の仮説と優劣つけることは難しいと思います。それに地球の誕生そのものが太陽系の生成の過程の中での現象ととらえれば、地球内・外の境界線はそんなにはっきりしたものでも無いでしょう。 かつて有力であった、原始地球の素性成分が様々な自然現象の中で組み合わさって生命の素になったと言う化学進化説は、原始地球の素性や現象が正確にわかっている訳はなく、また何億年、何十億年と言う長い時間を考えて確率的に十分起こりうるんじゃないの、と考えるのは科学的ではありません。今でも教えているのかどうかわかりませんが、私が高校の頃はユーリー・ミラーの実験と言う、原始地球の大気と落雷などの現象をシミュレーションして無機物から有機物を作り出す試みが有名で教えられていましたが、冷めた目で見ればその実験が地球で起こったことのシミュレーションになっていると誰にも証明できない小さな参考例にすぎません。50年くらい前に、旧ソ連の科学者で生命の起源研究の父アレクサンドル・オパーリン が亡くなったのを追悼して、生命の起源議論が盛り上がった時期があったのですが、その時は色々な研究が行き詰まり、地球上で生命が誕生したのは非常にまれなケースで、ひょっとしたら宇宙広しと言えでも地球にしか生命はいないのでは無いかと言う学説までありました。その後、宇宙探査や観測が飛躍的に進み、火星や小惑星で有機物が発見され、太陽系外惑星も続々と発見される中で地球と同じ様な環境と思われる惑星も複数見つかると、急激に地球外生命体がいると言う考えが支配的になって、今や地球外生命探査計画のブームになっています。そうなると、生命の素が宇宙からもたらされたと言う説が急に有力に見えはじめます。ブームは根拠でもなんでも無いのですが、科学的にはこの仮説を検証するための材料がたくさん揃うことにはなります。検証の材料が揃うことイコール、確からしさがますと言う事ではなく、息詰まっている他の仮説よりも研究のネタが多いと言う事だと思います。
お礼
ありがとうございます。 宇宙が起源となると、宇宙と同じ環境で実験ないしシミュレーションしないといけないのでかなり研究も難しくなったのかもしれませんね
- nananotanu
- ベストアンサー率31% (714/2263)
ちゃんと考えているし、そもそも順番が逆です。 隕石や宇宙空間から実際に分子が発見され、「今まで生命の物質は地球起源と考えていたけど、実は宇宙から来たんじゃね?」と研究が始まり、NASAもアストロバイオロジーという新しい研究分野を作ったんです。 生命に使われている物質は(自然界では1:1でできるはずの物質の内、ある片方の)偏った性質のものからできているのが長年謎なんですが、宇宙空間のある場所では、その片方だけしかできないところがあるため、また、そこでまさにそのような物質が実際に見つかったため、ますます研究が盛んになり、最近ニュースにもなるので一般の方の耳にも届くようになっただけです。 そもそも、地球でしか生命の元になる物質はできない、と考えられていたら、宇宙で実際に見つかっちゃったので、慌てて「新しい研究分野を作った」ってイメージです。
お礼
宇宙で発見されるアミノ酸のアラニンがほぼ左型という謎ですよね。 塩基配列をコピーする機能やタンパク質を作る機構が偶然できたかというハードルは地上でも宇宙でも高いのでしょうね
- zne368d4nt8
- ベストアンサー率20% (163/792)
こんばんわ♪ 宇宙→地球 でしょ♪ でも、宇宙の前の事を 真剣に考えなきゃ♪ 答えは、\(^o^)/我と共に!
- SPROCKETER
- ベストアンサー率26% (2125/7982)
生命の起源を宇宙に求める学説があるのは、宇宙のあちこちに生命起源物質と思われる光学スペクトルが発見されているからで、暗黒星雲にはシアンや炭化水素などの有機物が豊富に含まれていますし、高分子化合物もあるのではないかと言われています。彗星にも有機物が大量に含まれていて、石油のような臭いがするのではないかと言われています。 地球が形成された時には、大量の有機物を含んだ微惑星や彗星が無数に衝突して地球が誕生したと考えられているわけで、原始地球形成初期には、地表に大量の有機物が降り積もっていたのではないかという学説まであります。最初に大量の有機物が存在していて、生命進化が進んで植物が酸素を放出するようになると、有機物が酸化されて失われ、現在のような無機物ばかりの地球に変わったのだという考え方があるわけです。 彗星のサンプルを採取する探査機も打ち上げられましたが、回収に失敗しているようで、彗星の地表から氷や有機物を含んだサンプルが回収されて地球に運ばれないと結論が出ない問題ですが、探査機が撮影した彗星写真を見ると、氷河みたいな姿をしていますから、氷の中に有機物を大量に含んでいるでしょうね。 今後、彗星や小惑星のサンプルリターン計画が進展すれば、詳しい事がわかると思います。はやぶさ2号が小惑星から採掘した砂や塵が地球に回収されれば、詳しい事がわかるかもしれませんね。
- sknbsknb2
- ベストアンサー率38% (1158/3030)
地球以外の場所で、化学的な偶然が重なって生成されたというのではダメなのですか?
お礼
ありがとうございます。その宇宙人エロヒムの進化をさかのぼると、恐らく単細胞生物だったと思います。エロヒムの遠い祖先となる生命はどのようなメカニズムで発生したかという研究もひつようでしょうね。