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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:この英語はそんなに酷いかい)

酷い英語と生徒の言い訳

このQ&Aのポイント
  • 正しくない英語の例文を和訳するとどうなるかを考える
  • 生徒の言い訳に対する疑問点を解説
  • 正しい英語の使い方を教える必要性

質問者が選んだベストアンサー

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noname#227653
noname#227653
回答No.2

「ある」に「ます」をつければ「あるます」ではなく「あります」です。 「くる」に「ます」をつければ「くるます」ではなくて「きます」です。 「はえる」に「ます」をつければ「はえるます」ではなくて「はえます」です。 「一本」は「いちほん」ではなくて「いっぽん」です。 「二本」は「にほん」でオッケーです。 でも「三本」は「さんぼん」です。 「あるます」「くるます」「はえるます」でいいじゃん、「いちほん」「にほん」「さんほん」でいいじゃん、と外国の日本語学習者に言われてもまともな理由なんて説明できないし、「あります」と「あるます」を、例えば英語圏の英語教師がそれぞれ英訳して「英訳したときにどれだけひどい英語になるかを伝える」なんてほとんど無理でしょう。日本人の私たちだってどうして「あるます」と言わないのかわからないんですし。でも私たちは決して「あるます」とは言わないし、外国人から「なんでそんな面倒なことするの? 無駄じゃん」と文句をつけられたらちょっとむっとしますよね。 もちろん日本語の歴史を調べればそれなりの根拠があるのかもしれないし、英語にだってam、is、areの使い分けには英語の歴史の中での根拠があるのでしょうが、それよりも「なぜかわからないけれど英語にはこういう規則がある。それは日本語にもあり、きっと他の言語にもあるんだろう。それをマスターしていくことが外国語をマスターしていくことだし、言葉の持つ規則は時には外国の人から見れば『不思議だ』『なんでこんな規則があるんだろう』と思えるようなものでも、その言語を日常使っている人々にとっては大切なものなんだ」ということを生徒に理解してもらうことの方が大切なのではないでしょうか。それによって生徒が「そっか、日本語にも考えてみれば『どうしてそうかわからないけどそうなってる』ということがたくさんあるんだな。どこの国の言葉も同じなんだな」と思えるようになってくれれば、たとえその生徒が英語をマスターすることができないまま卒業したとしても英語を学んだ意義はあったということになるでしょう。少なくとも「英語って変な規則がたくさんあって馬鹿みたい」と思ったまま卒業するよりはずうっとましですよね。

five_163
質問者

お礼

さんきゅー

その他の回答 (3)

  • boyinusa
  • ベストアンサー率58% (80/137)
回答No.4

時間がある時にでも目を通していただけたら幸いです。 そもそも言語というものは「100人が聞いて100人が同じ解釈できるもの」を目指して構成されています。 逆に言えばこの事が成立していなければ言語として作用しません。そのためにはいかに「曖昧さ」を無くすのかどうかが論点となります。 生徒の言い訳 (1)be動詞なんてisだけでイーじゃん。なぜamとareがあるの? (2)なぜアメリカ人は冠詞を要求するの?aとかtheが抜けたとして、だから何? (3)3単現のsの効果は何だろう? (4) I never play baseball.は正しいのにneverをnotに変えると助動詞のdoが必要なのか? これらの疑問はすべてその英文から「曖昧さ」を無くすために設けられている規則(特徴)によって生じてしまいます。これらの特徴は言語によって異なるもので、日本語にあって英語にないもの、英語にあって日本語にないものがあります。生徒さん達はこの「日本語には無い特徴」というものに疑問を抱いているのです。 例えば日本語や韓国語の特徴として「助詞」というものがあります。助詞があるおかげで日本語では主語、述語、目的語などを分類することができます。 ・サッカー(が)好き(です)私(は)。 このように語順が正しくなくても助詞があることによって意味の解釈はできます。 しかし英語には助詞が存在しません。代わりに「語順」がその役割を担っているのです。名詞、動詞、これらがどの語順にくるかによって主語や目的語の概念を造り出します。これらが成立しないと言語の意味が生み出されないのです。ですから反対に日本人が抱く疑問と同様に日本語を学習している外国人は口をそろえて「日本語には助詞が無駄に多い」と文句を言います。「私は先生です」と「私が先生です」では共に主語を造り出す助詞が使われているけど何が違うの?という疑問が出てくるのです。しかし日本人は状況や場面によってこれらを巧みに使い分けますよね。これが日本語がもつ「曖昧さを無くす・より限定的にする」ための特徴なのです。(2)の疑問である決定詞の存在も英文の意味に曖昧さが出ないようにより限定的にするための特徴の一つです。 またこれらの疑問が生まれるもう一つの原因として言葉には「話し言葉」と「読み・書き言葉」がありますよね。英語にも同様にSpoken EnglishとWritten Englishがあります。 前回答者様がおっしゃるようにネイティブも多かれ少なかれbe動詞を間違えて使うことは日常茶飯事です。そして意味もだいたい通じてしましまいます。ただこれは飽くまでSpoken Englishにおける場面です。 例えば "I is singer". という文も会話の中であればその文脈から意味が読み取れます。しかしこの英語だけを文字として読む際に「be動詞を間違えている?」もしくは「主語を間違えている?」と複数の疑問が生まれてしまいます。このように意味に曖昧さが生まれたところでWritten Englishとしては不成立となってしまうのです。そしてこれを意味あるものに解釈するために正しい主語、もしくはbe動詞を補う必要性が生じるのです。 さらに(3)の疑問も平行して考えると、例えばスペイン語などの欧州の言語では一人称、二人称、三人称、それぞれの単数・複数形で動詞は6つの変化をします。ではなぜそんなに変化させる必要があるのか? それは誰が行った行為なのかをある程度限定させるためです。動詞の派生を複数作ることで、仮に主語が抜けてしまっても動詞の形でおおよそ主語を限定することができます。英語にもかつては同じように動詞の変化が6種類あったとも言われています。長い歴史の中でだんだんと簡素化され現在では3人称単数だけがその名残として残っているのです。しかしその代わりに英語では一般的に「主語」の省略は出来ないという特徴が生まれました。be動詞の変化が複数あるのも同様の理由なのです。 一方、日本語ではとりわけ「話し言葉」の中で主語を省略することが出来ますよね。それは先ほどもでた"助詞"のおかげなのです。 例として: 「~に行ったんですよ」(主語が一人称) 「~に行ったんですよね」(主語が二人称) 「~に行ったんですって」(主語が三人称) このように助詞の変化によって主語が誰だかが大よそ判断することができます。日本語は文脈から意味の解釈ができる言語として非常に優れています。その筆頭となっているものが助詞の存在なのです。 このように言語の規則には理にかなった意義があるのです。「それは英語のルールだから覚えるしかない」と言ってしまえば簡単ですが、生徒さんの多くはその言葉によって学習モチベーションを失ってしまいます。前回答者様がおっしゃていたようにそれぞれの言語にはそれぞれの言語の特徴があり、その事実を知る事が大切です。 そしてそれらは我々が言葉を読み取る際や聞き取る際により正確に曖昧さが生まれないよう手助けしてくれているのです。そんな風にポジティブな捉え方が出来るよう指導していくと良いのではないでしょうか。

five_163
質問者

お礼

さんきゅー

noname#227653
noname#227653
回答No.3

No.2です。先ほどの投稿で「英語圏の英語教師」と書きましたが、「英語圏の日本語教師」の誤りです。訂正させて下さいね。

  • eternulo
  • ベストアンサー率59% (26/44)
回答No.1

生徒の言い訳 (1)be動詞なんてisだけでイーじゃん。なぜamとareがあるの? (2)なぜアメリカ人は冠詞を要求するの?aとかtheが抜けたとして、だから何? (3)3単現のsの効果は何だろう? (4) I never play baseball.は正しいのにneverをnotに変えると助動詞のdoが必要なのか? 生徒の言い分もなかなか道理があるものだと思います。たしかに英語をこれから作り直すことができるなら、このようなシンプルな形になるかもしれません。たとえばエスペラントは印欧語をベースにした人工言語で、このようなことを言う生徒なら気に入るかもしれないような仕組みになっています。 しかし、ここで抜けている視点は、英語でも日本語でも、言語というものは誰かが、こうすれば簡単じゃないかなどと言い出して、それでかえることができるものではないということです。かってに自分で改造してそれを使ったら、通じたとしても変な言葉に響くのです。 とはいえこの生徒のあげているものも、おそらく英語圏の部分社会において実在しています。 (1)amとyouを使わずにI is, you is などという英語があると聞いたことがありますが、それを話すのは教育を受けていないひとです。スラム街のぼろぼろの服を着た少年が話している英語、と言った印象かも知れません。 (2)a/theと言った冠詞が抜けてしまうのは、外国人に、おそらく印欧語人よりもアジア人にありがちなミスですから、英語が下手なアジア人の英語、と言った印象になるでしょう。 (3)これもアジア人に多そうなミスです。また、-sは客観的な響きを持たせる効果があります。またitなどの主語を省略することが多いので、その際に-sがついていないと大変なことになります。 (4)do notのdo を言わないのは、幼児英語であります。子供や動物に大人がかってに台詞をつけることがあります(日本人もやるあれです)が、そういうときにこういう英語を使います。ですから、そのまま幼児英語のように響くでしょう。 ここまでを理解させて、それでもあえて細かい点をきにしないというのであれば、それはそれで仕方がないと思います。実際の所、文法どころか最低限のコミュニケーションがままならない日本人が多いのですから、いくらおかしな英語だって使えないよりはましです。

five_163
質問者

お礼

さんきゅー

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