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強迫性障害やパニック障害とセロトニンの関係について
強迫性障害やパニック障害において、SSRI等の抗鬱薬を使用せずに同等の効果が得られる及び病気を完治させる手段はありますでしょうか。 ずばり副作用と離脱症状を回避したいが為の質問です。 そもそも上記の病気の場合にセロトニンの低下を改善することが大きな解決策になるとされる一般的にネットで散見される主張は確かなものなのでしょうか。確かなものであるとすれば、重度の症状を患っていた方が認知行動療法のみで完治したという話を稀に聞きますが、その場合セロトニンとの因果関係が理解できません。認知行動療法を日常で実践することにより、自然とセロトニンの作用を正常にすることを可能にしたのでしょうか。そのような方達は、抗鬱薬はあくまでその場しのぎであり根本的な治療にはならないので使うべきではないと主張されますが、これは医学的根拠のある正しい主張なのでしょうか。 同じ病気でも治療方法は人それぞれということは分かるのですが、その数ある治療方法の整合性に疑問を感じておりますので、ご教示頂ければ幸いです。
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- tumaritou1
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強迫性障害やパニック障害も、共に『身体も脳の機能も』健常者と同じである事が条件になっています。言い換えるなら、セロトニンなどのホルモン分泌に関しては健常者と同じく機能しているという意味になります。 従って『強迫性障害やパニック障害』等の発症に関わるメカニズムを詳しく学んで、正しく対処出来るなら『薬なし』で完治する事も可能と思いますので、そのメカニズムを詳しく書いて置きます。 『強迫性障害やパニック障害』は、健常者と同じ身体と脳の機能を持っていることが特徴、と言う意味を書いてみます。 是は人間の生体反応に対する『個人の反応の仕方』に原因があります。ですが前提は同じ反応をする人間の反応、を前提としています。 同じ構造をしている脳が『違う反応を引き起こしている事が原因』という意味を書いてみます。 人間が外界からの刺激に対してどういう反応をしているのかは、脳の基本構造からするなら違いはありません、その構造です。ウイキペデアからです。 『”ロジャースペリー 分離脳』 ノーベル賞受賞者 受賞年:1981年 受賞部門:ノーベル生理学・医学賞 受賞理由:大脳半球の機能分化に関する研究 ノーベル賞の受賞理由となった業績として分離脳研究がある。てんかん治療の目的で半球間の信号伝達を行っている脳梁を切断した患者に、片方の脳半球に依存することが知られている作業を行ってもらい、二つの脳半球が 『それぞれ独立した意識』 を持っていることを実証した。”』 この場合での右脳の役割と左脳の役割を脳卒中の為に『体験的に体感した脳科学者の動画を載せて置きます。 URL:http://www.youtube.com/watch?v=ldSoKfFYKqM もし出ないようでしたら、ジルボルト、テーラ脳卒中と検索して下さい。 右脳からの情報に『自我意識が反応しています。』この情報を受入れた場合では、自我意識は『強迫性障害やパニック障害』になる事は在りません。是が健常者という人達の反応の仕方です。 それに対して、同じ情報でも『受け取りを拒否する場合』が在ります、或いは否定するという言い方でも可能ですが、この場合に『強迫性障害やパニック障害』を引き起こしています。 同じ情報に対して『大げさに構えてしまって、予期不安という心で対応しようとする事から』『心が』強く防衛機制を働かせ過ぎてしまって、過剰防衛という状態を作ってしまうからです。 心理学的な言い方をするなら、現実には無い不安を『予期不安』が働き始める事によって『頭の中に不安や恐怖』を自分で作り出して、自分で作った不安や恐怖を、今度は全身で感じている状態を作り出している。という意味になります。 『本人の感じ方や、反応の仕方が』ホルモンなどの分泌に大いに関わっている事が、セロトニンの低下を招いている事をを意味します。 他の例から説明します。 いわゆるノイローゼの状態での心理的な負担で説明します。ノイローゼの状態も、本人の身体や脳の機能に付いては『健常者』と変わらない事が条件になっています。 身体の機能も脳の機能も『同じでありながら』片や健常者としての毎日を過ごすことが出来て、片や頭の中の不安や恐怖に、震えながらすごす事しか出来なくなる場合の違いです。 この違いに気が付く時、神経質な性格や不安になり易い性格の人がその人の性格はそのままでありながら、豪放磊落な人、或いは福相な人に変身する事が出来るようになります。 その秘密は『考え方の変更や感じ方の変更』を遂げるからです。 貧相という言葉がありますが、この意味は『感じた事をそのままに直ぐに顔に出す』という意味が在ります。福相という言葉がありますが、この意味は『嫌な事も嫌な顔をしないで、何時もにこやかに出来る人』と言うほどの意味が在ります。 貧相と言う言葉の意味は『嫌な事に嫌と言う反応をしながら、良い事がある場合では当たり前の顔をしている。』と言うほどの意味が在ります。人生の半分しか肯定していないと言うほどの意味が在ります。 福相と言う場合では、良い事を特別喜ぶ事無く、嫌な事でさえも特別嫌う事もなく感じている、と言うほどの意味と思います。 従って本人の感じ方や反応の仕方の変更によって、『強迫性障害やパニック障害』を治す力がある事を意味します。 精神薬の効力は『心に感じた事柄を感じ難くする効果』がその薬効です。沸き上がる心の変化を最小にする効果という意味です。沸き上がる感情や考えを最小限にする効能と言う意味です。 人間が生きている実感を感じる場合では、感情も考えも最大限に感じている場合を指しています。 ノイローゼの苦しみは『現実の世界』と『頭の中の世界』が食い違ってしまう苦しみです。現実の世界には不安の要素が具体的には存在していなくとも、頭の中で予期不安として不安を作り出してしまって、その不安が消えなくなってしまう事です。この世界を妄想と表現します。 この妄想という状態と、現実に根ざした生活の違いを『しっかりと認識出来た時』妄想の世界から現実の世界に、移り住む事が出来ます。是が、『強迫性障害やパニック障害において』の完治と言う事になります。 認知行動療法に於いてはこの違いを認識させる事がその治療の手段です。森田療法に於いてもその認識を修正してもらう事が、最終的な目標です。 人間はえてして目の前の世界を『頭の中の世界として、予期不安の対象として、ありもしない世界として認識する場合が在ります。』この場合に、現実の世界と頭の中の世界を混同してしまって、ごちゃ混ぜにしてしまう場合があります。この二つの世界の中で、人間の悩みが深くなる場合があります。この場合を一般的な言い方にするなら『ノイローゼの世界観』と言います。 是とは逆に、現実は現実として、頭の中の世界は頭の中の世界として、しっかりと把握する事が出来る世界観を持つ事も出来ます。この場合では『しっかりと現実の世界に対応出来る事から』目の前の世界を確かのしっかりと前に転がしてゆく事になります。 人間はこういった二つの世界『虚の世界』と『真実の世界』を行ったり来たりしながら生きています。この二つの世界には『境目が在りません』この違いをしっかり認識出来た時、二つの世界はそっくりそのままでありながら、一つの真実の世界として統合されて行きます。この世界がジルボルト、テーラー女史が言う涅槃の世界です。 精神医学の世界と宗教の世界を特別違う世界と、今の科学は認識しているようですが、事実は重なり合っています。心を病んでいる人達は『救いを求めています。』それが『身体の健康と言う意味か?』『心の健康という意味か?』或いは、『行動を通じての自由の獲得と言う意味なのか?』は別としても、魂の自由、或いは魂としての救いと言う意味からも、この限られた限定された世界からの開放を願っています。この願いが叶わないジレンマが、『強迫性障害やパニック障害』になって現われています。 一人の人間の『全人格的』な症状として捉えるなら、心の矛盾に悩む事が『強迫性障害やパニック障害』を引き起こしていると言う意味になります。 真実を見ている者としての『右脳からの情報』を、自我としての心『左脳の意識』が、その情報を打ち消す事が『強迫性障害やパニック障害』の元になっていると言う意味です。 強迫性障害とは『自分自身に沸き上がる、一念を、二念が打ち消す事』がその症状の全てです。 パニック障害とは、『右脳からの現実の目の前の情報』を着信拒否をする事に相当します。 従って処方される『薬』の役割とは、今の情報の受け渡しを阻害する事が『薬効』になっています。 『強迫性障害やパニック障害』が完治するという本当の意味は、心の矛盾が解消される事が前提になっています。 つまり頭の中の予期不安を『意識する力によって』生み出していましたが、完治した時には『意識する力によっても、症状にしないでいられる事』を意味します。 意識すると言う『意識性の問題をクリアーした事を意味します。』 この場合では『現実の目の前の真実の世界』がそっくり『頭の中の世界と一致した事を意味します。』 現実的な対応としては『自分が間違ったら、自分が叱られる事』を受け入れる事が出来ます。 今までは『自分が間違っても、自分は叱られない事』を強く願っていました、その強さの大きさが予期不安の大きさになっていました。この考え方や感じ方に変更点が在ります。 自分が間違えないように『最大限の注意をするようになっています。』この結果『自分が間違えた時には、自分が叱られる事』が当たり前になっています。 たった是だけの変化によって、『強迫性障害やパニック障害』は完治します。 その変化の過程は先の動画によって汲み取っていただけたら、本望です。 結論は、セロトニンの分泌の量ではなくて、それ以前の『自分自身の世の中の見方』つまり、意識する自分の世の中の見方、や考え方、つまり『認識の間違い』によって、『意識する自分が』予期不安を作り出してセロトニンの量を決定していた事です。 言い換えるなら『人間の意識性の問題』に苦しんでいた事を意味します。人間の意識性の問題をクリアー出来た時『自動的に解消する問題』と言う意味です。
- rainbow75
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どの様な薬でも副作用は有り得ますし、完治させる事は出来ないでしょう。 セロトニンの低下の事ですが、もしまして薬を飲んでいるから低下してしまったのかも知れません。 ですから、その事についての検証がどの程度なされているのか疑問が有ります。 特にパニック障害は脳の病気や脳障害では有りませんので、薬を飲む必要は無いと考えています。 要するに、パニック障害に限れば適切な指導をすれば一度指導をしただけで自分で完治させる事は不可能ではないでしょう。 うつ病についても、薬を飲み続ける事でかえって脳にダメージを与えられて治り難く或いは悪化させられて居る可能性は否定出来ないでしょう。
お礼
ご回答ありがとうございました。
補足
素晴らしいご回答ありがとうございました。 科学的かつ自らに思い当たることの多い内容でした。 ご回答頂いてから、私なりに解釈をして日々を過ごしてみましたが、僅かながら心に余裕が出てきたように思えます。 しかし症状が発現した場合は理屈抜きに苦痛であり、恐怖であり、それまでに僅かながら築いたように思える余裕や自信が一発で瓦解していきます。 私は30代の男で、目下休職半年目程度ですが、一進一退の現在の状況に疲弊しているような状況です。 重ね重ねの質問で恐縮ですが、お教え頂いたご回答に基づいた何か良い心構えというか、心掛ける、若しくは行ったほうが良いことがあれば具体的にお教え頂けませんでしょうか。 宜しくお願い致します。