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水の勢い
添付の絵のように、2種類の3又ホース(同口径)があり、それぞれ左から蛇口をひねって水を流した時の「水の勢い」は、 (A)の場合 (1) = (2) = (3) で、同じだと思いますが、(B)はどうなるでしょうか。 (B)も (1) = (2) = (3) ですか。それとも (1) > (2) = (3) ですか。それとも (1) > (2) > (3) ですか。 また、同じような問いになりますが、一定の圧力で左から120リットルの水を流した時、 (A)の吐水量は (1)40リットル (2)40リットル (3)40リットル で、同じだと思いますが、(B)はどうなるでしょうか。 (B)も (1)40リットル (2)40リットル (3)40リットル ですか。それとも (1)60リットル (2)30リットル (3)30リットル ですか。それとも?
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- Tann3
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No.2です。 失礼、最初の部分で5行目の式の中で、管の番号を間違えました。 「 >(A)の場合 (1) = (2) = (3) で、同じだと思いますが、 そこから間違っています。 大部分が(2)に、一部が(1)(3)に流れます。なぜなら、(2)はまっすぐで管路抵抗が小さく、(1)(3)は直角の曲り部が各々2か所あるので、管路抵抗が大きい(流れにくい)からです。 (A)は、ほぼ(2)>(1)=(3)と思います。 」 が正しいです。
- Tann3
- ベストアンサー率51% (708/1381)
>(A)の場合 (1) = (2) = (3) で、同じだと思いますが、 そこから間違っています。 大部分が(2)に、一部が(1)(3)に流れます。なぜなら、(2)はまっすぐで管路抵抗が小さく、(1)(3)は直角の曲り部が各々2か所あるので、管路抵抗が大きい(流れにくい)からです。 (A)は、ほぼ(1)>(2)=(3)と思います。 (B)は、定性的にいえば、(1)>>(3)>=(2)と思います。 (「>>」は「かなり大きい」、「>=」は「少し大きいか、ほぼ等しい」を示す) (1)が他の2つに比べてかなり大きいのは上に書いた理由と同じです。(2)と(3)はほぼ等しいですが、(2)よりも(3)が少し大きいのは、(2)の曲りは最初の分岐方向(図でいえば下向き)に対して「逆方向」(図でいえば上向き)に流そうとするのに対して、(3)の曲りは最初の分岐方向(図でいえば下向き)と同じ方向(図でいえば下向き)だからです。ただし、図からすると、2番目の分岐から次の曲がりまでの長さが、(2)の方が長いので、ひょっとすると (1)>>(2)>=(3) かもしれません。これは、実際の配管の配置でいろいろ変わり得ます。 なぜなら、流体の慣性から、大きく方向を変える方が流れにくく、直管部分が長いほどはがれやすくなるからです。 後半の、流量が各々どうなるか、どう分割されるかという定量的な評価は、かなり難しいです。ここに書かれた条件だけでは、全く計算できません。 流体の種類(ここでは水でしょうか)、流体の流速、粘性(粘りっこいほど曲げたり2つに分けるのが難しい)、管の内径(狭いよりも広い方が流れやすい、曲り部では実効的な内径が小さくなる)や管内面の粗さ(ザラザラの度合い)、途中での渦の発生(流体の運動エネルギーが配管の振動などに変わる)などに影響されるからです。 ですから、同じ管の経路であっても、流れるものが「空気」か「水」か「油」か「汚泥」かによって変わります。 「流体」の問題って、かなり難しいものなのですよ。詳しくは「流体力学」が必要ですが、私も詳しくありませんので、ここまで。
- okormazd
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「水の勢い」というのが何を指すのか不明確ですが、流量ということなら以下のようになります。 分岐部の形状や流路の状態によって変わります。 (A)の場合、分岐部の形状やホースの長さを工夫しないと均等には流れません。特に分岐部の形状は重要です。単純にに分岐するだけではなく、流体が一時貯まるような形状にしないと均等にはいきません。 単純に分岐が質問の(A)のようなら、 (2)>(1)=(3)になります。 理由 図の通りとすれば 1. 明らかに(1)と(3)の長さが(2)より長い。 2. (2)はストレートだが、(1)と(3)は流れに直角に分岐している。 3. (2)はストレートだが、(1)、(3)は流路に曲りがある。 上記いずれも流体のエネルギー損失の原因になるので、損失の大きい方の流量は小さくなる。 (B)の場合 分岐部の形状や流路の状態によって変わりますが、(1)>(2)=(3)になるでしょう。 「一定の圧力で左から120リットルの水を流した時」というのが不明確です。一定の圧力というのが(A)、(B)それぞれで一定というのか、(A)と(B)を同じ圧力でというのかどちらでしょう。もし、後者とすれば、(Aと(B)では形状の違いにより、圧力損失が異なるので、同じ流量にはできません。流量が変わってもいいから同じ圧力にするか、同じ流量にして圧力は変わってもいいとするかどちらかです。 左から120リットル流せば、 (A) (1)40リットル よりいくらか少ない、(2)40リットル よりいくらか多い、(3)40リットル よりいくらか少ない 理由は上記の通り。 (B) (1)40リットルよりいくらか多い、 (2)40リットルよりいくらか少ない、 (3)40リットルより いくらか少ない 理由 (2)(3)合計への分岐は、全体としての管径が(1)への分岐の管径より大きく計算され、(2)(3)合計の圧力損失は(1)の圧力損失より小さいので、(1)の流量より(2)(3)合計への流量が大きくなる。
- ultraCS
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分岐では分岐した各分岐先に等量流れます。 後者です。 もし最初の方だとすると、単分岐側は分岐後40l、その後2分岐する側のホースには80l流れることになります。もし、後の方の分岐の手前でホースをちょん切ったら単純な分岐なのに40:80になったことになり、不合理です。 ですから、(1)=(2)+(3)で(2)=(3)ですね。 ただし、実際にこういう管路を作って、分岐1と分岐2が十分に近かった場合は話が別で、分岐2の影響が分岐1に現れ、不均等になります(形状の影響が出て、定量的な議論が難しくなります)。